2016年05月09日 10:18
最近は、新聞やテレビでも、歯周病が、糖尿病や高血圧の原因になっていることが紹介されておりますので、歯周病が、単に歯ぐきから血が出てきて、歯がグラグラしてくるといったお口の中「だけ」の病気でないことが、少しづつ知られてきています。
そこで今日は、東京クリニック腫瘍内科(免疫)照沼 裕先生 医療法人 究修会 山下 修 先生のお話を紹介します。
自己免疫力が体のどこかの病気に使われてしまっている状況で、自己免疫力強化のための治療を行っても、自己免疫力―消費免疫=0では、穴の空いた樽に水を入れているのと同じです。(一時的には良くても継続的効果は期待できません)
我々は樽の穴が歯周病であると確信しています。
この穴を埋めれば(歯周病の治療)、自己免疫力―消費免疫が「+」の状況を作り出す事ができるようになり、本来戦うべき病気と自己免疫力が戦う環境を作り出すことが可能になるのです。
いつ?どのような病?と自分が闘う事になるのか判りません。常に自己免疫力を高い状態で維持できれば、気づかぬ内に病から身を守ってくれるでしょう。
病と闘うのは自己の闘う余力で勝負が見えてきます。
先ずは、現在の自己の状態を把握し、もし、歯周病が原因で自己免疫力が消費されているのであれば、歯周病の集中治療を行う事により、自己免疫力を回復できる可能性があります。
2016年04月07日 13:37
当院も、地域の皆様に知られるようになってきたようで、最近、お子さんの歯並び相談が増えてきました。
歯並び相談を「矯正歯科」以外でされて、「様子を見ましょう」を言われている方の中には、「手遅れ一歩手前」の方がおれらます。
成長期のお子さんで、「おかしいいな」「このまま並ぶかな」を思われる場合は、ぜひ「矯正歯科」の表示(標榜)がある歯医者さんで、診察を受けられてください。重要なのは、大人の矯正も行う歯科医師の診察を受けることです。
お子さんの年齢や発育の様子によって、適切な治療方法があります。時期を逃してしまいますと、抜歯や手術が避けられなくこともあります。
永久歯の生え変わりまで待っていてはいけません。
少なくとも、私は自分の娘の、歯並びに対して待ったりはしません。4歳半で乳歯が抜けた時から、将来きれいな歯並びになるよう、全力で頑張っています。
また、娘は私に似て低い鼻ですが、成長期の今なら、よりよい手助けができます。きっと将来は、私より高い鼻になってくれるでしょう。
娘には、美しく健康的な顔立ちになって欲しいと思うからです。
特に受け口は、わかった時=治療開始時期です。子供の歯(乳歯)での反対のかみ合わせでも、何らかの治療はするべきです。
中には、生え変わりの時に治ってしまうお子さんもおられるかもしれませんが、様子見で治る確率は10%です。
完全に放置して手術が必要な矯正治療になった場合、「保険適応」となりますので、「費用」だけをみれば、安くはなりますが。。。。
成長期のお子さんの様子を見られる場合は、
「このような状態になるまで様子をみます」
「もし、こうなったたら、このような治療をします」
といった、具体的な道筋がないままの「様子見」は大変危険です。
ゆっくりと悪くなってゆく様を、ただ見ているだけになりかねません。
成長期に適切に治療してあげることで、
鼻呼吸がキチンとできる
(いびきをかかない、鼻炎になりにくい、鼻がつまりにくい、お口をぽかんと開けない、正しい姿勢ができる、猫背にならない)
ことができるようになり、健康的な顔立ちになることができます。
単に歯並びだけでなく、手術をすることなく、骨格まで改善できるのは、成長期だけです。
2016年03月11日 13:50
という有名なCMがありましたね。
歯ぐきから血がでてしまうのは、歯周病(歯槽膿漏)の症状のひとつです。
