歯ブラシ、フロス、ワンタフト・・・使う順番は?

2022年04月21日 09:02

虫歯や歯周病といった歯のトラブルから歯の健康を守るためには、毎日の丁寧な歯磨きが欠かせません。また歯ブラシだけでは取り除けない歯の間の汚れや歯並びが悪い部分は、フロスや歯間ブラシ、ワンタフトブラシといった補助的な道具を使う必要があります。しかし歯ブラシ以外の道具を使うとき、どの順番で使えばよいのか分からないことはありませんか?今回は、歯磨きの順番についてお話をいたします。

お口の中を清潔にするための道具について

歯や歯ぐきの健康を守るための道具は、歯ブラシだけではありません。今更、と思われるかもしれませんが、歯ブラシを含むお口の中をきれいにするための道具について簡単に説明いたします。

歯ブラシ

言うまでもなく、歯を磨くための最も基本的な道具です。とても豊富な種類があり、ヘッドの大小の違いや柔らかさなどの質感、持ち手などメーカーのこだわりにより異なります。ドラッグストアなどで簡単に手に入りますが、どの歯ブラシが自分に合っているか分からないときは、かかりつけの歯科医院の歯科衛生士さんに質問してみましょう。

デンタルフロス

歯と歯の間に残る汚れを取り除くための糸で、糸ようじとも呼ばれています。手で好きな長さで切って使うもの、持ち手が付いているものがあります。歯と歯の間が狭い部分でも入りやすいフロスは、虫歯予防に欠かせないアイテムです。

歯間ブラシ

歯間ブラシも、歯と歯の間に残った汚れを落とすのに必要なアイテムです。特に歯のすき間が広い方は、フロスよりも歯間ブラシのほうがしっかりと食べかすを落とせます。逆に歯間が狭い方は歯間ブラシが入りにくく無理に入れると歯肉を傷つけるため、フロスを使いましょう。

ワンタフトブラシ

ワンタフトブラシとは、歯ブラシの毛先が小さく、部分的に磨くための特殊な歯ブラシです。歯並びの悪い部分や歯ぐきのかなり上方から生えている犬歯、ワイヤー矯正中のブラケット周辺およびブリッジやインプラントなどの部分を磨くのに最適なブラシです。また非常にコンパクトな毛束のため、歯の裏側を磨くのにもとても適しています。ワンタフトブラシを使うことで、さらに毎日のケアのレベルを上げることが可能となります。

使う順番は?避けたほうがよい順番はある?

歯ブラシ以外の清掃アイテムを使うことで、より毎日のケアのレベルが上がります。しかし使う順番によっては汚れがきれいに落とせないこともありますので、正しい順番を知っておくことが大切です。

1.歯ブラシで全体をきれいに磨く

まずは歯ブラシを使って丁寧に全体を磨きます。ゴシゴシと強く磨くのではなく、軽い力で小刻みに歯ブラシを動かして汚れを落としましょう。

2.ワンタフトブラシで磨きにくいところを丁寧に磨く

次にワンタフトブラシで歯と歯ぐきの境目を磨きましょう。ここはプラークが作られやすいぶぶんのため、ワンタフトブラシを使って丁寧に磨きます。また歯並びが悪く、歯と歯が重なっている部分は、普通の歯ブラシでは汚れが残りがちです。ワンタフトブラシの毛先を歯のデコボコに沿って丁寧に磨きましょう。ワイヤー矯正のブラケット周辺やブリッジが入っている部分も丁寧に磨きます。

3.フロスまたは歯間ブラシを使う

最後にデンタルフロスまたは歯間ブラシを使い、歯とはの間に残る食べかすを取り除きます。歯ブラシやワンタフトブラシでは歯間の汚れが取り除けません。成人の虫歯の多くは歯と歯の間に起こります。子どももですが、大人虫歯を予防するためにもフロスや歯間ブラシは欠かせません。一日の最後の歯磨きのときに、是非使うようにして下さい。

なおフロスや歯間ブラシを先に使うと、歯磨きをしたときの汚れが歯の間に入ってしまうことがありますので、先にフロスなどを使うことは避けてください。

定期検診もきちんと受けてお口の健康を維持しましょう

正しい歯磨きは毎日のケアがとても重要です。歯ブラシに加え、フロスやワンタフトブラシを使うことで、より虫歯や歯周病リスクを抑えることが可能となります。それだけでなく、定期的に歯科医院で検診を受けることも大切です。

何歳になってもご自身の歯で食事を楽しめるよう、お口のケアはしっかりと行いましょう。

 

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