2017年06月08日 08:32
こんにちは、院長の河村です。
先日は、原中央幼稚園の集団健診に行って参りました。
200名近くの園児の健診をしましたが、虫歯のお子さんは少ないですね。
ただ、歯並びに問題が出てきそうなお子さんは多かったですね。
反対かみ合わせ(しゃくれ口)のお子さんも2名ほどおられました。
反対かみ合わせは、早期治療が鉄則です。様子をみても自然治癒する確率は約10%だと言われています。
乳歯(子供の歯)だから、大人の歯になる時に上手くはえるだろう、というのは間違いです。
乳歯時代から、注意深く観察して予測しておくことが大切です。
3歳くらいから、小学校低学年のお子さんがいらっしゃる方は、特に定期的な歯並び相談をお勧めします。
おくちぽかんしなくてくてちきんとした鼻呼吸ができる子、良い姿勢になれる子になれるかは、この時期からの治療が重要になります。
歯だけを並べるのなら、大人になってからでもできますが、骨格的に健康にできるのは、子供の時だけです。最近は、大人になってからも、できることは増えてきましたが、やはり、楽にいろいろなことができるのは子供の時です。
歯並びは見た目だけではないですので、「男の子だから~」「女優さんになるのでないから~」とどうか思われないで歯科医院で相談していただければと思います。
大変ご迷惑をおかけいたしますが、6/19から6/22までは、移転改装準備のため休診です。
6/23.24.25は内覧会(見学会)お子様用のイベントも行いますので、奮ってご参加ください。
6/26より、新医院(元アンシャーリー小野田店)での診療となります。
よろしくお願いいたします。
山陽小野田市 美祢市 宇部市 矯正 相談なら 公園通り歯科 へ
2017年06月01日 08:00
こんにちは、院長の河村です。
先日は、山口県歯科医師会に行って来ました。
歯科医師会が主催する歯科助手講習会の講師をするためです。
私の担当は、歯周病(歯槽膿漏:しそうのうろう)です。
講習会では、歯周病についての知識をお話ししたのですが、皆さん真剣に聞いていただきました。
歯周病は、全身の病気(心臓病、糖尿病、肺炎、低体重児出産・早産、骨粗しょう症、脳梗塞、動脈硬化、アルツハイマー型認知症、、、)になりやすくなったり、病気を悪化させたり、することがわかってきました。
特に、糖尿病は、歯周病の治療なくしては、糖尿病は治りませんし、糖尿病の治療なくしては、歯周病は治らないという、2つの病気はとても仲良しです。
また、たばこを吸う方は、歯ぐきから血が出ることが少ないので、ご自身が歯周病だと気づきにくいので特に注意していただきたいです。
定期健診で、ぜひ、歯だけではなく体の健康も守りたいですね。
写真は、山口県歯科医師会のイメージキャラクター「なつみん」の着ぐるみです。
山陽小野田 宇部 美祢 公園通り歯科
2016年07月07日 15:36
前回歯ぎしりのセルフケアについてお伝えしましたが、今回もその続きについてお伝えしていきますね👆
歯ぎしりの自覚症状がある方は是非試してみて下さい!!
就寝時にも目の周りと顎の力を抜いて眠るように心がけなければいけません💤
就寝前には目の周りと顎に一旦力を入れ、その後に力を抜くことによって、力の抜けたリラックス状態を確認し、『私はこのリラックスした楽な状態で朝までぐっすり眠り、身体中の緊張がとれて十分に休まります。そして明日の朝さわやかに気持ちよく目覚めます。』と言葉にしてから眠りにつくようにしてもらうと、より効果的です👆また寝るときには仰向けに寝てもらうのが望ましいです!
他にも脚組み、ショルダーバッグの使用、無理な作業姿勢の維持なども顎関節症の症状を増悪させることを認識していただき、これらの行動をしないようにしてもらわないといけません。
また舌の癖などが顎口腔系に悪影響をもたらす場合もありますので、気になる方は一度歯科医院で状態を診てもらってくださいね♫
ご来院お待ちしております(^o^)
2016年07月02日 14:21
こんにちは😊
歯ぎしりにもセルフケアがあるのはご存知ですか?何回かに分けてセルフケアについてご説明しますね!
