インプラントを長持ちさせるためにはメンテナンスが重要!

2023年01月16日 11:57

インプラントは他の欠損補綴治療に比べると、見た目だけでなく他の歯に影響を与えずに治療ができることが大きなメリットのひとつでもあります。しかしインプラントは絶対に一生持つかというと、必ずしもそうではありません。インプラントを長持ちさせるためには、やはり定期検診やメンテナンスがとても重要なのです。今回はインプラントのメンテナンスの重要性についてお話いたします。

実は手入れがしやすいインプラント

インプラントは高額であるというほかに、入れ歯やブリッジと比べると第一選択肢となることが少ないため「インプラントは手入れが難しそう」というイメージをお持ちになることも多いでしょう。

しかし、インプラントは意外にお手入れがしやすく、不潔になりにくいということをご存じでしょうか。例えば入れ歯の場合、毎食後に取り外して流水や洗浄剤などできれいに保つことができます。このお手入れを毎食後に欠かさず行っていれば問題はありませんが、中には入れ歯をずっと付けたまま過ごす方もおられます。当然のことながら、入れ歯には食べかすがたまり、とても不潔な状態になってしまいます。

ブリッジは、案外お手入れが難しい治療法です。歯がない部分は、人工歯と歯ぐきのわずかなすき間に食べかすや汚れが残りやすくなります。また歯ブラシを使ってもうまく取り除きにくいため、不潔になりがちになってしまいます。そのため二次カリエスのリスクが高くなり、健康な歯が虫歯になってしまう可能性が高くなります。

入れ歯やブリッジと比べると、インプラントは独立した一本の歯として機能を回復させます。オールオン4やインプラントオーバーデンチャーなど特殊なインプラントはまた別ですが、基本的には失った歯の部分のみを治療するため、ブリッジのように繋がった人工歯を装着するわけではありません。そのため他の天然歯と同じように歯を磨き、フロスや歯間ブラシなども通すことができます。特に虫歯で歯を失ってしまった方にとっては、二次カリエスのリスクが高くなるため日常のお手入れはとても重要です。このようなことから、インプラントは他の天然歯と同じように歯磨きやフロス、歯間ブラシ等を使ってお手入れができるのも大きなメリットと言えるでしょう。

インプラントを長持ちさせるのはメンテナンス

お手入れがしやすいといっても、やはり人工のものはいつか問題が起きてしまうのはどの治療法でも同じです。特にインプラントは自費治療で高額な費用が必要なため、できる限り長持ちさせたいところでしょう。

インプラントを長持ちさせるのは、日常のお手入れにくわえ、やはり歯科医院での定期的なメンテナンスが欠かせません。他の天然歯同様、プロの技術でご自身では落としきれない汚れや溜まったプラークなどを取り除き、口腔内を清潔に維持することがインプラントを長持ちさせる最大のコツです。

特にインプラントの場合、歯周病と似た症状である「インプラント周囲炎」に気を付けなければいけません。インプラント周囲炎になると歯ぐきが腫れ、インプラントを支えている歯槽骨が吸収されていきます。そうなると、インプラントが支えられなくなり抜け落ちてしまいます。いちどインプラント周囲炎になって抜け落ちてしまうと、再治療はとても難しくインプラント自体をあきらめなければいけなくなります。せっかく高い費用を出したのに、このようなことになるのは本末転倒と言わざるを得ません。

インプラントを長持ちさせるのは定期的なメンテナンスです。またメンテナンスを受けることは、お口の健康を維持することに繋がります。インプラントを入れたら、必ず定期的なメンテナンスを受けるようにしましょう。

 

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