年末年始は虫歯に注意を

2022年12月11日 15:20

クリスマスやお正月など、年末年始はイベントで盛りだくさんです。美味しいものをたくさん食べる機会が多いこの時期は、気を付けておかなければ虫歯が作られやすい時期でもあります。楽しい年末年始を歯のトラブルに見舞われないよう、気を付けるべきポイントについてお話いたします。

この時期に多いのはやはり「虫歯」

クリスマスや忘年会、お正月や新年会などなにかと飲食が多いこの時期は、ついだらだらと飲み食いをしてしまう危険なシーズンでもあります。そしてこのだらだらと飲み食いをする時間は、お口の中にとって特に虫歯のリスクが高まる時期でもあります。

虫歯になってしまうのは、決して甘いものだけが原因ではありません。確かにケーキや焼き菓子などといったものは砂糖がふんだんに使われています。しかし砂糖だけが虫歯の原因ではありません。

虫歯になるのには、砂糖以外にもいくつか要因があり、その要因が重なってしまった時に虫歯になってしまうのです。

では虫歯になる要因を確かめてみましょう。

・砂糖

・口内環境(虫歯菌の活動)

・歯質

・時間

この4つの要因が重なると、虫歯が作られてしまいます。年末年始のイベントは、特に「時間」がポイントとなります。普段と比べるとクリスマス会や忘年会、お正月など飲食をする時間が増える方がほとんどではないでしょうか。そしておしゃべりをしながら、またお酒を飲みながらつい長時間飲食をしてしまいがちになるため、虫歯リスクが高まってしまうのです。

虫歯菌が活動しやすい環境とは?

虫歯は、ミュータンス菌をはじめとした虫歯菌の働きによって歯が溶けてしまいます。これは虫歯菌が糖分をエサにして酸を作り出すことで歯の表面を溶かすことで虫歯になるのです。

飲食後のお口の中は酸性に傾いており、虫歯菌が活動しやすい環境となっています。通常なら唾液の働きにより虫歯菌が出す酸を中和し、歯の石灰化に必要なミネラル成分が作られて歯の表面を修復します。

ところがだらだら食べ続けるといつまでもお口の中が中性にならず、虫歯菌が活動しやすい酸性を維持し続けてしまいます。つまり虫歯菌が活動しやすい環境を作り出すのは砂糖だけでないのがお分かりいただけるのではないかと思います。

「だらだら食べ続ける」ことは避けましょう

虫歯はある日突然できるわけではありません。しかし口腔内が虫歯菌にとって活動しやすい環境の場合、虫歯リスクは当然高まってしまうだけでなく、一本の虫歯だけでは済まなくなってしまうことがあります。

年末年始の楽しいイベントは、美味しいものを食べて楽しく過ごす時間が多い反面、虫歯になりやすい誘惑が待ち構えています。

できるだけだらだら食べ続けることを控え、食べる時間をきちんと決め、虫歯にならないよう気を付けて過ごしてくださいね。

 

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