虫歯はうつるの?歯磨きって本当に必要?ー予防から治療まで【山陽小野田市の公園通り歯科】

2025年07月10日 10:00

こんにちは、公園通り歯科です!

虫歯は多くの人が経験する身近なトラブルですが、その影響は意外と軽視されがちです。初期の段階では痛みや違和感がなく、気付きにくいのが虫歯の怖いところです。

しかし、放置してしまうと悪化し、歯だけでなく全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。本日は、虫歯の仕組みや原因、予防法から治療の流れまでをわかりやすく解説し、虫歯トラブルを未然に防ぐためのヒントをご紹介します!大切な歯を守るために、正しい情報を手に入れて今すぐ行動を始めましょう。

 


Q,虫歯はうつる?

「子どもとの食器の共有は避けたほうが良い?虫歯ってうつるの?」というご質問が良くあります。

虫歯はインフルエンザのような感染症ではないため、他人にはうつりません。

確かにミュータンスレンサ菌(虫歯原因菌)などの細菌は親などの養育者から子供へ伝播することが報告されています。

しかし、虫歯は特定の細菌だけが引き起こすわけではなく、多くの口腔内の常在菌が関わります。頻繁な糖の摂取によって、細菌により構成されるプラーク(歯の表面にできる無色のネバネバした細菌の塊のこと)中の環境が変化し、細菌の生態が崩れることで起こる非感染性の疾患です。加えて子どもとの食器の共有と虫歯の関係について調査した研究結果より、有意な関連は認められませんでした。

虫歯予防の1つである歯磨きは、私たちの口腔内を清潔に保つため、そして健康を守るための基本的かつ非常に重要な習慣です。一見すると、ただ「歯をきれいにする」ための行為に思えるかもしれません。

しかし実際には口の中だけでなく、全身の健康にもつながる幅広い役割を果たしています。

それでは、なぜ歯磨きが必要なのか、詳しく説明していきます。

 


1.虫歯の予防

歯磨きの最も基本的な目的の一つが虫歯を予防することです。私たちが食事をすると、口の中に糖分やデンプンが残ります。この残った栄養分をエサにして、口内の細菌が活動を始めます。その結果として酸が作られ、歯の表面にある「エナメル質」を徐々に溶かしていきます。この状態が続くことで歯がどんどん弱くなり、深刻な虫歯につながります。

歯磨きはこの過程を防ぎます。歯ブラシを使って歯の表面や歯と歯の間にたまった食べ物の残りやプラーク(歯垢)を取り除くことで、細菌が繁殖しづらい環境を保つことができます。食後に歯と歯茎の間や歯の表面にあるもやもやと付着している薄い膜状の物質がプラークになります。なんとプラーク1㎎あたりに2~3億もの細菌が含まれているのです。いかに歯が汚れやすいか、歯磨きが大切か分かりますよね。

また、フッ素が含まれた歯磨き粉を使うことで、エナメル質を強化し、虫歯への耐性を向上させる効果も期待できます。

 


2.歯周病の予防

歯周病(歯肉炎や歯周炎)は、成人が歯を失う主な原因とされています。

歯周病は、歯と歯茎の間にプラークや歯石が溜まり、そこに細菌が繁殖して歯茎に炎症を引き起こすことで進行します。最初の段階では、歯茎が腫れたり出血したりする「歯肉炎」という状態になりますが、放置すると炎症は進み、歯を支える骨や組織まで破壊する「歯周炎」に発展します。これが進行することで歯が抜け落ちる可能性があります。

歯周病は、日本人が歯を失う原因の第1位になっています。(第2位の原因は虫歯)そして35歳以上で8割以上の人が罹患している無視できない国民病です。

また歯周病は歯の周りの病気といいながら全身に悪影響を及ぼす病なのです。歯周病は、アルツハイマー病や心臓疾患、骨粗鬆症、糖尿病や早産・低体重児出産など様々な影響を与える報告があります。

歯周病は歯磨きでプラークを効率よく除去することで、発症を抑えることができます。また、歯磨きだけでは取りきれない歯石は歯医者で定期的にクリーニングしてもらうことも大切です。

毎日の歯磨きが未来の健康への投資になっているのです!

 


3.口臭の予防

口臭はプラーク、食べ物の残り、そして細菌が原因で発生します。口の中に糖やタンパク質が溜まると、それを分解する過程で臭いを放つガスが作られます。特に舌の表面には多くの細菌が存在し、舌苔(ぜったい)と呼ばれるコーティングが形成されます。これが口臭の主な原因の一つです。

歯磨きで細菌のエサとなる物質を取り除き、さらに舌ブラシなどを使って舌をケアすることで、口臭を防ぐことができます。歯磨きは、単に「清潔感」を保つだけでなく、人とのコミュニケーションを円滑にするためにも重要な役割を果たしています。

 


4.全身の健康に与える影響

先程もお伝えしましたが、口腔内の健康状態は全身の健康に大きな影響を及ぼすことが知られています。

例えば、歯周病のある人は、そうでない人に比べて心臓病、糖尿病、認知症といった病気のリスクが高くなることがわかっています。なぜなら、歯周病菌が血流に乗って全身に広がり、炎症を引き起こすからです。

糖尿病患者の場合、血糖値が高いと歯周病が悪化し、歯周病がひどくなるとさらなる血糖値のコントロールが難しくなる、といった悪循環が発生します。このように、歯磨きを含む口腔ケアは病気予防の観点からも重要です。

 


5.お子様から高齢者まで、それぞれの歯磨きの重要性

子供の場合

乳歯は永久歯と比べてエナメル質が薄く、虫歯になりやすい傾向があります。また、子供の頃から適切な歯磨き習慣を身につけることで、大人になってからも健康な歯を保つ基盤を築くことができます。

子どもの時にどれだけ歯磨き上達できるかで、将来の病気に罹患するリスクも減少することができます。大人になってからも元気に過ごしてもらうためには、子どもの時期の歯磨き重要になってくるのです。

 

高齢者の場合

高齢者になると、唾液の分泌量が減少し、口が乾きやすくなります。これを「口腔乾燥症(ドライマウス)」と呼びます。唾液は口内の細菌を洗い流したり、酸を中和したりする役割があるため、分泌量が減ると口腔環境が悪化します。高齢者にとっても歯磨きによるケアは、虫歯や歯周病だけでなく、噛む力と栄養状態を維持するために欠かせません。この時期に適切な歯科での介入があるか無いかで口腔機能の維持が左右されます。

