2018年04月14日 06:43
みなさんは、「歯医者」にどんなイメージを持っていますか?
小さい頃に通った歯医者に「怖い」「痛い」イメージがあると、詰め物や被せ物が取れても「歯が痛くなるまで行きたくない」という方もいらっしゃるかもしれません。
さらに親御さんが歯医者が苦手だと、お子さんも「痛くなるまで(連れて)行かない」、痛くなってから行くから「歯医者さんは痛い、怖いところ(嫌い・行きたくない)」という悪循環が生まれてしまうかも。
自分の記憶を思い返してみると、幼いころの記憶というのは、大人になっても根強く残るものだと実感することも多いのではないでしょうか。
虫歯は、放っておいてもよくなることはありません。
小児歯科は、むし歯の治療だけでなく、お子さんが将来病気になりにくい健やかな体を作れる環境を、歯科の分野からサポートしていくことができます。
健康的な体になるためには、鼻呼吸が基本です。
鼻で呼吸をしていると、口は閉じた状態です。
口呼吸に比べて深くゆっくりとした呼吸なので、脳までしっかり酸素を送ることができ、空気内に含まれるウイルスが体内に侵入するのを鼻毛や鼻水が防ぐ働きもあります。
これが歯並びなどの影響で口呼吸になると、どうなるでしょうか。
口呼吸の場合は、唾液でしか空気を浄化できません。
そのため風邪やインフルエンザなどのウイルス感染リスクが高まります。
呼吸をするためにぽかんと口開いた状態が「いつもの顔」になります。
さらに口で呼吸していると口の中や喉が渇き、むし歯や歯周病の菌が活発になりやすいです。
このように口呼吸と鼻呼吸では、むし歯や歯周病のリスクだけでなく、見た目にも違い出てきます。
保護者の皆様にはむし歯だけでなく、お子さんの歯並びや顔立ちの成長のこともしっかり考えて、お子さんの成長を見守っていただきたいと思います。
将来、矯正をする必要があるかどうかは、専門的な知識がないと正確な判断はできません。
症状によっては小児矯正のあとに、大人の矯正治療が必要なケースもあります。
反対に幼少期だからこそ、カンタンな装置を家にいるときに使うだけで、歯並びを整えることも可能です。
当院では、一般的な小児歯科ほかに小児矯正、大人の矯正治療も行っています。
むし歯治療、予防のほかに幼いうちにお子様の歯並びを注意深く観察し、適切な処置を早い段階でご提案いたします。
歯並びや呼吸の習慣など、適切な治療を最適なタイミングで行うためには、ご家族のご協力がかかせません。
「うちの子は大丈夫かな?」と気になったら、是非一度当院にご相談ください。
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医療法人 敬清会 公園通り歯科
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