歯周病は歯の周りの汚れの中に含まれる細菌の毒素によって、歯ぐきが腫れ血がでたり、さらに歯を支える骨が溶けて歯がグラグラしたり抜けたりする病気です。
これまで歯周病は糖尿病の合併症のひとつとして語られることがありました。しかし、いまこの2つの病気はお互いにより密接な関係にあることが、近年の研究で明らかになってきています。
イギリスのエジンバラ大学、ペニンシュラ医科歯科大学、UCLイーストマン歯科研究所の研究者によるもので、歯周病の原因である細菌の出す毒素によって炎症が引き起こされ、この炎症がインスリンの働きを低下させ、血糖コントロールを難しくさせていたことがわかったのです。
一方、糖尿病は、細菌に対する体の抵抗力を弱くしてしまいます。つまり歯周病は糖尿病を悪くする原因になって、糖尿病は歯周病を悪くする原因になっているわけです。
一見関係がないように思える、歯周病と糖尿病ですが、約60兆の細胞でできていると言われている私達の体は、いろいろな所が影響しあっているようです。
糖尿病の恐ろしさは、合併症にあるともいわれてます。主なものに、腎症、網膜症、神経症があります。
ちなみに歯周病の早期発見するのに、りんごをかじるのもよいですが、(りんごをかじって歯ぐきから血が出る状態は、結構重症です・・)
□口臭がきになる
□硬いものがかみにくい
□歯を磨くときに血がにじむ
□以前よりも歯が伸びたような気がする
といった症状がある方は要注意です。早めに歯医者さんでみてもらいましょう。
2016年02月13日 11:19
虫歯ではないのに、冷たいものがしみる、歯みがき後の水や冷蔵庫から出した牛乳でキーンと歯がしみる、自転車で走ると歯がしみるといった症状を感じたことはあませんか。それは『知覚過敏』かもしれません。
原因は、歯周病で歯ぐきがさがり、歯の根が露出したり、硬い歯ブラシで力まかせに磨いていると歯の表面の層が削られて、普段は隠れている神経に近い層が表に出てきたためです。神経に近い層には神経の枝が通っているためこの部分が痛みを感じます。くいしばりや歯ぎしりや噛み合わせが原因でもこの神経に近い層は露出することがあります。
治療法は、噛み合わせのチェックの後に、露出した神経に近い層に薬剤を歯科医院で塗布してもらいます。適切な歯ブラシによる正しい磨き方をマスターしてから、知覚過敏用の歯みがき剤で磨きます。(当院でも販売しています)症状によっては、先にプラスチックの詰め物をしたり神経をとる場合もあります。
放って置くと症状がひどくなる場合がありますので、お気軽に声をかけてください。
2016年02月01日 18:58
大阪大学予防歯科学教授 天野敦雄先生の講演のよりますと、
歯みがきの時の出血で、高病原性の歯周病菌が血液中の鉄分をエサにして爆発的に増えて、血流にのって全身を巡るそうです。
歯みがきの時の出血は、よくあるように思えることですが、歯周病をさらに悪くして、その上、恐ろしい病気の入り口になっていたのですね。歯ブラシの時に血が出てしまう方は、是非歯医者さんで、診てもらっておいた方がよさそうですね。
同じ講演で、お酒と歯周病の関係もありまして、お酒に強く、お酒を飲んでも赤くならない方は、そうでない方より、歯周病リスクが低いそうです。院長の私は、お酒に弱いので、歯周病には気をつけないといけませんね。
ちなみにまったく飲めない人は、リスクに換算しないそうです。
2015年12月17日 12:32
先日、山陽小野田市の依頼で、1.5歳検診をしてまいりました。
1.5歳検診のお子さんは、乳歯の前歯が生えかけからだいだいそろった頃です。
若干歯並びがきつめなお子さんが多いですね。
あるお母さんとお話としていますと、4歳くらいのお兄さんがいらっしゃるそうで、小さい頃に口蓋裂の手術を受けられたそうです。
