歯を真っ白にするホワイトニングの注意点について

2018年07月24日 09:15

あなたは初めて会った人の口元に目が行くことはありませんか?素敵な笑顔に欠かせない白い歯は、相手に清潔感や誠実感を与えると言われています。そんな白い歯を手に入れることができるのが、ホワイトニングです。白く美しい歯を手に入れるためのホワイトニングですが、いくつか注意すべき点があります。今回はホワイトニングの注意点を中心にお話をすすめていきます。

 

ホワイトニングは2種類

ホワイトニングには2種類あり、歯科医院で受けるオフィスホワイトニングと、家庭で行うホームホワイトニングがあります。またこの2つを併用するデュアルホワイトニングがあり、いずれも歯科医院で使われるホワイトニング用薬剤を使用して歯を白くします。

 

オフィスホワイトニングの注意点

オフィスホワイトニングは、歯科医院で受けるホワイトニングです。オフィスホワイトニングの特徴は、一度の施術で希望の白さに近い歯を手に入れることができることです。結婚式やパーティー、就職の面接など、大事な日に合わせて歯を白くしたい方にぴったりの施術です。ただし後戻りが早いため、こまめにオフィスホワイトニングを受けることが望ましいでしょう。

オフィスホワイトニングを希望する場合は、まずカウンセリングを行い、ホワイトニングの特徴や注意点などを患者様に説明し、同意をいただきます。その後歯科医師が診察を行い、ホワイトニングを行っても大丈夫かどうか精査します。もし重度の歯周病や進行した虫歯が確認された場合、ホワイトニングができないことがあるためホワイトニングの前は歯科医師が必ず診察を行います。

オフィスホワイトニングは過酸化水素を主成分とした薬剤を使用して歯の内部の色素を分解するため、患者様によっては施術中に滲みる症状が現れるかもしれません。このため知覚過敏の方や歯が擦り減っている方はには刺激をが強すぎるため、ホワイトニングは難しいでしょう。

 

ホームホワイトニングの注意点

ホームホワイトニングは歯科医院で型取りをして作製したマウスピースに過酸化尿素を主成分とした薬剤を流し込み、自宅で好きな時間に30分から2時間を限度に装着して歯を白くしていきます。即効性のあるオフィスホワイトニングと異なり、ホームホワイトニングはじっくりと歯を白くしていきます。またオフィスホワイトニングと比べると後戻りも緩やかで、白さが持続することも特徴です。

ホームホワイトニングの注意点は、薬剤を流し込んだマウスピースを長時間装着しないことです。早く白くしたいから、と指示された以上の時間装着すると、歯の神経が刺激を受けて次の日に痛みを感じます。この痛みはかなりきついもので、痛み止めを飲んで対処する必要があります。過度の装着は歯を痛める原因になるため、2時間以上装着しないようにして下さい。歯科医院から滲み止めも一緒に渡されると思いますが、まずはマウスピース装着の時間は必ず守るようにすることが大切です。

 

ホワイトニングを受けるなら歯科医院で!

なお最近では「ホワイトニングサロン」というセルフ式のホワイトニングが注目を集めており、気軽に歯を白くすることができるという宣伝文句で人気があるようですが、歯を白くする効果のある過酸化物を取り扱うことができるのは、歯科医師が在籍する歯科医院のみです。そのためセルフ方式のホワイトニングでは歯を白くする効果はほとんど期待できないでしょう。また自己責任であることも理解しておくべきでしょう。

真っ白な歯は笑顔に自信を持たせてくれるため、相手に与える印象が好ましいものになります。歯を真っ白にしたいなら、まずはホワイトニングを取り扱っている歯科医院へ相談してみてはいかがでしょうか。。

 

当院のホワイトニングについて

 

気になるメタルタトゥー、審美歯科で改善しませんか?

2018年07月19日 10:17


笑ったときに被せ物の歯と歯ぐきの境目の黒ずみが目立って仕方がない・・・。こんなお悩みをお持ちではありませんか?これはメタルタトゥーと言い、被せ物に使われている金属が原因です。メタルタトゥーを改善するにはどうすればよいのでしょうか。

歯茎の黒ずみの原因・・・それは被せ物に使われている金属素材!