まずは自分自身が顎への力が顎の関節と筋に負担をかけていることを認識してもらうことです👆
食べ物については、顎の関節と筋の安静を保つため、スルメなどの硬いものや大きい弾力性のある食べ物や、強い噛み締めは極力避けてもらい、なるべく軟らかい食べ物をひと口20~30回程度噛んでいただきます!なので食事には時間をかけて、ゆっくり味わい食事を楽しむことが重要です!
また強い噛み締めや頬杖、うつぶせ寝、吹奏楽器演奏時のアンブシェア等も負担がかかりますので、これらを行わないように意識して行動して頂かなければならないのです!皆さんはこのようなことを無意識にしていませんか??心当たりがある方は要注意です(*_*)
他にも、歯ぎしりのセルフケアがいくつかありますので、またお伝えしていきますね♬
2016年05月09日 10:18
最近は、新聞やテレビでも、歯周病が、糖尿病や高血圧の原因になっていることが紹介されておりますので、歯周病が、単に歯ぐきから血が出てきて、歯がグラグラしてくるといったお口の中「だけ」の病気でないことが、少しづつ知られてきています。
そこで今日は、東京クリニック腫瘍内科(免疫)照沼 裕先生 医療法人 究修会 山下 修 先生のお話を紹介します。
自己免疫力が体のどこかの病気に使われてしまっている状況で、自己免疫力強化のための治療を行っても、自己免疫力―消費免疫=0では、穴の空いた樽に水を入れているのと同じです。(一時的には良くても継続的効果は期待できません)
我々は樽の穴が歯周病であると確信しています。
この穴を埋めれば(歯周病の治療)、自己免疫力―消費免疫が「+」の状況を作り出す事ができるようになり、本来戦うべき病気と自己免疫力が戦う環境を作り出すことが可能になるのです。
いつ?どのような病?と自分が闘う事になるのか判りません。常に自己免疫力を高い状態で維持できれば、気づかぬ内に病から身を守ってくれるでしょう。
病と闘うのは自己の闘う余力で勝負が見えてきます。
先ずは、現在の自己の状態を把握し、もし、歯周病が原因で自己免疫力が消費されているのであれば、歯周病の集中治療を行う事により、自己免疫力を回復できる可能性があります。
2016年04月07日 13:37
当院も、地域の皆様に知られるようになってきたようで、最近、お子さんの歯並び相談が増えてきました。
歯並び相談を「矯正歯科」以外でされて、「様子を見ましょう」を言われている方の中には、「手遅れ一歩手前」の方がおれらます。
成長期のお子さんで、「おかしいいな」「このまま並ぶかな」を思われる場合は、ぜひ「矯正歯科」の表示(標榜)がある歯医者さんで、診察を受けられてください。重要なのは、大人の矯正も行う歯科医師の診察を受けることです。
お子さんの年齢や発育の様子によって、適切な治療方法があります。時期を逃してしまいますと、抜歯や手術が避けられなくこともあります。
永久歯の生え変わりまで待っていてはいけません。
少なくとも、私は自分の娘の、歯並びに対して待ったりはしません。4歳半で乳歯が抜けた時から、将来きれいな歯並びになるよう、全力で頑張っています。
また、娘は私に似て低い鼻ですが、成長期の今なら、よりよい手助けができます。きっと将来は、私より高い鼻になってくれるでしょう。
娘には、美しく健康的な顔立ちになって欲しいと思うからです。
特に受け口は、わかった時=治療開始時期です。子供の歯(乳歯)での反対のかみ合わせでも、何らかの治療はするべきです。
中には、生え変わりの時に治ってしまうお子さんもおられるかもしれませんが、様子見で治る確率は10%です。
完全に放置して手術が必要な矯正治療になった場合、「保険適応」となりますので、「費用」だけをみれば、安くはなりますが。。。。
成長期のお子さんの様子を見られる場合は、
「このような状態になるまで様子をみます」
「もし、こうなったたら、このような治療をします」
といった、具体的な道筋がないままの「様子見」は大変危険です。
ゆっくりと悪くなってゆく様を、ただ見ているだけになりかねません。