 


6.正しい歯磨きの方法

歯磨きは「ただ磨けば良い」というものではありません。間違った磨き方をすると、歯や歯茎を傷つけたり、汚れが十分に取れなかったりすることがあります。以下は効果的な歯磨きのポイントです

 

  • 歯ブラシを歯と歯茎の境目に当て、45度の角度で軽く小刻みに動かす。
  • 強く磨きすぎない。優しく力をかけることが重要。
  • 一回の歯磨きに最低でも2分程度かけて、全ての歯を漏れなく磨く。
  • 奥歯や歯の裏側、さらに舌の表面も忘れずに磨く。
  • 歯ブラシは1か月に一度を目安に交換する。

 

さらに、デンタルフロスや歯間ブラシを併用すると、歯ブラシでは届かない歯と歯の間の汚れもきれいに取り除けます。

正しい順番:フロス・歯間ブラシ→歯ブラシ

 


7.定期検診の重要性

歯磨きだけで口腔の健康を完全に保つことは難しいため、歯科医院での定期検診も欠かせません。専門医によるクリーニングとチェックを受けることで、虫歯や歯周病の早期発見・予防が可能になります。特に歯石の除去や、歯磨きでは取りきれない深部のケアはプロによる対応が必要です。

 


むし歯コントロールの方法

1.歯磨き 1日2回 最低2分間

2.フッ素入りの歯磨き粉 1450ppm 2㎝ ゆすぐ際は1度だけ軽く

3.飲食回数 1日4回まで

4.酸 お酒フルーツジュースは要注意

5.ドライマウス 食べたら歯磨き

➝メンテナンス 虫歯ゼロを目指しましょう


まとめ

歯磨きは健康を守るための日々の習慣です。虫歯や歯周病の予防、口臭対策といった口腔内の健康維持だけでなく、全身の健康にも深く関係しています。子供から高齢者まで、人生を通じて重要な役割を果たす歯磨きは、ただの作業ではなく、私たちの健康を左右する大切なステップなのです。正しい歯磨き方法を実践し、定期的に歯医者で検診を受けるなど、しっかりとしたケアを心がけましょう。

インプラント入れただけになっていない?【山陽小野田市の公園通り歯科】

2025年06月02日 11:00

こんにちは!公園通り歯科です。

梅雨の季節となり、しっとりとした日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

雨の日は気分が落ち込みがちですが、植物にとっては恵みの雨でもあります。私たちもこの機会に心と体をリフレッシュし、新しい季節に向けて元気を蓄えていきたいですね!

さて、6月は歯の健康を見直す絶好の機会です。ジメジメとした気候は口腔内の環境にも影響を及ぼすため、特に念入りなケアが必要です。

今回はインプラントについてのお話をさせていただきます。


インプラントとは

インプラントとは、失った歯を補うために顎骨に埋め込む人工の歯根のことを指します。

歯科用インプラントは、通常チタン製で、骨と結合する性質があります。その上に人工の歯冠を取り付けることで、自然な見た目と咀嚼機能も本来の歯に近い形での回復が可能となっております。取り外し可能な入れ歯やブリッジとは異なり、周囲の健康な歯を削る必要がありません。適切なケアを行うことで、非常に高い耐久性があり、長期間使用できます。インプラントは高額な治療となることがありますが、その分安定した機能と審美性を提供し、失った歯を復元する理想的な方法とされています。

皆様インプラントを入れたからもう大丈夫・・と言ってケアを怠ってはいませんか?インプラントは本来の歯とは異なるため、特別なケアが必要となってきます。高額な治療を行ったのに、ケアを怠ってしまうのはとてももったいないです!

そのような忘れちゃいがちなインプラントの正しいお手入れ方法などを本日はお伝えしていこうと思います。

 


インプラントの管理方法

インプラントを健康に維持するためには、以下のポイントに注意する必要があります

1.口腔衛生の維持

  • インプラント周囲の歯肉を健康に保つためには、毎日のブラッシングとデンタルフロスの使用が不可欠です。インプラントは天然の歯と同様にプラークやバクテリアが蓄積しやすいため、徹底した口腔ケアを行う必要があります。

 

2.定期的な歯科検診

  • 定期的な歯科検診を通して、歯科医師によるインプラントの状態のチェックを受けることが重要です。特に、インプラント周囲炎やインプラント感染の兆候を早期に発見するための専門的な管理が求められます。患者さんからは「インプラントがグラグラする」、「浮いた感じがする」などメンテナンス時にお声をいただくことで、早期に発見・対処することが多いです。症状が無くてもお気軽にご相談ください。

 

3.適切な清掃

  • 専用の歯ブラシやスケーラーを使用して、インプラント周囲(特にインプラントと歯茎の間)を適切に清掃することが推奨されます。インプラント周囲の清掃が行き届かないと、炎症や感染を引き起こす可能性があります。当院では、インプラントやBrの方におすすめのフロスや歯間ブラシをご用意しています。清掃の方法が分からなくなった場合はお声がけください。

 

4.禁煙

  • 喫煙は歯肉の血流に悪影響を及ぼし、インプラント周囲の組織の回復を遅らせたり、感染リスクを高めたりします。インプラントを維持するためには、禁煙が勧められます。

 

5.栄養管理

  • インプラントの成功には、骨と歯肉の健康を保つための栄養摂取が重要です。当院では、インプラントの方におすすめのサプリメントをご用意しております。患者さんが安心安全にインプラント治療を行うことが出来るようにサポートさせていただきます!