せっかく歯を治療して新しい被せ物をセットしたのに、数年たってふと気が付くと、被せ物の近くの歯ぐきが黒ずんでいて悩んだ経験はありませんか。また、お話しているお相手の口元を見て「歯ぐきが黒くなっていて、なんだかもったいないな」と感じた方もいるかもしれません。奥歯の場合はまだ見えにくいため、黒ずんでいてもそれほど目立つことはありませんが、前歯や小臼歯は笑った時に非常に目立ってしまいます。この歯ぐきの黒ずみは「メタルタトゥー」と呼ばれており、被せ物に使われている金属が原因なのです。

 

金属イオンが溶け出すことによって起こるメタルタトゥー

メタルタトゥーは、被せ物に使われている金属が経年とともに劣化し、イオン化した金属イオンが流れ出て歯ぐきに色素が沈着することで起こります。保険で使われている金銀パラジウム合金から成るクラウン(銀色の被せ物)や、前歯に使われる、見える部分は白いプラスチックで内側と裏側が金属でできている前装冠(差し歯)がメタルタトゥーを引き起こします。またメタルコアという金属の土台が使われている場合も、金属が錆びて流れ出て、歯ぐきに色素沈着が起きてしまいます。

 

金属を使わない治療でメタルタトゥーを改善する

メタルタトゥーは金属素材が原因のため、まず原因となっている金属を取り除きます。土台にメタルコアが使われている場合は土台も取り除き、根の中をきれいにします。続いて金属を使わない素材を使った被せ物の型取りを行います。土台はグラスファイバーコアかレジンコアを使い、金属を一切使わない治療を行います。

金属を使わない被せ物にはセラミッククラウン、ジルコニアクラウン、ハイブリッドセラミックなどがあります。いずれも金属を全く使わない素材で、白くて周りの歯と自然に馴染み、口元を美しく仕上げます。メタルフリー治療は歯ぐきの黒ずみだけでなく、金属アレルギーや被せ物の下で再び虫歯になる二次カリエスのリスクを抑えるため、審美面とともに歯の健康にも大変効果的である治療法です。

 

保険診療と審美治療の費用について

セラミッククラウンやジルコニアクラウンなどは自費治療となり、費用も高額になりますが、歯の健康のことを考慮すると、結局は保険素材と大きく変わらなくなってきます。というのも保険適用素材の場合は再治療を繰り返すことが圧倒的に多いため、通院するたびに治療費がかさんできます。また再治療を繰り返すことは、歯の寿命にも大きく関わり、最終的に抜歯となることが多くなります。抜歯をすると、入れ歯やインプラントなどで機能回復のための治療を行う必要があり、トータルで換算すると、セラミックなどの審美治療を行うほうが、治療費を抑えられる場合があるのです。

金属を使った治療は、治療費を抑えられるからと保険治療を受けられる患者様も多いことと思います。しかし金属は様々な影響を与え、安価で治療できること以外メリットはありません。メタルタトゥーのようなお悩みをはじめ、歯の健康を考慮した審美治療をお考えになってみてはいかがでしょうか。

 

当院の審美治療について

 

歯並びが悪いとどんな影響が出る?

2018年07月16日 07:44


 

歯列の整った美しい歯は、自信に満ち溢れた笑顔を作り出してくれます。口元は顔全体のイメージを作り出す非常に重要なパーツであり、相手に与える第一印象は口元で決まるとも言われています。そのため歯並びにコンプレックスをお持ちの方は、つい手で口元を隠したくなるかもしれません。

しかし歯並びの悪さは見た目の問題だけではりません。歯列の乱れは、お口の中のトラブルにも繋がってしまうのです。今回は歯並びの悪さとお口のトラブルについてお話しましょう。

歯並びが悪いことで起こる問題点

ガタガタの歯、出っ歯、オープンバイト、八重歯など、歯並びや噛み合わせの乱れに悩む方は非常に多くいらっしゃいます。そしてその悩みのほとんどが、「見た目が気になるから」だと思われます。

ところが歯並びの悪さが与える影響は見た目だけでななく、虫歯や歯周病といったお口のトラブルを招くことがあるのです。

・虫歯や歯周病リスクが高まる

歯並びが悪いと、歯ブラシがきちんと歯と歯の境目に当たりません。また重なって生えている部分は歯ブラシを縦に持って磨いても、どうしても汚れが残ってしまいます。汚れが残ると食べかすがプラーク化してしまいます。プラークは細菌の塊で主に歯と歯ぐきの境目に付着します。プラークをそのままにしておくと石灰化して歯石となり、新たにプラークが溜まって虫歯菌や歯周病菌が棲みつき、虫歯や歯周病を引き起こしてしまいます。

