白くした歯を長持ちさせるには?

2020年10月28日 09:07

 

 

ホワイトニングで真っ白になったご自身の歯を鏡で見るたび、きっと「ずっとこの白さが続くといいな」と思われるでしょう。ホワイトニングはクリーニングと違い、歯をご自身の色よりも白く仕上げることができるため、初めてホワイトニングを受けた方は、とても感動することと思います。

 

しかしホワイトニングの白さは永遠につづくわけではありません。白くした歯をできるだけ長持ちさせるには、どんなことに気を付ければよいでしょうか。

 

ホワイトニングの持続性について

 

歯科医院で行うオフィスホワイトニングも自宅で行うホームホワイトニングも、残念ながら後戻りは起きてしまいます。特にオフィスホワイトニングは数カ月にいちどのスパンで受けるため、後戻りも早くなってしまいます。

一般的にオフィスホワイトニングの持続効果は約3か月、ホームホワイトニングは5,6カ月と言われています。ホームホワイトニングは週に3,4日ほど行うと、それほど後戻りは感じませんので、やはりオフィスホワイトニングだけを行う方は、後戻りが気になるところでしょう。

 

ホワイトニング後の歯を元に戻してしまう要因は?

 

ホワイトニング直後の歯は本当に透明感のある白さで、何度も鏡を見て笑顔になってしまうことでしょう。しかし、ホワイトニング後の白さが少しずつくすみ、ホワイトニング前の色に戻ってしまうのは毎日の飲食によるステインや、タバコのヤニなどによるもので致し方ないところです。

 

特に赤ワイン、コーヒー、カレーライスやハヤシライスなどと言った色素の濃いものを好んで食べる方は、ホワイトニング後の歯の色に影響してしまいます。毎日コーヒーや赤ワインを飲む、カレーの回数が多いという方も中にはいらっしゃるかもしれません。

 

色素ができるだけ薄いもの、例えばホワイトシチューや牛乳などは、ステインの原因にはあまりなりません。ですが毎日白っぽいものだけを食べるというのも、なかなか無理な話だと思います。

 

歯の白さを持続したいと思う方は、毎日飲むコーヒーの回数を減らす、カレーを食べた後はすぐに水を飲んで、歯への色素沈着を防ぐといったことで、ステインの付着を遅らせることができるでしょう。

 

クリーニングとの併用も効果的

 

ホワイトニングと併用し、メンテナンスを目的とした歯のクリーニングを受けて頂くことで、ステインの除去に効果的です。歯のクリーニングはホワイトニングの劇的な白さではなく、歯に付いたステインやプラークを取り除くことを目的としています。またプラークを取り除くことで虫歯や歯周病リスクを防ぐことができるため、お口の健康維持にとってとても意味のある施術でもあります。

 

オフィスホワイトニング施術後、次の施術までの間にクリーニングを受けると、それまでに蓄積されたステインが一掃できるため、一定レベルの白さを維持することができます。

 

最も効果的な方法は、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用したデュアルホワイトニングで、合間にクリーニングを受けていただくことです。それに加え、ステインが付きやすい飲食物は気を付けて摂っていただくこと、ステイン除去効果が高い歯磨き剤を使うことで、白さを持続することが可能です。

 

なおホワイトエッセンスでは、ホワイトニング後の歯のための「クリストホワイト」という歯磨き剤をお勧めしております。ホワイトニングで白くした歯を持続させるよう、ご自身でも頑張ってみましょう!

 

 

当院のホワイトエッセンスによるホワイトニングについてはこちら

 

 

歯のすき間、絶対矯正しなくては治らない?

2020年10月19日 11:57

 

前歯は目立つ部分のため、お悩みを抱えている方は非常に多いと思います。その中でも、前歯のすき間はかなりコンプレックスを感じるのではないでしょうか。前歯のすき間を埋めると、印象はガラリと変わります。しかし前歯のすき間を埋める治療法は矯正治療しかないのでは?と思う方もいることでしょう。今回は、前歯のすき間の治療法についてお話をいたします。

 

前歯にすき間ができる原因とは?

 

前歯にすき間ができてしまうのは、いくつかの原因が考えられます。

・歯が小さい・・・元々の歯の大きさが小さい矮小歯によりスペースが余り、歯と歯の間にすき間ができてしまうことがあります。また前歯だけでなく、歯列全体にすき間が生じることもあります。

・過剰歯の存在・・・過剰歯と呼ばれる、本来の歯以外に歯が存在することがあります。この歯の存在が永久歯の生え方や向きを妨害し、キレイに生えずにすき間を生じさせることがあります。特に上顎の前歯によく見られます。

・上唇小帯の位置の異常・・・前歯の真ん中から唇に伸びるスジを「上唇小帯」と言います。この上唇小帯が以上に発達し、前歯の歯ぐきの裏側まで伸びてしまうと、前歯の間にすき間ができてしまいます。

・歯周病の悪化・・・歯周病の悪化も、歯のすき間の原因となります。歯周病が悪化すると歯槽骨が吸収され、歯がグラ付いてきます。その結果、歯が動いてすき間が生じます。

・悪癖・・・指しゃぶりや舌を押すなどの悪癖も原因のひとつです。歯を内側から押すと、歯がハの字に広がってすき間となって現れてしまいます。

 

すきっ歯をそのままにしておくと・・・?

見た目は気になるものの、「特に支障は感じてないから」とそのまま放置しておくとどうなるのでしょうか。

まず考えられるのが、歯と歯の間に食べ物が詰まりやすく、虫歯や歯周病リスクが高まることです。歯のすき間に詰まった食べ物がプラーク化し、細菌の溜まり場になってしまいます。また歯に食べ物が詰まっていると見た目にもあまり宜しくありません。

発音にも影響が出てしまいます。すき間から空気が漏れ、相手にとって聞き取りにくい発音になってしまうことがあるようです。受付やコールセンターなど人と話す機会が多い方にとって、不明瞭な発音は仕事にも支障をきたすことになりかねません。

また咀嚼にも影響が出てしまいます。しっかりとすり潰せないまま飲み込んでしまうと、消化不良を起こしてしまうこともあります。

このように、歯と歯の間にすき間があることで見た目だけでなく、お口の機能や日常生活に色々な問題点が出てきてしまうのです。

 

歯のすき間を埋める治療法は?

 

では歯の間のすき間を埋めるには、矯正治療しか方法がないのでしょうか。矯正治療は確実に歯並びをきれいにする代表的な治療法ですが、費用が高いこと、期間が長いことで懸念される人も多いのではないでしょうか。

全体的に歯と歯の間にすき間が多い方は矯正治療のほうが適しています。噛み合わせの改善も併せて矯正治療を視野に入れられるとよいでしょう。

しかし前歯だけにすき間がある方は、矯正治療よりも「ダイレクトボンディング」という方法のほうが適しています。これは虫歯治療などで使われるレジンを使ってすき間を埋める方法です。

ダイレクトボンディングはより審美面を考慮したレジンを使うため、保険適用のものよりも高くなってしまうことがありますが、歯の色とほとんど差がない色を使うため、自然な仕上がりが期待できます。

またラミネートべニアを付ける方法もあります。ラミネートべニアはセラミックの薄いシェルを歯の表面に貼り付ける方法で、より自然で美しい仕上がりになります。

 

前歯の治療法は、必ずしも矯正治療だけとは限りません。ご自身に合った方法で気になる前歯をキレイにし、生き生きとした笑顔を取り戻しましょう!

 

当院の審美治療についてはこちら

 

 

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