2022年08月21日 16:31
歯を真っ白く美しく仕上げるホワイトニングは、ほとんどの方に施術効果がハッキリと現れます。せっかく白くした歯を維持し、美しさをキープするなら「デュアルホワイトニング」が断然お勧めです。今回は、その効果を実感しやすいデュアルホワイトニングについてお話をいたします。
デュアルホワイトニングとは、歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、歯科医師の指導のもと自宅で行うホームホワイトニングを併用した方法です。
オフィスホワイトニングは歯科医院でのみ受けることができます。ホワイトニングジェルを歯に塗り、レーザーを照射することで汚れや色素を分解して白く仕上げます。1回の施術でかなり効果を得られるため、すぐに効果を実感したい方やイベント等に併せて白くしたい方にピッタリです。しかし後戻りが早いため、効果を維持することが少し難しい施術です。
いっぽうホームホワイトニングは、歯科医院でマウスピースを作製し、ホームホワイトニング用のジェルを使って自宅で行う方法です。オフィスホワイトニングと比べて自宅で好きな時間に行えるため、ご自身のペースでホワイトニングを進めることができます。効果が表れるのに時間がかかるため、即効性がないのがデメリットと言えます。
それぞれの特徴を考えると、白さを実感することや後戻りに悩むことも出てくることでしょう。いちどホワイトニングで歯を白くすると、ほとんどの方が「この白さを維持したいな」と思われるのではないでしょうか。
この願いを叶えることができるのが、デュアルホワイトニングです。デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用した方法で、それぞれの良いところを併せ持った施術内容になります。ではデュアルホワイトニングは、どの順番で行うのが良いのでしょうか。
お勧めのデュアルホワイトニングはオフィスホワイトニングで即効性のある白さに仕上げたあと、次のオフィスホワイトニングまでの間はホームホワイトニングで白くした歯を維持する、といった順番になります。この順番が最も白さを維持できます。
では最初にホームホワイトニングを行ったあとにオフィスホワイトニングを行うと効果は半減するのでしょうか。結論から言いますと、効果がないわけではありません。ですがよりホワイトニングの効果を高めるためにもデュアルホワイトニングの順番は、オフィスホワイトニング後のホームホワイトニングが効率的にもベストだと言えます。
モチベーションを高めるためにもオフィスホワイトニングで一気に白くして、ホームホワイトニングで白さを維持し、次のオフィスホワイトニングを受ける、という流れで施術を継続すると、白く美しい歯を維持しやすくなります。
なおデュアルホワイトニングを受ける場合は、歯科医師が在籍した医院で受けるようにしましょう。
2022年08月15日 18:07
夏休みも佳境に入り、子どもさんや学生の方は休みを満喫されていることと思います。また今年の夏は猛暑ということもあり、冷たい飲み物やアイス、かき氷などが欠かせないことでしょう。そこで気になるのは虫歯リスクです。夏の飲食物には虫歯リスクを高める砂糖がたくさん使われています。今回は虫歯にならないよう夏の間に気を付けるべきことについてお話いたします。
夏場の暑さをしのぐために欠かせないのが、炭酸ジュースやスポーツドリンク、アイスやかき氷、すいかなどではないかと思います。どれも冷たいのど越しで皆さん大好きなことと思います。
しかし、この夏に欠かせない冷たい飲食物に含まれる「糖分」が、虫歯の大きなきっかけになってしまいます。特に炭酸飲料やアイスクリーム、かき氷のシロップなどには多くの砂糖が含まれており、虫歯を作り出すミュータンス菌などの大好物となってしまいます。
またスポーツをする方に欠かせないスポーツドリンクも糖分が含まれており、たくさん飲むことで虫歯リスクを抱えてしまいます。
虫歯はチョコレートや飴といったものだけでなく、夏を快適に過ごすための飲食物にもたくさん含まれていることをまず知っておきましょう。
とは言うものの、連日の猛暑で夏バテや熱中症にならないためには、適度な水分摂取や固形物を取らなければ体調を維持できません。虫歯にならないためには糖分が含まれない水やお茶が安全ですが、夏バテや熱中症予防には必要な成分が摂取するのが難しいでしょう。特にスポーツドリンクは体の水分バランスを保つために必要な成分を含んでいるので、できるだけ積極的に摂取したいところです。
特に夏場の部活動などスポーツをする方にとって、スポーツドリンクは欠かすことができません。練習後にお友達と甘いものを食べるのも、また楽しみのひとつではないかと思います。
では夏バテや熱中症を予防しながら虫歯にならないためにはどうすればよいのでしょうか。
それは「摂り方」にあります。虫歯は、お口の中が酸性に傾いていると活動しやすくなります。ではどうしたら酸性に傾くのかというと、それはずっと飲食を続けることです。お口の中は普段は中性ですが、だらだらと飲食をすることでお口の中が常に酸性に傾いていると、虫歯菌が活動して歯を溶かし始めてしまうのです。特に矯正治療をしている方は虫歯リスクがより高まってしまうので、注意が必要です。
まずはだらだら飲食を控え、食べたり飲んだりする時間をきちんと決めましょう。そして食べたあとは水やお茶などでお口の中に残る糖分を洗い流すとよいでしょう。
暑い夏を乗り切るためにも、適度な摂取を心がけてくださいね。
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