お子さんの歯の虫歯リスクについて

2019年07月09日 07:10

甘いお菓子やジュースはお子さんの大好物。いちどその美味しさを知ってしまうと、すぐに欲しがってしまいますよね。また泣いてしまうと、ついご機嫌を取ろうとして甘いお菓子をあげてしまうことはありませんか?子どもの歯は非常に虫歯になりやすいため、注意が必要です。

乳歯と生えたばかりの永久歯は虫歯になりやすい

可愛らしい乳歯と、生え変わりで生えたばかりの永久歯はエナメル質が薄く、酸に非常に弱い状態です。もしお子さんのお口の中に虫歯菌が存在していると、虫歯リスクはグンと高くなってしまいます。

幼児から学童期にかけて起こりやすい歯のトラブルといえば、なんと言っても虫歯です。虫歯になる要素は虫歯菌だけではありません。虫歯菌以外の要因として「砂糖」「歯質」「時間」が挙げられます。この4つの要因が重なることで、虫歯になってしまうと言われています。

つまりまだまだ歯質が弱く脆い状態で砂糖をたくさん含んだお菓子やジュースを時間も決めずにだらだらと口にしていると、一気に歯が溶けて虫歯へと進行してしまうのです。

お子さんのおねだりに負けて、つい甘いものを与えすぎていませんか?また学童期になると、自分たちでお菓子を買って食べる機会も増えてきます。仕上げ磨きを卒業している場合は、磨き残しの心配も重なり、虫歯リスクも高くなってしまうことが考えられます。

 

甘いものは時間と回数を決め、歯磨きをしっかりと行ってあげましょう

お菓子やジュース、アイスクリームなどを与えたり自分たちで食べたりする場合は、きちんと回数や量を決めておく必要があります。テレビを見ながらだらだらと食べ続けたりすると、お口の中が常に虫歯になりやすい酸性状態が続いてしまいます。

また歯磨きも虫歯予防の基本ですが、小さなお子さんの場合、仕上げ磨きが大変重要です。泣いてしまうお子さんもいらっしゃると思いますが、根気よく続けてあげてください。

仕上げ磨きに年齢制限はありません。学童期になると自分で磨くお子さんがほとんどですが、うまく磨けずに汚れが残ったままのお子さんも非常に多く、虫歯や歯肉炎を引き起こす原因となります。週にいちどは仕上げ磨きを行ってあげたり、汚れが残って否かどうかをチェックしてあげるといいかもしれません。

またお子さんの定期検診も大切です。大人同様、歯や歯ぐきに異常はないかどうかをチェックし、フッ素塗布などを行って歯質を強化させてあげましょう。

お子さんの虫歯リスクを予防してあげることが、将来の歯の健康に大きく影響するのです。

 

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