・発音が悪くなる

歯並びが悪いと、発音にも影響してしまいます。特に受け口や歯と歯の間に隙間がある場合、空気が漏れたような発音になり、聞き取りにくくなります。

・体の不調を引き起こし、顎関節症のリスクが高くなる

不正咬合や歯並びの乱れは噛み合わせが悪くなってしまいます。悪い噛み合わせは肩凝りや頭痛など体の不調を引き起こす原因になります。また噛み合わせがズレることで顎の関節に負担がかかり、顎関節症のリスクとなりかねません。顎関節症の原因は色々ありますが、噛み合わせの悪さもひとつの要因と考えられています。

歯列矯正を行うことで、見た目だけでなくお口と体の健康も改善される

亜並びの悪さは見た目が気になりがちですが、虫歯や歯周病などお口のトラブルの原因にもなります。歯並びの乱れはどうしてもブラッシングが行いにくいため、様々なリスクの要因となってしまうのです。歯並びが整うとブラッシングしやすくなり、磨き残しによるプラークの形成を抑制することが可能となります。

また噛み合わせの乱れを改善することで、全身の健康を良い状態に導くことができます。特に原因がないのになんとなく体の調子が優れない場合、噛み合わせの乱れが原因かもしれません。歯列矯正は歯並びを治すことだけではなく、噛み合わせを正しく整えることを目的としています。

歯並びにコンプレックスがある方、噛み合わせが気になる方はいちど歯科医院で相談することをおすすめします。

 

当院の矯正治療について

 

 

銀歯が及ぼす影響とセラミック治療について

2018年07月12日 08:13


虫歯治療の詰め物や被せ物に使われる銀歯は保険適用治療のため、安価で治療することができます。しかし銀歯の良さは、治療費を抑えることしかメリットがありません。銀歯はお口を開けたときに目立つだけでなく、金属アレルギーなど体にも色々な悪影響を与えてしまいます。今回は銀歯が与える影響と、セラミック治療による改善についてお話をいたします。

銀歯が与えるリスクについて

銀歯は虫歯治療の詰め物や、神経を取った歯の被せ物に使われます。素材は金銀パラジウム合金で保険適用のため、治療費を抑えることができます。また金属のため強度が高く、硬いものもしっかりと噛むことができます。

しかし銀歯はお口やお口以外に様々な悪影響を与えます。まずは銀歯が与えるデメリットやリスクをご紹介します。

 

・二次カリエスになりやすい

・金属アレルギーを引き起こす可能性がある

・歯ぐきの黒ずみを引き起こす

 

二次カリエスとは、治療した銀歯の下で再び虫歯が広がることで、再治療を繰り返します。金属素材は歯との密着性に問題があり、どれだけ技工物が精巧に作られても、歯と金属の間にわずかな段差が生じます。そこへ虫歯菌を含んだ唾液が流れ込み、虫歯菌が増殖して内部に虫歯が広がってしまうのです。

また銀歯は金属アレルギーを引き起こす可能性があります。金属アレルギーはイオン化した金属が溶け出し、体内へ取り込まれます。その結果口内炎や発疹などお口の中に影響が出るほか、アトピー性皮膚炎や脱毛症、頭痛や肩凝りなど、体の健康にも深刻な影響を与えてしまうことがあります。

そして銀歯は審美面においても問題が生じます。お口を開けた時に銀歯が目立つだけでなく、溶けだした金属イオンにより歯ぐきの黒ずみを引き起こしてしまいます。

 

金属を使わないメタルフリー治療で体に優しい治療を

銀歯が与えるお口の中や体への影響を防ぐためには、金属を使わない「メタルフリー治療」を行うことで改善できます。メタルフリー治療とは、その名のとおり金属を一切使わない治療です。では金属を一切使わない詰め物や被せ物はどんなものがあるのでしょうか。

・オールセラミック

・ジルコニアセラミック

・ハイブリッドセラミック

上に挙げた被せ物は金属を一切含んでいません。メタルフリー治療の場合、詰め物や被せ物をオールセラミックやハイブリッドセラミックなどにすることで、金属素材が持つ様々なリスクを回避することができます。また土台にメタルコアという金属が使われていた場合、メタルコアを取り除いてファイバーコアという土台に変え、金属を全く使わない治療を行います。

セラミック素材は審美的にとても優れており、特にオールセラミックは自然な美しさを誇り、周りの歯と自然に馴染んで美しい口元に仕上げます。しかしセラミックの優れたところは美しさだけではありません。被せ物をセラミックに変えることで、二次カリエスのリスクを低くすることができます。というのも、セラミックは歯との段差がほとんどなく、ぴったりと密着することで唾液の侵入を防ぐことができるからです。二次カリエスは再治療を繰り返し、最終的に歯を失うことに繋がります。二次カリエスを防ぐためには、セラミック治療を行うことが予防の一つとなります。

