ヤニを落とすには、クリーニングとホワイトニングどちらが良い?

2023年02月17日 14:09

タバコを吸う方のお悩みのひとつに、「ヤニ」が挙げられるのではないでしょうか。一服することでリラックスする反面、タバコを吸うと歯の審美性は格段に落ちてしまいます。頑固なヤニ、きれいに落とすにはクリーニングとホワイトニングのどちらが良いのでしょうか。

歯磨きではなかなか落とせない頑固なヤニ

タバコを吸う方のほとんどに見られるのが、歯にべったりと付いたヤニです。ヤニが付くと歯が黄色や茶色に変色し、審美性を大きく下げてしまいます。せっかくきれいにメイクをしても、笑った時に見える歯がヤニで茶色く変色していると、台無しになってしまいます。

ヤニの表面にプラークが付着すると、唾液中のカルシウムイオンと結合して歯石が付きやすくなります。ヤニと歯石が混ざってしまうと歯ブラシでは簡単に落とすことはなかなか困難なため、歯科医院での専門的な施術が必要となります。

ヤニを落とす基本は、クリーニング

ご家庭ではなかなか落とすことのできないヤニですが、歯科医院でどのような施術で落とすのかというと、基本はクリーニングです。ヤニを取る際に超音波スケーラーという器具を使い、超音波の振動を利用してヤニや全体的な汚れを徹底して取り除きます。その後はペースト等を使って歯の表面を磨き上げ、歯本来の色を取り戻します。

また歯のクリーニングはヤニなど歯の汚れだけでなく、固く付着している歯石を落とします。歯石は歯周病の原因になるため、超音波スケーラーや手動危惧を使ってしっかりと取り除きます。

クリーニングを終えた歯はヤニで茶色く変色していたとは思えないほど、白くきれいな歯になります。

このように、頑固なヤニを取り除く基本は、歯のクリーニングと言えます。

ヤニを落とした歯をより白くするにはホワイトニング

ではホワイトニングはどうでしょうか。ホワイトニングは、本来の歯をより白くするための施術です。そのためヤニを落とす目的よりも、クリーニングでヤニや着色を落とした歯をより白くきれいに仕上げる、と考えたほうが良いかもしれません。

というのも、ヤニは歯石とともに付着しやすいので、まずは歯の表面の汚れと歯石を落とすことが最初のステップになります。もちろんホワイトニングでもヤニを落とすことはできますが、歯石は取り除くことができません。また歯石をそのままにしておくことは、歯周病の発症や悪化にもつながりますので、まずはクリーニングを受け、全体的な汚れや史跡を落としてから、さらに美しさを求めてホワイトニングを受けられる工程がお勧めです。

定期的にヤニを落とし、きれいな歯を保ちましょう

お話したとおり、ヤニで変色した歯をきれいにするには、基本的にクリーニングがお勧めです。そしてクリーニングできれいになった歯をさらにホワイトニングで真っ白にすることで、より美しい口元を手に入れることができます。

しかしヤニはタバコを吸う以上、どうしても付着してきます。またコーヒーなどを一緒に飲むことでさらに着色が進んでしまいます。定期的にクリーニングを受けることはヤニなどの着色を取って審美性を維持するとともに、プラークや歯石も同時に除去して歯周病の予防にもなります。喫煙者は歯周病になっていても気づきにくいため、是非定期的なクリーニングを受けるよう心がけましょう。

 

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