 


栄養に関する考え方

栄養はインプラントの健康を維持するために大きな役割を果たします。以下は栄養面からのインプラントケアのポイントです。

1.カルシウムとビタミンDの摂取

  • カルシウムは骨を強化し、ビタミンDはカルシウムの吸収を助けます。乳製品、魚類、豆腐などを食事に取り入れ、骨の健康を維持しましょう。

 

2.ビタミンCの摂取

  • ビタミンCは歯肉が健康を保つために必要です。野菜や果物を豊富に含む食事が推奨されます。

 

3.バランスの良い食事

  • 健康的でバランスの取れた食事は、全身の健康を維持するために不可欠です。栄養が偏らないようにさまざまな食品群を食事に組み込むと良いでしょう。

 

4.プロテインの摂取

  • タンパク質は細胞の修復に必要な栄養素であり、肉類、魚介類、大豆製品などのタンパク質源を含むことが大切です。

 

5.リスク食品の回避

  • 硬い食べ物や粘性の高い食べ物はインプラントに負担がかかる可能性があるため、特に手術直後は避けるべきです。軟らかく消化に良い食べ物を選びましょう。

 


 

インプラントの管理は、口腔衛生と適切な栄養摂取を組み合わせることで、より効果的になります。長期的なインプラントの成功には、歯科医師と管理栄養士との連携も重要で、定期的なフォローアップが欠かせません。これらを守ることで、インプラントを健康に維持し、生活の質を向上させることができるでしょう

 

虫歯の予防や歯周病の進行を防ぐためにも、歯磨きやフロッシングを怠らず、定期的な歯科検診を心掛けましょう。私たちの歯科医院では、皆さまのお口の健康をサポートする各種サービスを提供しております。何かお困りのことがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。今年の夏も笑顔で楽しむために、今からしっかり準備しておきましょう。

それでは、梅雨のジメジメを乗り越えて、みんなで素晴らしい夏を迎えられますように!今月もどうぞよろしくお願いいたします。

知らなかった口臭の原因とその解消法【山陽小野田市の公園通り歯科】

2025年05月01日 11:00

こんにちは、公園通り歯科です!

初夏の兆しが感じられるこの頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。5月の風が爽やかに頬を撫で、心弾む季節が訪れました。

初夏は気温が上がり汗をかくことが増えるため、体の水分が不足しやすくなります。これにより、唾液の分泌が減少し、口内が乾燥しやすくなることで、口臭の原因となる細菌が増殖しやすくなります。また、冷たい飲食物を摂る機会が増えると唾液の分泌が抑えられる場合もあります。

今回は、口臭の原因でもある口渇による歯への影響をお伝えしようと思います。

 


唾液の役割

まずは、唾液の役割についてご説明させていただきます。

唾液は口腔内で多くの重要な機能を担っています。第一に、唾液は食物の分解を助ける消化酵素を含んでおり、食べ物を飲み込みやすくします。また、唾液は歯や口腔粘膜を潤し、口腔内のpHを中性に保つことで、細菌の繁殖を抑えます。口腔内が酸性に傾くと、歯の表面(エナメル質)が溶けやすくなり、歯がもろくなります。さらに、酸性環境は歯ぐきにも影響を与え、炎症を起こしたり、歯周病が悪化したりします。口腔内がアルカリ性に傾くと、唾液がアルカリ性になることで、エナメル質の再石灰化を促進し、歯の強化に役立つ場合があります。しかし、歯石の付着の促進や口内の粘膜に違和感や刺激を与えることがあります。

したがって、唾液の分泌が低下すると、口腔内のpHが偏り、口腔環境が悪化しやすくなります。

唾液の管理は虫歯や歯周病などの病気の管理に繋がるのです!

 


口内の乾燥や口臭の原因

  • 気温の上昇による水分不足
    暑い季節になると汗をかきやすくなり、体内の水分が不足しがちになります。これが唾液の分泌量を減少させ、口内の乾燥や細菌の繁殖を引き起こします。

 

  • 唾液分泌の低下
    唾液には口内を清潔に保つ役割がありますが、乾燥によって唾液が不足すると、口臭の原因となる細菌が増えやすくなります。

 

  • 冷たい食べ物や飲み物の摂取
    初夏にはアイスや冷たい飲み物を摂る機会が増えますが、これが唾液の分泌を妨げることがあります。冷たいものを摂取すると唾液腺が活発に働く機会が減り、唾液分泌量が落ちることがあります。

 


口内乾燥や口臭を防ぐための対策

1. こまめな水分補給

  • 一日に1.5~2リットルの水分を目安に摂取しましょう。特に寝起きや食事後に水を飲むことで、口内を潤す効果があります。
  • 甘い飲み物ではなく、水やノンシュガーのお茶を選ぶと虫歯のリスクも減ります。
  • 冷たい飲み物ばかりではなく、常温や温かい飲み物を取り入れることで唾液腺の活動を正常化します。
  • こまめな水分補給は大切ですが、カフェインやアルコールの摂取は控えましょう。唾液の分泌量の低下や利尿作用があるため、体内の水分を減少させてより悪化した状態を招いてしまうかもしれません。

 

2. 噛む習慣をつける

  • ガムや硬い食べ物噛むことで唾液の分泌を促進できます。ガムの場合はシュガーレスタイプのガムがおすすめです。よく噛んで食べることで唾液の分泌が活発になり、口内の乾燥を防ぎます。

 

3. 口内ケア

  • デンタルフロスやマウスウォッシュを使用して、口内を清潔に保ちましょう。
  • 特に寝る前は、丁寧な歯磨きと合わせて舌の表面の汚れ(舌苔)を取り除くことで口臭を予防できます。
  • 当院で販売しているロイテリ菌のタブレットを取り入れる事で、口臭そのものの原因菌を抑制することができます。ロイテリ菌の口臭への効果は4.5倍です!

 

4. 加湿の工夫

  • エアコンの使用が増える時期なので、室内の湿度を保つことが乾燥予防に効果的です。加湿器を使うか、濡れタオルを部屋に干すと良いでしょう。

 

5. 規則正しい生活

  • ストレスや睡眠不足も唾液の分泌量に影響を及ぼします。規則正しい生活を心がけ、免疫力を高めることが重要です。

 


水分補給と歯の健康の関係

  • 唾液は歯を保護する役割があり、虫歯菌や歯周病菌の増殖を抑える効果があります。水分補給を適切に行うことで、口内の乾燥を防ぎ、唾液の働きをサポートできます。
  • 水分不足が続くと口内環境が乱れ、虫歯や歯周病のリスクが高まるため、特に注意が必要です。

 


口渇と歯周病の関係

①唾液の減少による口内環境悪化

  • 唾液は口内を潤し、細菌の増殖を抑える役割があります。また、唾液に含まれる酵素や抗菌成分が歯や歯茎を守る働きをします。
  • 口渇が進むと唾液が減少し、歯周病菌(プラーク)が増え、歯ぐきが炎症を起こしやすくなります。

 

②自浄作用の低下

  • 通常、唾液は食べかすや細菌を洗い流す「自浄作用」があります。口渇の状態ではこの機能が低下し、プラークが歯や歯周ポケットに溜まりやすくなり、歯周病のリスクが高まります。

 

③炎症の悪化

  • 乾燥した口内は炎症が起こりやすく、歯周組織(歯茎や歯周ポケット)が弱体化します。その結果、歯周病が進行しやすくなります。

 


 

初夏は暑さが増してくる一方で、体も口内も影響を受けやすい時期です。口内の乾燥や口臭を防ぐために日々のケアを心がけ、健康的な口内環境を維持しましょう!またご自身でケアが難しい所は、、定期的に歯科医を訪れることで、口渇感による悪影響を軽減し、健康的な口腔環境を維持することが可能です。

当院のスタッフにお気軽にご相談ください!

