2016年03月11日 13:50
という有名なCMがありましたね。
歯ぐきから血がでてしまうのは、歯周病(歯槽膿漏)の症状のひとつです。
歯周病は歯の周りの汚れの中に含まれる細菌の毒素によって、歯ぐきが腫れ血がでたり、さらに歯を支える骨が溶けて歯がグラグラしたり抜けたりする病気です。
これまで歯周病は糖尿病の合併症のひとつとして語られることがありました。しかし、いまこの2つの病気はお互いにより密接な関係にあることが、近年の研究で明らかになってきています。
イギリスのエジンバラ大学、ペニンシュラ医科歯科大学、UCLイーストマン歯科研究所の研究者によるもので、歯周病の原因である細菌の出す毒素によって炎症が引き起こされ、この炎症がインスリンの働きを低下させ、血糖コントロールを難しくさせていたことがわかったのです。
一方、糖尿病は、細菌に対する体の抵抗力を弱くしてしまいます。つまり歯周病は糖尿病を悪くする原因になって、糖尿病は歯周病を悪くする原因になっているわけです。
一見関係がないように思える、歯周病と糖尿病ですが、約60兆の細胞でできていると言われている私達の体は、いろいろな所が影響しあっているようです。
糖尿病の恐ろしさは、合併症にあるともいわれてます。主なものに、腎症、網膜症、神経症があります。
ちなみに歯周病の早期発見するのに、りんごをかじるのもよいですが、(りんごをかじって歯ぐきから血が出る状態は、結構重症です・・)
□口臭がきになる
□硬いものがかみにくい
□歯を磨くときに血がにじむ
□以前よりも歯が伸びたような気がする
といった症状がある方は要注意です。早めに歯医者さんでみてもらいましょう。
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