最近、上のアゴが小さくて受け口気味になってきているので心配されてるとのことでした。
よく、お子さん事を観察されています。
口蓋裂の手術の後は、上のアゴは成長しづらいので、下のアゴを比べて小さくなりがちです。
しかも、上のアゴの成長は、8歳から9歳頃にピークを迎えます。その後は、下のアゴが成長してゆきますので、
4歳で受け口気味なら、今すぐ矯正歯科で相談してもらいたい状態です。様子を見ていても治る見込みは、非常に低いです。
しかも、口蓋裂など厚労省が指定している、先天異常(生まれながらの異常)や顎変形症の場合、健康保険の適用があります。
さらに、患者さんご本人又は「世帯」の所得(収入)に応じて、患者さんの月額あたりの自己負担額の上限が設定される制度もあります。
ただし、保険で矯正ができるのは、限られた医療機関です。近隣では「みやわき矯正歯科クリニック」(宇部市)です。
5歳になったら、かかりつけの歯医者さんで歯並び相談を受けていただきたいと思います。
何もしなくても、よいお子さんは、ほとんどおられません。「様子をみる」のは、手遅れになる第一歩です。
健康保険で矯正治療が受けることができる症状
(1)厚生労働大臣が定める先天異常の疾患
1 唇顎口蓋裂 [しんがくこうがいれつ]
2 ゴールデンハー(Goldenhar)症候群(鰓弓異常症を含む.)
3 鎖骨・頭蓋骨異形成
4 クルーゾン(Crouzon)症候群
5 トリチャーコリンズ(Treacher-Collins)症候群
6 ピエールロバン(Pierre Robin)症候群
7 ダウン(Down)症候群
8 ラッセルシルバー(Russell-Silver)症候群
9 ターナー(Turner)症候群
10 ベックウィズ・ヴィードマン(Beckwith-Wiedemann)症候群
11 尖頭合指症
12 ロンベルグ(Romberg)症候群
13 先天性ミオパチー
14 顔面半側肥大症
15 エリス・ヴァン・クレベルド(Ellis-van Creveld)症候群
16 軟骨形成不全症
17 外胚葉異形成症
18 神経線維腫症
19 基底細胞母斑症候群
20 ヌーナン(Noonan)症候群
21 マルファン(Marfan)症候群
22 プラダーウィリー(Prader-Willi)症候群
23 顔面裂
(2)顎変形症
顎の骨を切る手術を行うことが前提となります。
2015年11月09日 13:10
2015 年 10 月 26 日、WHO(世界保健機構)が「加工肉 (ウインナー、ハム、ベーコン等)を毎日 50g ずつ食べると、 結腸がん発症リスクが 18%高くなる」とと発表しました。
さらに、赤身肉(牛肉、豚肉、ラム肉)の摂取もがん 発症リスク(主に結腸、すい臓、前立腺がん)を「おそ らく高める」としました。 また、発がん性リスク因子を危険度に応じてグルー プ化したリストを発表していますが、加工肉の発がん 危険性は、喫煙等と同じく最も影響度が高いとされる 「人体へ発がん性がある:グループ 1」と分類しました。赤身肉は、「おそらく 発がん性 あり:グループ2A」とされました。
加 工 肉 は な ぜ 良 く な い の か ?
加工肉を製造する工程で必要な「塩漬け」 や「薫製」によってニトロソ化合物(NOC) や 多 環 芳 香 族 炭 化 水 素 (PAH) などの発がん 性 物質が発生すると言われています。 また、加工肉は調理することにより栄養素の吸収性など が高まる 利 点 が あ る 一 方 、 ヘ テ ロ サ イ ク リ ッ ク アロマティックアミン(HAA)や PAH などの発がん性物質も生成される と WHO がまとめています。
加工肉 50g の 目 安 は ?