歯ぎしりの原因と影響―そのまま放置するとどうなる?【山陽小野田市の公園通り歯科】

2025年03月13日 12:19

こんにちは!公園通り歯科です!

近年、歯ぎしりに悩まされる方が増えています。

朝起きたときに顎が痛い、家族から夜中に歯ぎしりの音を指摘された、同じ場所の詰め物や被せ物が頻繁に壊れる・・これらは歯ぎしりが原因かもしれません。

知らず知らずのうちに歯に大きな負担をかけてしまう歯ぎしりですが、放置すると歯や顎関節に深刻なトラブルを引き起こす可能性があります。

今回は、歯ぎしりの原因やその対策、そして歯科医院でできる治療法についてわかりやすく解説していきます。

歯ぎしりにお悩みの方、ぜひご覧ください!

 


 

・影響

歯ぎしりは、長期的に見て歯や健康にさまざまな影響を及ぼす可能性があります。以下に主な影響を挙げます。

 

1. 歯へのダメージ

  • 歯の摩耗:歯ぎしりにより、歯がすり減ってしまうことがあります。これが進行すると、歯の表面が平らになったり、咬み合わせが変化する場合があります。

 

  • 歯のひび割れや破損:過度な力がかかることで、歯が亀裂や割れを生じることがあります。

 

  • 歯の感覚過敏:エナメル質が摩耗することで、冷たいものや熱いものに敏感になることがあります。

 

2. 顎関節への影響

  • 顎関節症:顎に負担がかかることで、関節の痛みや異音(クリック音)が生じることがあります。

 

  • 顎の筋肉の緊張:朝起きたときに顎が疲れている、または痛むことがあります。

 

3. 頭痛や肩こり

  • 歯ぎしりや食いしばりによって、顔や首、肩の筋肉に緊張が生じ、頭痛や肩こりが引き起こされることがあります。

 

4. 歯周組織への影響

  • 歯茎や歯槽骨に負担がかかることで、歯周病のリスクが高まる場合があります。

 

5. 歯の寿命の短縮

  • 長期間の歯ぎしりは歯そのものの寿命を縮める原因となり、最悪の場合、抜歯が必要になることもあります。

 


・原因と対策

①ストレス

歯ぎしり・くいしばりの主な原因は、「ストレス」といわれています。ストレスを感じたときに、歯ぎしりをすると、脳内からストレス発散ホルモンが分泌されます。このホルモンが麻薬様物質といわれており、歯ぎしりが治りにくくなる原因でもあります。

歯ぎしりがストレスに起因する場合、それを軽減するためにはストレスマネジメントが非常に重要です。以下は、歯ぎしりの原因となるストレスを解消し、症状を緩和するための方法をいくつか紹介します。

 

  • 十分な睡眠を取る
    睡眠不足はストレスを増加させ、歯ぎしりを悪化させる可能性があります。規則正しい睡眠リズムを作り、毎日同じ時間に就寝・起床する習慣を取り入れましょう。

 

  • カフェインやアルコールを控える
    特に就寝前のカフェインやアルコールの摂取は、自律神経を刺激して歯ぎしりを引き起こしやすくします。これらを控えることで睡眠の質が向上し、症状の軽減が期待できます。

 

  • リラックスする時間を確保する
    好きな音楽を聴いたり、温かいお風呂に入るなど、リラックスできる時間を意識して設けましょう。体と心を休めることでストレスが軽減されます。

 

②噛み合わせの不具合

歯ぎしりの原因として噛み合わせの問題もあります。上下の歯が適切にかみ合わない場合、顎の筋肉や関節にストレスがかかり、無意識に歯ぎしりを招くことがあります。さらに詰め物や被せ物の高さが合っていない場合にも歯ぎしりの原因になることがあります。噛み合わせの調節は当院で行う事が可能です。

また歯ぎしりの対策として、マウスピース(ナイトガード)は一般的に使用される効果的な方法の一つです。マウスピースを作成することで、歯や顎への負担を軽減し、歯の損傷や顎関節症などのリスクを減らせます。まず歯型を取って患者様の歯並びや噛み合わせに合ったマウスピースを製作します。(1週間前後で作製可能)店頭やオンラインで購入できる既成のものとは違い、オーダーメイドのものはフィット感が高く、より効果的です。もし歯ぎしりが気になる場合や、朝起きたときに顎の痛みや疲れを感じる場合は、お電話や来院時にお気軽にお申し付けください。

 

③夜間低血糖

これは糖質が少なくて血糖値が下がることや、糖尿病の薬が効きすぎて血糖値が下がるのとは異なります。たとえば、就寝前に糖質の多い食事(うどんやパスタ、甘いもの)を摂ると、食後に上がった血糖値が睡眠中に急激に低下します。それを回復させようとしてアドレナリンなどのホルモンが分泌され、また急激に血糖値が上昇し、血糖値の乱高下が起こるのです。これがストレスになり、歯ぎしり・くいしばりの原因になることがあります。

 

  • 就寝時間を見直す

夕食を済ませた後、就寝までの間に2~3時間程空ける。

 

  • 過度な糖質摂取は控える

食事内容だけではなく、飲みもの、糖質の摂取状況、就寝前にお菓子などは食べてなども注意が必要です。

 

