以前治療した被せ物をキレイにしたい・・・!おすすめは?

2020年05月14日 08:47

保険適用で差し歯にした前歯は、年数が経つとともにだんだん黄ばんで変色してしまいます。これでは笑顔に自信をなくし、人前で笑うことが恥ずかしくなってしまうのではないでしょうか。このようなお悩みの改善には、以前治療した差し歯や被せ物を再度治療をすることで、笑顔に自信を取り戻すことが可能になります。ではどのような素材がお勧めなのでしょうか。

なぜ差し歯が変色する?

保険適用の差し歯は表側が白いレジン、裏側が金属でできています。レジンは樹脂のため使用しているうちに細かなキズがつき、水分や色素を吸収しやすくなってきます。そのため数年経つと、作製当初よりもずいぶん印象が変わってしまいます。わかりやすく言うと、プラスチックのコップに細かなキズがついて、そこに色素がついてしまうといった感じです。このように、保険適用の差し歯はレジンという素材上、どうしても汚れがつきやすく、変色の原因になってしまうのです。

内部の金属が露出して、歯ぐきが黒っぽく見えることも・・・

また保険適用の差し歯は金属が使用されているため、歯周病や加齢などによって歯ぐきが下がってくると、内部の金属が見えてしまいます。また溶けだした金属がイオン化して歯ぐきに黒ずみを生じさせるなど、年数が経つにつれて見た目に大きな影響を与えてしまいます。

なおレジンとセラミックを混ぜたハイブリッド(CAD/CAM)は金属が使われていないため黒ずみや金属の露出はありませんが、年数が経つと多少なりとも変色が見られます。

美しさと強度を兼ね備えたジルコニアセラミック

では以前治療した差し歯や被せ物を再治療する場合、どのような素材がおすすめなのでしょうか。できるなら、見た目だけでなく強度や耐久性をも兼ね備えた、長持ちする素材がいいと思われることと思います。このようなケースでは、自費治療のジルコニアセラミッククラウンが最も適しています。ジルコニアセラミックとは、セラミックにジルコニアの粒子を混ぜたもので、全てセラミックでできているオールセラミッククラウンよりも、強度において優れています。またセラミックの美しさも生かされ、目立つ前歯にはぴったりの素材と言えるでしょう。

同じ自費素材のメタルボンドは、外側は白く美しいセラミックですが、内側に金属を使用しているため若干黒っぽく見えてしまいます。自然な白さと耐久性を考慮するなら、やはりジルコニアセラミッククラウンがいちばんおすすめでしょう。

保険適用の差し歯はどうしても劣化してしまいます。自費治療は費用が高くなりますが、何度も保険治療を繰り返していると結局費用は変わらなくなり、何といっても再治療のたびに歯を削ることから、歯の寿命も心配になってしまいます。

以前治療した差し歯をもういちど治療するなら、自費の素材を視野に入れることをおすすめします。

 

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