本当にアライナーを交換するだけで歯が動くの?

2021年01月13日 16:41

 

目立たない矯正治療として注目を集めているインビザラインは、アライナーと呼ばれるマウスピースを交換しながら歯並びを改善する方法です。

 

ワイヤー矯正と比べると今一つ歯が動くイメージが浮かばないかもしれません。では本当にアライナーを交換するだけで歯が本当に動いて歯並びが良くなるのでしょうか。

 

歯を動かす原理はワイヤーもマウスピースも同じ

 

歯並びや噛み合わせを改善する矯正治療は、歯に矯正装置を取り付けて調整をし、少しずつ歯を動かしながら歯並びを改善していきます。

 

乳歯が抜けて永久歯が生え揃う際に顎の骨が狭いと、永久歯が生え揃うスペースが不足して歯と歯が重なったり、前方へ出てしまうなど歯並びが悪くなってしまいます。また噛み合わせが悪い不正咬合になると、様々な悪影響が懸念されるため、キレイな歯並びと正しい噛み合わせへと改善する矯正治療が必要となってきます。

 

最も多い矯正治療法は、ワイヤー矯正です。ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットという小さなボタンを付け、そこにワイヤーを通して調整しながら歯を動かす治療法です。また歯の裏側に装置を付ける裏側矯正も、同じようにワイヤーを動かしながら歯並びを整えていきます。

 

いっぽうのマウスピース矯正は、歯にマウスピースを嵌め、決まった期間で新しいマウスピースを交換しながら歯を動かす治療法です。新しいマウスピースは歯の動きに応じて作られており、交換した際にはきつさや痛みを覚えることがありますが、これは新しいマウスピースを付けることで歯が動くように設計してあるからです。

 

ワイヤー矯正とマウスピース矯正は固定式と着脱式という方法は違いますが。どちらも歯に力を加えることで歯を少しずつ動かすため、原理としては同じと言えます。

 

気が付けば歯がきちんと動いているインビザライン

マウスピース矯正にはいくつか種類がありますが、最もメジャーなマウスピース矯正と言うと、インビザラインでしょう。インビザラインはアライナーと呼ばれるマウスピースを交換しながら矯正治療を進めていきます。

 

症例によって少し違いはありますが、アライナーは1週間から10日くらいの間隔で新しいものに交換します。アライナーはあらかじめ歯の動きに応じて数か月先のものまで作製されます。緻密な治療計画によって作られているため、パッと見たらどのアライナーも同じに見えるかもしれません。

 

と言うのも、アライナー1枚で動く歯の量はわずか0.25ミリとほんのわずかなためです。1ミリにも満たない動きのため、次の新しいアライナーを見てもほとんど変わらないように見えるのは当然かもしれません。

 

しかし新しいアライナーは、少しズレて作製されています。そのためアライナー交換時はきつく感じたり、アライナーを外した時に歯に痛みを感じることもあると思いますが、これはアライナーを交換することで弱い力で歯に持続的に力を加えているためです。

 

そのためアライナーを交換しながら本当に歯が動くの?と当初は疑問に思うかもしれませんが、気が付くと「あれ?歯が動いている!」と実感することと思います。

 

ワイヤー矯正とは異なる特徴を持つインビザラインで、キレイな歯並びを手に入れてみませんか?

 

 

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