  • 生活習慣の見直し

実は歯ぎしり・食いしばりの方に、摂取してほしい栄養素が存在します。

まず1つ目が、マグネシウムです。マグネシウムは、リラックス効果の期待できる栄養素です。ナッツ類やココア、大豆、あおさ、わかめなどに多く含まれています。2つ目は、ビタミンB1の多い食材を摂ることです。低血糖時は代謝が行えないため、糖質をエネルギーに変換するときに必要なビタミンB1を摂取する必要があります。ビタミンB1は、豚肉や魚、にんにく、玉ねぎ、豆類などに多く含まれています。3つ目はビタミンB6です。ビタミンB6は、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの産生や睡眠ホルモンのメラトニン産生に必要に必要になってきます。ビタミンB6の多い食材は、レバーや鶏肉、カツオバナナ、ニンニクなどです。

食事だけでなく、たばこや寝酒、就寝前のカフェインの摂取なども要因の一つなどで改善が必要です。

 


 

本日は、歯ぎしり改善メニューもご紹介させていただきます。

ブロッコリーとくるみの和え物

材料(2人分):

  • ブロッコリー:1/2株(茹でる)
  • くるみ:20g(細かく砕く)
  • ツナ缶(水煮):1缶
  • 醤油:小さじ1
  • ごま油:小さじ1

作り方:

  1. ブロッコリーを一口大に切り、茹でておきます。
  2. くるみを砕いて香ばしく炒ります。
  3. ボウルに茹でたブロッコリー、くるみ、ツナ缶(油を切る)、醤油、ごま油を入れてよく混ぜます。
  4. 器に盛り付けて完成!

 

  • マグネシウム:くるみとブロッコリー
  • ビタミンB6:ツナ缶とブロッコリー
  • ビタミンB1:ブロッコリーとくるみ

 

歯ぎしりの原因はストレスや咬み合わせの不調、生活習慣など多岐にわたるため、早めに原因を特定し、歯医者で適切な対策を取ることがおすすめです。また、マウスピースの使用や生活習慣の見直しで、症状を軽減できる場合もあります。当院では管理栄養士も在籍しております。お気軽にお問い合わせください。

 

第一印象が変わる!入学・就職前に始めるデンタルケア【山陽小野田市の公園通り歯科】

2025年03月04日 12:02

こんにちは!公園通り歯科です。

暖かな日差しを感じる日が増え、春の訪れを実感する季節となりましたね。3月は卒業や新生活の準備など、新たなスタートに向けた節目の月でもあります。お忙しい時期かと思いますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

新年度が始まる前に、歯科検診やクリーニングを受けて、気持ちもすっきりリフレッシュしませんか?

当院では、春にぴったりのホワイトニングやお口の健康維持のアドバイスもご提供しています。

春は新しい環境や人との出会いが増える季節です。このタイミングでホワイトニングを始めることで、見た目の美しさだけでなく、自分への自信と気持ちのリフレッシュもされませんか?

 


 

着色汚れに特化したパウダーメンテナンスやホワイトニングのカウンセリングも無料で行っています。簡単ですが、ここでホワイトニングとパウダーメンテナンスの違いについてご説明させていただきます。

ホワイトニング

ホワイトニングは、歯そのものの色を白くするための施術です。

目的: 歯を漂白して、もともとの歯の色をより明るく、美しくすること。

方法: 歯科医院で薬剤を使うオフィスホワイトニングや、自宅でマウスピースと薬剤を使うホームホワイトニングが一般的です。

効果: 歯の内側から色素を分解するため、自然な白さが得られます。コーヒーやタバコなどで着色した歯だけでなく、加齢で黄ばんだ歯にも効果的です。

 

 パウダーメンテナンス

パウダーメンテナンスは、歯の表面の汚れや着色を除去するためのクリーニングです。

目的: 主に表面の汚れ(例: 食べ物の着色汚れ、タバコのヤニなど)を落として、元の自然な歯の色を取り戻すこと。

方法: 細かいパウダー(微粒子)やエアフローという器械を使い、歯の表面を磨きながら汚れを取ります。

効果: 歯がツルツルになり、見た目もきれいになります。ただし、歯そのものの色を変えることはできません。

簡単に言うと・・ホワイトニングは「歯そのものを白くする」の施術、パウダーメンテナンスは「汚れを落とす」ためのクリーニングになっております。当院では、患者様専属の歯科衛生士が施術いたしますので、お悩みを相談しやすくなっております。

まずはお気軽にカウンセリングから始めてみませんか?

 

初回の方に限り、ホワイトニングを今安く受けることができるキャンペーンも実施中です。

ホワイトニング(2回照射)  60分

     ¥33,000 → ¥8,800

ホワイトニングがとってもお得に施術を受けることができます!値段が高すぎて諦めていた方、よろしければこの機会にホワイトニングを始めてみませんか?

 


歯の着色予防

ホワイトニングはまだ考え中・・でも自宅でお金をかけずできる限りのケアをしたい!そのような患者様のお声を聴くこともあります。ご自宅でできる着色予防ホームケアについてお伝えしていきます。

飲食物の中には、歯の表面に色素が沈着しやすいものがあります。

着色しやすいもの

  • コーヒー、紅茶、緑茶
  • 赤ワイン
  • カレー
  • チョコレート
  • ソース類(特に濃い色のもの)

着所しやすいものを摂取しないことはとても難しいと思います。摂取しないのではなく、接種の方法やその後のケアが大切になってきます。

着色しやすい飲み物は、歯に液体が直接触れるのを防ぐためにストローを使いましょう。また、飲食後にはうがいや水を飲むことで、色素を洗い流すことが重要になってきます。

 


 

3月は新しいスタートを切る季節で、ホワイトニングにぴったりのタイミングです。明るい歯で新年度を迎えると、自信と清潔感がアップし、第一印象を良くすることができます。

また、春の陽射しは自然光が強く、歯の色が目立ちやすい季節でもあります。そのため、この時期にホワイトニングを行うことで写真映えも良くなり、新しい出会いや交流の場でも安心して笑顔を見せることができます。

3月から始めることで、春全体を通じて理想の明るい歯を維持しやすくなります。気軽にご相談ください!