そしてセラミックは歯ぐきの黒ずみを引き起こしません。メタルタトゥーと呼ばれる歯の黒ずみは、イオン化した金属が流れ出て歯ぐきに色素沈着します。これに対しセラミック治療は金属を全く使わないため、メタルタトゥーの心配がありません。

ただしセラミック素材の中でもメタルボンドは内側に金属を使っているため、金属による影響が多少なりとも出てしまう可能性があります。

セラミック治療で美しい口元と健康な体を手に入れましょう

銀歯による影響とセラミック治療についてご説明しました。セラミック治療は金属のもつデメリットを解消し、美しい口元と健康をいれることができる治療法です。お口の中の銀歯が気になる方や、なんとなく体の不調を感じる方は、いちど歯科医院で相談してみてはいかがでしょうか。

 

当院の審美治療について

 

ココさえきれいに並んでいれば・・・!そんなお悩みには部分矯正

2018年07月06日 07:23

 


すごく歯並びが悪いわけではなけれど、前歯がちょっと歪んでいる、出っ歯を治したい・・・など、ちょっとした歯並びの乱れにお悩みの方はとても多いのではないでしょうか。特に前歯は非常に目立つ部位です。このように、前歯だけを治したい方におすすめな矯正治療「部分矯正」についてお話します。

 

部分矯正とは

部分矯正とは、動かす歯を1本から数本に限定して行う矯正治療で、主に前歯の歯並びの乱れに対して行われます。

通常の歯列矯正は歯全体に矯正装置を取り付けて多くの歯を動かします。そのため治療期間が2年~3年程度必要となりますが、部分矯正は動かす歯の範囲が狭いため、短い期間で気になる歯並びを改善する事が可能です。また費用面においても全体的な矯正と比べると負担が軽くなります。症状が比較的軽い症例に対し、部分矯正を行うことで気になるコンプレックスを解消することが可能となります。

 

部分矯正のメリットとは

部分矯正の主なメリットをご紹介します。

・治療期間が短い

前歯など気になる部分だけを治療するため、全体矯正に比べて治療期間が短く済みます。特に奥歯を動かす場合、全体矯正では2~3年かかりますが、部分矯正では6か月程度と全体矯正に比べてかなり短い期間で改善が可能です。

・費用が安い

部分的に歯並びを整えるため装着する装置が少ないため、費用を抑えることができます。どの装置で治療するかにもよりますが、全体矯正と比べると経済的な負担が軽く済みます。

・痛みや違和感が少ない

歯全体を動かす通常の矯正に比べ、歯を動かす範囲が少ない部分矯正では痛みや違和感がそれほど強く現れずに済みます。

 

部分矯正の治療について

・ブラケット矯正

歯の表面にブラケットという小さな器具を取り付けて歯を動かします。装置が目立つのが気になる方は、セラミックブラケットという透明なブラケットを洗濯することも可能です。

 

・リンガルブラケット

歯の裏側にブラケットを取り付けて歯を動かします。表側に比べて費用が高くなります。

 

・マウスピース矯正

透明のマウスピースを使って歯並びを整える方法です。ブラケット矯正と比べ、症例が限られています。

奥歯の部分矯正について

奥歯の噛み合わせを整える場合、インプラント矯正という矯正治療を行うことがあります。部分矯正では動かしたい歯にブラケットと呼ばれる装置を歯の表面に取り付けてワイヤーを通し、歯を動かします。この場合、支点となる歯にも装置を取り付けるため、状況によっては支えとなる歯も一緒に動いてしまうことがあります。このような場合、矯正用インプラントという小さな器具を歯ぐきに埋め込んで固定して歯を動かす「インプラントアンカー」という治療を行います。インプラントというと人工歯根を歯ぐきに埋め込んでその上に人工歯を装着する治療を思い浮かべるかもしれませんが、矯正用のインプラントとは、小さな器具を埋め込んで歯を動かす矯正治療法のひとつです。

 

部分矯正では対応できないケースも

前歯など気になる部分だけを改善する部分矯正ですが、歯の状態や噛み合わせによっては部分矯正では対応できない場合があり、全体矯正が必要となります。

歯並びのお悩みは人それぞれです。まずは当院にお気軽にご相談ください。きれいな歯並びを手に入れていただくためにご自身にいちばん適した治療方法をご提案いたします。

 

当院の部分矯正について

 

 

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