最新iTero5D、型取りだけじゃありません

2021年03月17日 13:31

インビザラインによる矯正治療に欠かせない光学スキャナ・iTero。最近では最新型のiTero 5Dを導入している医院も増えてきました。

 

インビザラインの型取りに欠かすことができないiTeroは、従来のiTero3Dモデルでも十分可能です。しかし最新型のiTero 5Dは。従来モデルにはない機能を備えており、インビザラインの型取りだけでなく、虫歯の早期発見という歯の健康維持にも大いに役立てることができることが大きな特徴です。今回は。より優れた機能を搭載しているiTero 5Dの虫歯治療との関連性について注目してみました。

 

より精密な口腔内を映し出すiTero

 

インビザラインはアライナーを交換しながら目的の歯並びへと導く治療法です。そのためにはより確実な歯の動きや予測、精密なアライナーの作製が欠かせません。まずはiTeroを使って口腔内をスキャンし、歯科医師の予見による歯の動きをシュミレーションします。その後出来上がったアライナーを交換しながら歯を少しずつ動かしていくところは3Dも5Dも変わりません。

 

iTeroの第一の目的は、光学スキャナーを使ってより精密に口腔内の状況を把握し、治療計画に合ったアライナーを作製することです。

 

 

早期の虫歯発見にも役立つiTero 5D

 

では従来の3Dモデルと最新の5Dモデルはどこが違うのでしょうか。それは「NIRI」という、エナメル質の脱灰を早期に発見できる機能を搭載していることです。

 

エナメル質の脱灰は、ある程度白っぽく濁ってこないと肉眼ではなかなか見つけにくいものです。それが歯と歯が隣接している部位では、なおさら発見が困難です。

 

iTero 5Dに搭載されている「NIRI」は、撮影と同時に近赤外線を出してエナメル質の脱灰具合を確認することができるという、とても優れた機能です。平面の画像であるレントゲン写真だけでは発見しにくい隣接面の初期虫歯を早期に発見できること、それがiTero 5Dの持つ大きな武器と言えます。

 

虫歯はある程度進行しないと痛みなどを感じません。しみる、痛いといった症状が出たころには歯を削って詰める処置が必要になってきます。歯はいちど削ると二度と元に戻らないだけでなく、いちど治療した歯はその後、二次カリエスのリスクを背負うことになるのです。

 

もしエナメル質の脱灰を早期に発見することができれば、歯を削らずに再石灰化を促すことが可能となり、歯の健康維持に繋がります。

 

インビザラインでの矯正治療をお考えの方はもちろん、虫歯が心配だという方にとって、このiTero 5Dは歯の健康維持に大きな役割を持つのではないでしょうか。

 

 

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