今月も皆さまにお会いできるのをスタッフ一同楽しみにしております!お気軽にご来院ください🌸

 

 

歯茎の健康を守る!歯医者が推奨するサプリとは?【山陽小野田市の公園通り歯科】

2025年02月13日 10:37

こんにちは!公園通り歯科です。

今回は当院で販売しているサプリメントについてご紹介しようと思います。


 

そもそもドラックストアで販売されているサプリメントと何が違うのかご説明しようと思います。

ドラックストアのサプリメントは手軽に購入できる点が大きな魅力です。店舗やオンラインショップで簡単に手に入ることができます。また、パッケージや広告において、成分や効果がわかりやすく表示されているのも特徴です。一方で、一般消費者向けに作られているため、成分の濃度が抑えられていることが多く、効果が緩やかであるという特性があります。さらに、自己判断で購入するため、摂取量や体との相性を慎重に確認する必要があります。

当院のサプリメントは吸収率や利用効率の高い医療機関専用のサプリメントを取り扱っているため、高品質で濃度の高い成分が多く配合されている点が大きな魅力です。パッケージに記載されている成分、およびその量が賞味期限までしっかりと入っていることが約束されています。実際にサプリメントを使用される方をイメージし、最適な栄養素の配合を考え抜かれているものを当院では販売しております。しかし、高品質で専門性が高いため、市販のサプリメントよりも価格が少し高くなっています。

 


そもそもサプリメントを飲んでいても本当に意味があるのか、効果が実感できないから服用をやめようかな・・なんて考えたことはありませんか?

サプリメントの体感がない方にある5つの特徴をご紹介いたします。

 

①体感するために必要な栄養素が選ばれていない

色々なサプリメントを摂取しても、ポイントになる栄養素が選ばれていない事があります。基本になるビタミンB群や鉄などの不足がないか、血液検査やチェックリストを使って評価してみましょう。

 

②体感するために必要な量が摂取されていない

栄養素の補充によって目的とする代謝の変化を得るためには至適量が必要になります。そして、至適量には大きな個人差があります。もし、体感が得られない場合は摂取しているサプリメントの量を見直してみましょう。

 

③栄養素が働くために十分なタンパク質が食事から摂取されていない

ビタミン、ミネラルなど多くの栄養素はタンパク質(肉・魚・卵・大豆製品などから摂取)によって結合し、目的とする組織や臓器に運ばれます。また、その組織や臓器でもタンパク質を介してビタミンやミネラルは作用します。お食事から十分にタンパク質を取れるように工夫しましょう。

 

④胃腸からの吸収率が下がってくる

食事からの栄養素だけではなくサプリメントにおいても、効率的に吸収されるためには良好な胃腸の働きが必要になります。ピロリ菌による粘膜トラブル、小麦や乳製品による小腸粘膜の刺激も吸収を妨げる原因になります。

 

⑤不安定な血糖値により自律神経が乱れている

血糖値の乱高下は、交感神経の緊張をもたらし、腸からの栄養素の吸収を妨げます。糖質(ご飯、パン、麺類、おかしなど)の種類や量、食べるタイミングなどを工夫し、血糖値の変動を穏やかにすることで交感神経の緊張を防ぐことができます。

 


当院で販売しているサプリメントを簡単にご紹介いたします。

 

●MSSサプリ ヘム鉄

1粒あたり10㎎の鉄を高濃度配合!ヘム鉄と非ヘム鉄の乳酸菌鉄を組み合わせて、吸収効果率を最大限に高めるように配合されています。貧血の方はもちろん、いつも元気でいたい方、頭痛持ちの方にとオススメです!

 

・ビタミンC

当院ではビタミンCのサプリメントをC100+BとリポC+Dの2種類販売しております。

C100+Bは砂糖不使用かつ酸味が控えめで飲みやすくスタッフにも人気のおいしいサプリメントです。ビタミンCに加え、6種類のビタミンB群とビタミンP群配合されております。ビタミンCをおいしく無理なく摂取したい方におすすめです!

リポC+Dは現代人の90%以上の方が不足しているビタミンCとビタミンDを一度に効率よく補えるサプリメントになっております。液状タイプで吸収率に特化しているため、お味の面ではC100+Bに劣りますがこちらもスタッフに人気のサプリメントです。

 

・ナイアシンアミド

ヨーグルト風味のサプリメントで8種類のビタミンB群とビタミンA・C・E、ビタミンDを含む合計12種類の栄養素を同時に補給できます。歯茎の炎症を軽減する効果もあるので、そのような症状がある方にはオススメなサプリメントです。

・BioGaia ロイテリ菌

ロイテリ菌は、悪玉菌を抑制し、善玉菌の働きを助けることで体内の崩れたバランスを正常に戻す手助けをしてくれる常在乳酸菌です。本来ヒトが持っていたのロイテリ菌は、ストレスや食品添加物などで保有率が急激に低下しています。。お菓子のように摂取できるタブレットタイプなのでサプリメントに抵抗がある方にもおすすめです。口臭や歯周病・虫歯に効くものから便秘、風邪予防のものまで様々な種類のロイテリ菌を取り揃えております。

 


 

サプリメントは様々な種類がある為に取捨選択が必要となってきます。サプリメント同士の飲み合わせで吸収率が上がることもあれば、下がることもあります

当院で販売しているサプリメントのご相談はもちろん、今ご自身で飲まれているサプリメントのご相談も大歓迎です!

当院で販売しているサプリメントは待合室でご覧いただけます。待合時間にぜひ手に取ってご覧ください。

冬におすすめ!歯とダイエットに効果的な食べ物と健康を守るコツ!【山陽小野田市の公園通り歯科】

2025年01月07日 11:53

こんにちは!公園通り歯科です!

寒さが厳しくなる冬、皆さんはどのように過ごしていますか?

