インビザライン、注意すべきこととは?

2021年05月20日 09:29

 

マスクが手放せない今、矯正治療を始めようと考える方も多いと思います。特に取り外し式のマウスピース矯正であるインビザラインは、歯磨きや食事といった日常生活が送りやすいことで人気を集めており、インビザラインで矯正治療をはじめようと考えている方も多いことでしょう。

 

矯正治療生活を送りやすいインビザラインですが、自己管理が必要なため誤った過ごし方をすると歯がきちんと動きません。ではインビザラインでは、どのような事に気を付けなければいけないのでしょうか。

 

完全に自己管理のもとで行うインビザライン

歯の表面にブラケットを付け、ワイヤーを通して歯を動かすワイヤー矯正は、歯磨きや食事がしにくい、虫歯リスクがやや高いなど、日常生活に影響が出やすい矯正治療法です。

 

しかしワイヤー矯正は、矯正治療が終了するまで装置はつけたまま過ごすため、歯を動かすための調整は医師が行います。そのため歯は確実に動き、ほぼ治療計画どおり矯正治療が進んでいくため確実な治療法であると言えます。

 

いっぽうインビザラインはアライナーを自分でつけたり外したりしながら矯正期間を過ごします。食事や歯磨きがしやすく、口腔内管理がしやすいことでメリットの多い治療法ですが、自分で管理をしなければいけないため、管理の仕方によっては治療計画から大きくズレてしまうことがあります。

 

もしインビザラインで間違った使い方をすると・・・?

インビザラインはシュミレーションに基づいて治療計画を立案しますが、それは正しい使い方が条件となります。

 

アライナーを交換しながら歯を少しずつ動かし、歯並びや噛み合わせを改善していきますが、長時間アライナーを付けているほど歯に力がかかり、その分確実に歯が動きます。そのため1日20時間以上の装着が必要になります。歯磨きや食事が終わるとすぐにアライナーを付け、できる限り装着していない時間を短くしなければ思うような効果が得られません。

 

中にはアライナーを外してそのまま過ごし、気が付けば1日5,6時間くらいしかアライナーを付けていないという方もおられると思います。このように装着時間が短いと、思ったように歯を動かすことができず、治療計画どおり歯が動きません。

 

またアライナーは1週間を目途に新しいものに交換しますが、うっかり交換を忘れたりアライナーを紛失してしまうこともあるかもしれません。アライナーは必ず決められた期間を守って新しいものに交換するようにしましょう。カレンダーに日付を書いておくと交換のし忘れがないのでお勧めです。

 

また外食などのとき、お口の中から外したアライナーをティッシュなどに包んでおくと紛失する可能性が高くなります。紛失するとアライナーが装着できないので、専用のケースは必ず持ち歩くようにしましょう。

 

正しい方法で、理想の歯並びを手に入れましょう

インビザラインはワイヤー矯正と比べると、日常生活の送りやすさに関して非常にメリットが多い治療法です。しかし自己管理ができないと、歯が思うように動かず矯正治療の失敗に繋がりかねません。歯をきちんと動かすためにも、注意事項は必ず守るようにしましょう。

 

 

当院のインビザラインについてはこちら

 

 

 

 

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