タフトブラシ、使っていますか?

2023年04月16日 15:26

歯をきれいにしたり、歯の健康を維持するための歯磨きをするための基本アイテムは歯ブラシですが、タフトブラシというのをご存じでしょうか。歯ブラシに加えタフトブラシを使うことによって、より歯の健康を維持しやすくなります。今回は、タフトブラシに焦点を当ててお話いたします。

タフトブラシとは?どんな使い方ができる?

そもそもタフトブラシとはどのようなブラシなのでしょうか。タフトブラシは歯ブラシの一種でワンタフトと呼ばれることもありますが、その形状は通常使う歯ブラシとは異なっています。

タフトブラシとは、毛束がひとつの小さな束になっている形状の歯ブラシです。毛束が小さいので、通常の歯ブラシでは届きにくい部位などを磨くのに適しています。タフトブラシで検索すると画像が出てきますので、その画像を見ると「なるほど」と思われることでしょう。ではタフトブラシはどのような使い方ができるのかをご紹介します。

歯と歯ぐきの境目が磨きやすい

歯の表面はしっかり磨いても、歯と歯ぐきの境目に汚れが残っていることは少なくありません。この汚れがやがてプラークとなり、歯周病などの原因となってしまいます。タフトブラシはコンパクトな毛先のため、歯と歯ぐきの境目がとても磨きやすくなります。

奥歯が磨きやすい

奥歯、特に上の奥歯はとても磨きにくく、汚れが落としにくい部位です。通常の歯ブラシでは磨きにくい部位ですが、毛束が小さいタフトブラシを使うと、奥までしっかりと磨くことができます。

歯と歯が重なっている部分が磨きやすい

歯並びが悪く、歯と歯が重なっている部分はどうしても磨きづらいことと思います。普通の歯ブラシではやはり細かい部分が磨きづらく、食べかすが残るため虫歯や歯肉炎、歯周炎などの原因となってしまいます。タフトブラシを使うと、歯の重なりの部分が磨きやすくなります。

親知らずが磨きやすい

親知らずはいちばん奥に生えているため、どうしても磨きづらいと感じることでしょう。特に親知らずが完全に生え切っておらず、中途半端に顔を出している生え方の場合、智歯周囲炎という親知らずの周りの歯ぐきの腫れを引き起こしやすくなります。タフトブラシを使うと、親知らずの周りまで磨きやすくなり、智歯周囲炎の予防にもなります。

お子さんの仕上げ磨きにも適している

まだ上手に磨けないお子さんの仕上げ磨きにもタフトブラシは活用できます。

毎日に歯磨きにプラスして、お口の健康を守りましょう

タフトブラシは普通の歯ブラシと違い、細かな部分まで磨くことができる優秀なアイテムです。毎日の歯磨きの際にプラスして使うことで、虫歯や歯周病のリスクを減らすことがきるため、お口の健康を守りやすくなります。毎食後に使うのは難しいという方は、就寝前の歯磨きの時だけでも使ってみることをお勧めします。

併せて、歯石除去やクリーニングなど定期検診を受け、歯と歯ぐきの健康を維持しましょう。

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