冬は美味しい食べ物がたくさんある季節ですが、年末年始のごちそうやお菓子でついつい食べ過ぎてしまい、体重が気になる方も多いのではないでしょうか。

今回はそんなあなたにご紹介したいお話です◎


歯とダイエットの関係

歯の健康とダイエットには、実は深い関係があります。よく噛んで食べることは、満腹感を得やすくし、食べ過ぎを防ぐ効果があります。また、噛むことで唾液が分泌され、口内環境を整えるだけでなく、消化を助ける働きもあります。

さらに、歯に良い食べ物は栄養価が高く、低カロリーなものが多いため、ダイエット中の食事にもぴったりです。では、具体的にどんな食べ物が歯とダイエットに良いのか、一緒に見ていきましょう。


冬におすすめの歯にもダイエットにも良い食べ物

1. 鍋料理(野菜たっぷり)

鍋料理は、低カロリーで栄養バランスが良く、ダイエット中にも最適な冬の定番料理です。白菜やほうれん草、春菊などの野菜をたっぷり入れることで、ビタミンCや食物繊維を摂取できます。ビタミンCは歯茎の健康を保つのに役立ち、食物繊維は噛み応えがあるため、満腹感を得やすくなります。

また、豆腐や白身魚を加えると、カルシウムやタンパク質も摂取でき、歯を強くする効果が期待できます。スープは塩分を控えめにして、ヘルシーに仕上げましょう。


2. みかん

冬の果物といえば、みかん!みかんにはビタミンCが豊富に含まれており、歯茎の健康を保つのに役立ちます。また、みかんは低カロリーで、自然な甘みがあるため、ダイエット中のおやつにもぴったりです。

ただし、みかんの酸は歯のエナメル質に影響を与えることがあるため、食べた後は水で口をすすぐことをおすすめします。


3. チーズ

チーズはカルシウムが豊富で、歯を強くするだけでなく、口内の酸を中和する働きもあります。特に、硬めのチーズ(チェダーチーズやパルメザンチーズなど)は噛み応えがあり、満腹感を得やすいので、ダイエット中の間食にも最適です。

ただし、カロリーが高めなので、食べ過ぎには注意しましょう。1回の量は小さな一切れ程度に抑えると良いですね。


4. 小魚(ししゃもや田作りなど)

小魚は、骨ごと食べられるためカルシウムが非常に豊富です。特に、ししゃもや田作りは、歯を強くするのに最適な食材です。また、タンパク質が豊富で、低カロリーなので、ダイエット中の食事にもぴったりです。

噛み応えがあるため、よく噛むことで満腹感を得られ、食べ過ぎを防ぐ効果も期待できます。おやつやおかずとして取り入れてみてください。


5. ナッツ類(アーモンドやくるみなど)

ナッツ類は、マグネシウムやカルシウム、リンなど、歯に良い栄養素が豊富に含まれています。特にアーモンドやくるみは、噛み応えがあり、少量でも満足感を得られるため、ダイエット中のおやつに最適です。

ただし、ナッツはカロリーが高めなので、1日20~30g程度を目安に摂取しましょう。また、無塩のものを選ぶとヘルシーです。


ダイエット中に気をつけたいポイント

冬はイベントが多く、ついつい食べ過ぎてしまうこともありますが、次のポイントを意識することで、歯の健康とダイエットを両立することができます!!

  1. よく噛んで食べる
    噛む回数を増やすことで、満腹感を得やすくなり、食べ過ぎを防ぐことができます。また、唾液の分泌が促され、口内環境も整います。
  2. 間食は控えめに
    甘いお菓子やジュースは、カロリーが高いだけでなく、虫歯の原因にもなります。間食には、ナッツやチーズ、果物など、歯にも体にも良いものを選びましょう。
  3. 水分をしっかり摂る
    冬は乾燥しやすく、口の中も乾燥しがちです。水分をしっかり摂ることで、唾液の分泌を促し、口内環境を整えることができます。

まとめ

冬は、美味しい食べ物がたくさんある季節ですが、歯の健康とダイエットを意識した食事を心がけることで、健康的に過ごすことができます。鍋料理やみかん、小魚、ナッツ類など、歯にもダイエットにも良い食べ物を積極的に取り入れてみてくださいね!

また、食べた後の歯磨きや口のケアも忘れずに行いましょう。健康な歯と体で、笑顔いっぱいの冬を楽しんでくださいね!

 

今年もたくさんありがとうございました!また来年もよろしくお願いいたします!


 

ホワイトニング後に気を付けたい食べ物、習慣!【山陽小野田市の公園通り歯科】

2024年11月25日 11:59

みなさん、こんにちは!公園通り歯科です!

最近冬に段々と近づいてきましたね、布団から出られなくて困っています(笑)

 

さて、もうすぐクリスマスや年末年始で、忘年会や家族と過ごす時間、たまにしか会えない友人と会う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

人と会う機会が増える今の時期だからこそホワイトニングがおすすめです☺

当院ではホワイトニングされている方が多いですが、初めての方はホワイトニングの後注意することあるのかな、せっかく白くするならしっかり白さを維持したい!と思われる方多いですよね☆

 

そんな方にホワイトニングの注意事項のまとめをお伝えします!

今からホワイトニングされる方も、既にホワイトニングされている方にも伝えたい内容が詰まっておりますのでぜひ最後までご覧ください!

 

ホワイトニング後の注意事項


1. ホワイトニング直後の飲食に注意!

ホワイトニングをした後の歯は、色がつきやすい状態になっています。特に施術後の24~48時間は、色の濃い食べ物や飲み物を避けることが大切です。

  • 避けたい飲み物
    コーヒー、紅茶、緑茶、赤ワイン、コーラ、濃いジュースなど
  • 避けたい食べ物
    カレー、トマトソース、醤油を使った料理、チョコレート、ブルーベリーなど

また、タバコも歯に色がつきやすくなるので、この期間は控えるようにしましょう。代わりに、透明な飲み物(お水や炭酸水など)や、色の薄い食べ物(白米、パン、鶏肉、白身魚など)を選ぶと安心です。


2. 歯磨きは優しく丁寧に

ホワイトニング後の歯は、少し敏感になっていることがあります。そのため、歯磨きのときは力を入れすぎず、柔らかい歯ブラシを使って優しく磨きましょう。ゴシゴシ磨くと歯や歯茎を傷つけてしまうことがあるので注意してください。

また、ホワイトニング専用の歯磨き粉を使うと、白さをキープしやすくなります。これらの歯磨き粉は、歯に優しい成分が含まれているので、日々のケアにぴったりです。


3. 色戻りを防ぐために定期的なメンテナンスを

ホワイトニングの効果は永久ではありません。日々の飲食や生活習慣によって、少しずつ色が戻ってしまうことがあります。そのため、定期的に歯科医院でのメンテナンスを受けることをおすすめします。

