定期的に歯のメンテナンスを受けたほうが良い理由とは

2020年04月13日 14:27

歯のクリーニングを終えると、ほとんどの歯科医院で次の定期検診の案内を行います。その期間は3か月~6か月と様々ですが、特に調子が悪いわけでもないのにどうして歯のメンテナンスが必要なの?と思われることはありませんか。中には「面倒だから行かなくてもいい」と感じる人もいるかもしれません。ではなぜ定期的に歯のメンテナンスを受けたほうが良いのでしょうか。

定期的な歯のメンテナンスが必要な理由とは?

歯が痛い、歯ぐきから出血するなど、お口の中で何かトラブルが起きた場合、皆さんは歯医者を受診しますよね。必要な治療を受けて症状が良くなると、もう受診しなくなり、またトラブルが起きたら受診する・・・。このようなサイクルで歯医者を受診する「治療型」がまだまだ日本の主流です。

しかし欧米など諸外国は、調子が悪くならないための「予防型」という目的で歯医者を受診する人が圧倒的に多く、調子が悪くなくても当たり前のように定期的に歯医者を受診しています。

その結果は何年後かに顕著に現れます。定期的に受診する人と比べ、調子が悪いときだけ歯医者に通う人との将来的な残存歯数となってその差が出るのです。

特に最近は歯周病によって歯を失う方が多く、虫歯よりもやっかいな病気であることが知られています。定期的に歯のクリーニングを受けることで自分では落とせない汚れや細かな歯石などを取り除き、虫歯や歯周病の原因となる要素を排除することで、トラブルを未然に防ぐことが可能となります。またトラブルが起きてしまっていても、症状が軽く、大掛かりな治療をせずに済むことがほとんどです。

なぜ定期的なクリーニングを受けないの?

歯の健康維持に欠かせない歯のメンテナンスですが、最初に述べた通りまだまだ日本国内では治療先行型の人が多い状況です。ではなぜ定期的な歯のクリーニングを受診しないのでしょうか。考えられる理由は以下のとおりです。

・痛くないのにわざわざ歯医者へ行くのが面倒くさい

・数か月先の事なのでつい忘れる

・痛くないのにお金を出したくない

・歯石除去が痛いのでイヤ

などといったことが理由で避ける方が多いようです。ここでひとつ注目したいのが「歯石除去が痛い」ということです。確かに歯石除去は多少チクチクするため、痛みに弱い方はこの歯石除去がイヤでつい足が遠のいてしまうこともあるでしょう。しかし歯石除去が痛いのは、歯ぐきが腫れているからなのです。歯ぐきが腫れていなければ痛みはほとんど感じません。痛みを感じるのは歯ぐきが腫れている、つまり歯ぐきに既に炎症が起きているからなのです。定期的に歯石除去やクリーニングを受けていると、そんなに悪化しません。つまりご自身で歯ぐきが腫れる要因を作ってしまっているのです。

歯石除去の痛みが苦手な方は、ソフトタッチで歯石を取ることで痛みを軽減できます。遠慮せずに歯科衛生士に伝えましょう。

なおホワイトエッセンスのクリーニングで行う歯石除去は痛みをほとんど感じず、心地よい感触で歯石除去を受けることができます。お口の健康維持のためにも、是非定期的に歯のクリーニングを受けるようにして下さい。

 

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