リテーナーを失くしてしまった・・・!どうすればいい?

2022年06月23日 15:07

矯正治療によって歯並びや噛み合わせを正しく整えたあとに心配なのは、後戻りです。せっかく高い費用を費やして行った矯正治療が、後戻りによって乱れてしまったらとてもショックを受けることと思います。こういった後戻りを防ぐために欠かせないのが、リテーナーです。ところが不注意でリテーナーを紛失してしまった、ということも十分考えられます。では万が一リテーナーを失くしてしまった場合、どうすればよいのでしょうか。

リテーナーの重要性について

矯正治療を終えた後の歯は、元に戻ろうとする性質があります。矯正治療後の歯はとても不安定なため、歯が元の位置に戻ろうとする後戻りが起きてしまいます。そこで重要なのが、リテーナーの装着です。

動的治療(歯を動かすための装置を使った治療期間)が終了したあとは、「保定期間」という期間に入ります。保定期間とは、動的治療で動かした正しい歯並びと噛み合わせを保つための期間で、非常に重要な役目を持ちます。リテーナーという装置をつけ、歯が動いて後戻りをしないようにします。

リテーナーの種類について

リテーナーにはマウスピースタイプ、床矯正に似たプレートタイプといった取り外し式のものと、歯の裏側にワイヤーを取り付ける固定式のものがあります。医院によって取り扱っているリテーナーは異なりますので、どの装置になるのかは医院で確認してください。

うっかりリテーナーを紛失してしまった・・・!どうすればいい?

ワイヤーで固定式のリテーナーは紛失の心配がありませんが、取り外し式のリテーナーの場合、間違って捨ててしまった、外食の際に外してティッシュに包んだまま忘れてきてしまった・・・などといったトラブルが起こることがあります。もしリテーナーを紛失してしまった場合、どうすればよいのでしょうか。

まずは、矯正治療を受けた医院に相談し、装置を再作製しましょう。先にお話したとおり、矯正治療後の歯は後戻りしやすいので、失くしたとわかった時点ですぐに医院に連絡をして受診してください。時間が経つと歯が動いてしまうので、すぐに受診、再作製することが大切です。そのまま放置しておくことは絶対にやめましょう。

治療後に引っ越した後にリテーナーを失くしてしまったら?

リテーナーの再作製は原則として、矯正治療を受けた医院で行います。しかし保定期間中に引っ越し、治療を受けた医院から遠く離れてしまうこともあるかと思います。リテーナーの作製にはそれほど通院回数はかかりませんが、引っ越して遠くなり、受診できない場合はまず、地元の矯正治療を行っている医院に相談してみましょう。絶対に作れる、という保証はありませんが、相談には乗ってくれるはずです。中には他院で治療を受けた方でもリテーナーのみの作製を受けてくれる医院もあるようです。

リテーナーは矯正治療後の後戻りを防ぐための非常に重要な期間です。リテーナーはなくてはならないので、万が一紛失してしまったときは、速やかに受診するようにして下さい。またリテーナーを外した際はティッシュなどにくるむと誤って捨ててしまう原因となります。必ず専用のケースに保存するようにしてください。

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