成長期に適切に治療してあげることで、
鼻呼吸がキチンとできる
(いびきをかかない、鼻炎になりにくい、鼻がつまりにくい、お口をぽかんと開けない、正しい姿勢ができる、猫背にならない)
ことができるようになり、健康的な顔立ちになることができます。
単に歯並びだけでなく、手術をすることなく、骨格まで改善できるのは、成長期だけです。
2016年03月11日 13:50
という有名なCMがありましたね。
歯ぐきから血がでてしまうのは、歯周病(歯槽膿漏)の症状のひとつです。
歯周病は歯の周りの汚れの中に含まれる細菌の毒素によって、歯ぐきが腫れ血がでたり、さらに歯を支える骨が溶けて歯がグラグラしたり抜けたりする病気です。
これまで歯周病は糖尿病の合併症のひとつとして語られることがありました。しかし、いまこの2つの病気はお互いにより密接な関係にあることが、近年の研究で明らかになってきています。
イギリスのエジンバラ大学、ペニンシュラ医科歯科大学、UCLイーストマン歯科研究所の研究者によるもので、歯周病の原因である細菌の出す毒素によって炎症が引き起こされ、この炎症がインスリンの働きを低下させ、血糖コントロールを難しくさせていたことがわかったのです。
一方、糖尿病は、細菌に対する体の抵抗力を弱くしてしまいます。つまり歯周病は糖尿病を悪くする原因になって、糖尿病は歯周病を悪くする原因になっているわけです。
一見関係がないように思える、歯周病と糖尿病ですが、約60兆の細胞でできていると言われている私達の体は、いろいろな所が影響しあっているようです。
糖尿病の恐ろしさは、合併症にあるともいわれてます。主なものに、腎症、網膜症、神経症があります。
ちなみに歯周病の早期発見するのに、りんごをかじるのもよいですが、(りんごをかじって歯ぐきから血が出る状態は、結構重症です・・)
□口臭がきになる
□硬いものがかみにくい
□歯を磨くときに血がにじむ
□以前よりも歯が伸びたような気がする
といった症状がある方は要注意です。早めに歯医者さんでみてもらいましょう。
2016年02月13日 11:19
虫歯ではないのに、冷たいものがしみる、歯みがき後の水や冷蔵庫から出した牛乳でキーンと歯がしみる、自転車で走ると歯がしみるといった症状を感じたことはあませんか。それは『知覚過敏』かもしれません。
原因は、歯周病で歯ぐきがさがり、歯の根が露出したり、硬い歯ブラシで力まかせに磨いていると歯の表面の層が削られて、普段は隠れている神経に近い層が表に出てきたためです。神経に近い層には神経の枝が通っているためこの部分が痛みを感じます。くいしばりや歯ぎしりや噛み合わせが原因でもこの神経に近い層は露出することがあります。
治療法は、噛み合わせのチェックの後に、露出した神経に近い層に薬剤を歯科医院で塗布してもらいます。適切な歯ブラシによる正しい磨き方をマスターしてから、知覚過敏用の歯みがき剤で磨きます。(当院でも販売しています)症状によっては、先にプラスチックの詰め物をしたり神経をとる場合もあります。
放って置くと症状がひどくなる場合がありますので、お気軽に声をかけてください。
2016年02月01日 18:58
大阪大学予防歯科学教授 天野敦雄先生の講演のよりますと、
歯みがきの時の出血で、高病原性の歯周病菌が血液中の鉄分をエサにして爆発的に増えて、血流にのって全身を巡るそうです。
歯みがきの時の出血は、よくあるように思えることですが、歯周病をさらに悪くして、その上、恐ろしい病気の入り口になっていたのですね。歯ブラシの時に血が出てしまう方は、是非歯医者さんで、診てもらっておいた方がよさそうですね。
同じ講演で、お酒と歯周病の関係もありまして、お酒に強く、お酒を飲んでも赤くならない方は、そうでない方より、歯周病リスクが低いそうです。院長の私は、お酒に弱いので、歯周病には気をつけないといけませんね。
ちなみにまったく飲めない人は、リスクに換算しないそうです。
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