矯正治療中でも歯のクリーニングはしたほうがいい?

2020年03月24日 14:56

 

 

 

 

 

 

 

 

固定式装置を装着していると、歯の汚れが気になっても「矯正治療中だから、終わってからでもいいかな」とお考えになるかもしれません。では実際、矯正治療中の歯のクリーニングは必要なのでしょうか。

矯正治療中は虫歯や歯周病のリスクが高くなる

ワイヤー矯正や裏側矯正、インプラント矯正など固定式の装置を付けていると、どうしても歯磨きがし辛く、装置を付けているため、付けていないときと比べるとお口の中の衛生状態が低下してしまいます。自分では頑張って磨いているつもりでも、どうしても磨き残しが出てしまうため、プラークが作られてしまいます。この状態のまま日常を過ごすと、プラークに虫歯菌や歯周病菌などの細菌が寄り付き、虫歯や歯肉炎、歯周病になる可能性が高くなります。虫歯や歯周病になると、矯正治療にも影響が出てしまうため、口腔内環境を保つことは必須ですが、実際はなかなか大変なのです。

このように、ご自身で頑張って歯磨きをしていても撮り切れない汚れがあるため、クリーニングは必要なのです。

矯正治療中の歯のクリーニングについて

マウスピースや着脱式の床矯正など、取り外し式の装置を使った矯正治療の場合は、クリーニングに関して何の問題もありません。しかしワイヤー矯正や裏側矯正、インプラント矯正などはお口の中に装置が固定してあるので、着色が目立ったり、汚れが残りがちになります。特にコーヒーや紅茶、赤ワインなどを好む方は着色が目立ってしまうため、見た目にも影響が出てしまうことがあります。お口の中の衛生状態と清潔感を保つためにも、定期的にクリーニングを受けましょう。

矯正治療中の歯のクリーニングは、基本的に現在通っている歯医者や矯正歯科で行います。ワイヤー矯正の場合、ワイヤーだけを外して歯の表面やブラケット周りに付いている汚れ、歯と歯の間に残る汚れなどをきれいに取り除きます。ブラケットまで外してクリーニングすることはめったにありませんが、歯科医院によって違いがあるかもしれないのでいちど確認をしておきましょう。なお矯正治療中に歯のクリーニングを行うことで、きれいな歯の状態を保つことができますが、マウスピース矯正以外、ホワイトニングはできません。

 

矯正治療後のことも考え、歯のクリーニングは受けておきましょう

矯正治療中に虫歯になってしまうと、せっかくきれいな歯並びを手に入れてもその部分だけ被せ物が・・・となってしまうと、元も子もありません。矯正治療中こそ歯のクリーニングを受けて、トラブルのないよう治療を進めていきましょう。

 

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