「加工肉を毎日 50g摂取すると発がんリスク上昇」と ありますが、実際に 50g とは、ウインナー約 3 本、ハム は約 4 枚、ベーコン約 2.5 枚 フランクフルト 約 1 本となります。
お 肉 も 大 事 な 栄 養 源
加工肉の摂取はできるだけ避け、赤身肉は 1 週間に 500g 程度の摂取に抑えたほうが良いとの考えもあるようです が、一方で、WHO は肉類には重要な栄養素であるたんぱく 質やビタミン B 群、鉄、亜鉛なども含まれるため、適度 に摂取することは必要だとしています。 今回の検証に使用した 800 以上の研究論文には、 ヨーロッパや日本、アメリカのコホート研究も含ま れるため、人種や食生活の違いなども考慮された上 での結論であると言えます。加工肉の質や工程にも 善し悪しがあると考えられますが、良質なたんぱく 源として、鶏肉や卵、魚、豆類なども積極的に取り 入れることをおすすめします。
2015年09月19日 18:53
歯周病は糖尿病の合併症としてよく知られています。また、歯周病と糖尿病は、お互いに症状を悪くする原因同士ですので、歯周病で糖尿病の方は、両方に対する治療が必要です。
その上、最近の研究では、骨粗しょう症も糖尿病の新たな合併症として注目されて います。また、歯周病菌が出す「毒」が骨粗しょう症を悪化させることもわかってきたそうです。
歯周病、糖尿病、骨粗しょう症が同時にあると、症状がどんどん悪くなりやすくなってしまうということになりますね。
内科の症状が悪くなりますと、薬が増えてしまいがちです。薬が増えますと、口内炎ができたり、お口が乾いたり(ドライマウス)しやすくなり、お口の環境が悪くなりやすくなります。すると歯周病も進みやすくなり、体は悪い方向に進んでしまいます。
できるだけ、お薬を飲まなくてよい健康な体をつくるためにも、お口の環境整備は大事です。
2015年09月04日 10:43
歯科治療・水に細菌…機器に滞留し増殖 対策不十分 : 最新医療 ~夕刊からだ面より : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)
歯科治療では通常の水道水が使われているが、治療装置の維持管理などが適切に行われないと、多くの細菌に汚染された水で治療が行われる心配がある。
読売新聞に、歯の治療の時の水の汚染についての記事が掲載されました。
治療で使用する器具は消毒・滅菌をするだけでなく、治療で使用する「水」にも気をつけるべきではないでしょうか。
私としては、どんなに器具を消毒・滅菌したとしても、使う水が汚ければ、何の意味もないと考えています。
今回の記事では、水道水に元々含まれている細菌が増えてしまうのが問題とされていますが、治療の時に器具の先からお口の中の細菌が逆流して診療用のイスに住み着いているという報告にあります。(治療用のイスの水は常に流れているわけではない上に、非常に緩やかなので、残留塩素はほとんど無い真水に近く、細菌が住みつき易くなっています。)
当院では、中性電解水を使っています。水道水より、清潔で、除菌力がある水です。
2015年08月14日 19:27
歯周病はいろいろな全身の病気、特にメタボリックシンドローム関連のリスク要因であると言われてきましたが、歯周病との直接的な関連性についてははっきりとわかってはいませんでした。
しかし、第 19 回腸内細菌学会によりますと、歯周病の細菌を毎日大量に飲み込むことで腸内細菌のバランスが崩れ、 腸内での有害細菌の比率が高まり、エンドトキシンと言われる毒素の増えて、 それが、体に入ってゆくことで全身に炎症が生じ、 様々な病気に結びついていることがわかってきたそうです。
歯周病は、 ブラッシングによりプラークコントロールを行うとともに、適切な歯科治療を行うことが重要ですが、ビフィズス菌やロイテリ菌などの有用菌を積極的に摂取し、 腸内環境を日々整えることでより治療効果が高まるのではないかと考えられます。
お口とおなか、どちらも大切ということですね。体は、一つ。みんなつながっているのですね。
〒756-0814
山口県山陽小野田市千代町1丁目8-26
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医療法人 敬清会 公園通り歯科
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