特に、3か月ごとに着色を専用のジェットパウダーで落とすクリーニングをすると、白さもしっかり維持できるのでおすすめです◎

また、歯科医院でのクリーニングは、普段の歯磨きでは落とせない汚れをしっかり取り除いてくれるので、歯の健康を保つ上でもとても大切です。


4. 日々の生活習慣を見直そう

ホワイトニング後の白い歯を保つためには、普段の生活習慣も大切です。次のポイントを意識してみてください。

  • ストローを使う
    色の濃い飲み物を飲むときは、ストローを使うと歯に色がつきにくくなります。
  • 水で口をすすぐ
    色の濃い食べ物や飲み物を摂った後は、水で口をすすぐだけでも色素が歯に付着するのを防げます。
  • 禁煙を心がける
    タバコのヤニは歯の黄ばみの原因になります。禁煙を目指すことで、歯だけでなく健康全般にも良い影響があります。
  • バランスの良い食事を心がける
    野菜や果物を積極的に摂ることで、歯の健康を保つことができます。特にリンゴやセロリなどの食材は、自然な歯のクリーニング効果があります。

5. 知覚過敏が気になる場合は…

ホワイトニング後に「冷たいものがしみる」「歯が少し痛い」と感じることがあるかもしれません。これは一時的なもので、数日で治まることがほとんどです。

もし知覚過敏が気になる場合は、以下の方法を試してみてください。

  • 知覚過敏用の歯磨き粉を使う
  • 冷たい飲み物や食べ物を控える
  • 歯科医院で相談する

痛みが続く場合や不安がある場合は、遠慮なく歯科医院にご相談くださいね。


6. 白い歯で笑顔でイベントを思いっきり楽しもう!

ホワイトニングを受けた後は、ぜひ自信を持って笑顔を楽しんでください!白い歯は、第一印象を良くするだけでなく、自分自身の気分も明るくしてくれます。また肌が綺麗に見えたり、相手に清潔感を与える事もできます!日々のケアをしっかり行いながら、素敵な笑顔をキープしていきましょう♪


最後に

ホワイトニング後のケアは、白い歯を長く保つためにとても大切です。今回ご紹介した注意点を参考に、日々の生活の中で少しずつ意識してみてください。特に、ホワイトニング直後の飲食や日々の歯磨き、定期的なメンテナンスは、白さをキープするための重要なポイントです。

また、ホワイトニング後のケアをしっかり行うことで、歯の健康も保つことができます。何か気になることや疑問があれば、いつでもお気軽に当院までご相談くださいね。

これからも白く輝く歯とともに、素敵な笑顔を楽しんでください!

食育について一緒に考えよう!【山陽小野田市の公園通り歯科】

2024年11月11日 09:59

こんにちは!公園通り歯科です!

最近朝晩が急に冷えるようになって来ましたね。

今日は、子供の食育と歯科の関係についてお話ししたいと思います。

子供の頃からの食育は、将来の健康に大きな影響を与えます。特に、お口の健康は全身の健康につながっており、適切な食生活がその基盤となります。

当院では、管理栄養士が常駐しており、子供たちの健康もサポートしています。食育の重要性と、歯科医療と栄養管理の連携について詳しくご紹介します。

子供の食育って何?

まず、「食育」って何だろう?って思う方もいるかもしれませんね。食育とは、子供たちが食べ物について学び、健康的な食習慣を身につけるための教育のことです。これは、単に「好き嫌いをなくす」だけではなく、栄養バランスの取れた食事を通じて健康な体を作ることを目的としています。

例えば、カルシウムやビタミンD、マグネシウムなどの栄養素は、歯の発育に欠かせません。これらの栄養素を豊富に含む食品を摂取することで、強い歯を育てることができます。子供の頃からこうした知識を身につけることで、将来の健康に大きなプラスになります。

砂糖の摂取と虫歯のリスク

子供たちは甘いものが大好きですよね。でも、砂糖の過剰摂取は虫歯の主な原因の一つです。親御様としては、お子様に対して砂糖を含む飲料やお菓子の摂取を制限し、代わりに果物やナッツなどの健康的なおやつを提供することが大切です。

例えば、ジュースを水や牛乳に置き換えるだけでも、かなりの砂糖を減らすことができます。また、特別な日にはお菓子を楽しむことも大切ですが、普段の生活ではバランスを考えた食事を心がけましょう!

歯科と栄養の連携

当院では、歯科医師と管理栄養士が連携して、子供たちの口腔健康をサポートしています。管理栄養士は、個々の子供の栄養状態を評価し、適切な食事プランを提案します。これにより、歯の健康を維持しながら、全身の健康もサポートすることが可能です。

例えば、あるお子さんが野菜をあまり食べない場合、管理栄養士がその子に合った野菜の取り入れ方をアドバイスします。スムージーにしてみたり、好きな料理に混ぜてみたりと、工夫次第で野菜も美味しく食べられるようになります。

食事のタイミングと口腔健康

食事のタイミングも、口腔健康に影響を与える重要な要素です。例えば、夜間の間食は、口腔内のpHバランスを崩し、虫歯のリスクを高める可能性があります。子供たちには、規則正しい食事の習慣を身につけてもらうことが大切です。

例えば、夜8時以降はおやつを控えるようにするだけでも、虫歯のリスクを減らすことができます。また、食後には必ず歯を磨く習慣をつけることも重要です。

管理栄養士の役割

当院の管理栄養士は、子供たちの食生活を総合的にサポートします。栄養相談を通じて、親御さんと一緒に子供の食事内容を見直し、改善策を提案します。また離乳食教室などを開催し、小さい頃からの食習慣の重要性を親御様が学べる機会を提供しております。

家庭でできる食育の実践

家庭でも簡単にできる食育の方法をいくつかご紹介します。まず、子供と一緒に料理をすることで、食材に興味を持たせることができます。また、食事の際には、食材の栄養価や役割について話し合うことで、自然と栄養知識が身につきます。

例えば、買い物に行くときに、子供に野菜や果物を選んでもらうことも良いですね!「今日はどの野菜を食べたい?」と聞くことで、子供自身が食材に興味を持ち、食べる意欲も高まります。

まとめ

子供の食育と歯科の連携は、健康な未来を築くために欠かせない要素です。当院では、管理栄養士と共に、子供たちの健康を総合的にサポートしています。ぜひ、私たちと一緒に、子供たちの健康な成長を見守りましょう。食育に関するご相談や栄養指導をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。

子供たちが健康で笑顔いっぱいの毎日を過ごせるよう、私たちも全力でサポートしていきます!

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