飲み物は、できるだけ水かお茶で

2019年06月06日 16:51

暑い季節になってきました。暑いと喉が渇き、炭酸飲料やスポーツドリンクなどが美味しく感じられますよね。炭酸飲料はスカッとし、スポーツ飲料は汗をかいたときに体が欲するため、つい1日に何度も手を伸ばしてしまいませんか?砂糖をたくさん含んだ飲み物は、虫歯の元になります。美味しいからといって、飲みすぎてしまうと虫歯になってしまうため、砂糖を大量に含んだ飲料水の過剰摂取は要注意です。

 

思った以上に砂糖が含まれている清涼飲料水

炭酸ジュースやスポーツドリンク、甘いカフェオレ・・・甘さを感じる飲み物は、暑いときや疲れたときなどに飲むと、ほっとしますよね。しかしこれら清涼飲料水は美味しい反面、砂糖がたくさん含まれているため一日に何度も飲んでいると、虫歯を誘発する可能性が高まります。お子さんが好む乳酸菌飲料も同様です。ではよく目にする、あるいは口にする清涼飲料水にはどのくらいの砂糖が含まれているのでしょうか。1個4グラムに相当する角砂糖や一本3グラムのスティックシュガーを目安にご紹介します。

・炭酸飲料(500ml)・・・角砂糖10~16個分

炭酸飲料には色々な種類が販売されていますが、程度の差こそあれ、500mlのペットボトルにはこれほど多くの砂糖が含まれています。これを一日に何本も飲む、あるいは2ℓのペットボトルを1日で空けるとなると、相当な砂糖を摂取することになります。

・スポーツドリンク・・・3gスティックシュガー11本分

スポーツドリンクの場合、糖ではなく「炭水化物」と表示されています。これを糖度に換算すると、3グラムのスティックシュガーおよそ11本分という結果が出ているそうです。甘みを抑えるため、人工甘味料が使われているものも多くありますが、中には安全性に疑問が持たれているものもあるようです。

・缶コーヒー・・・角砂糖1~3個分

ブラックコーヒーなら砂糖が使われていないため問題はありませんが、それ以外のコーヒーにも意外と糖分は含まれています。一般的な甘さの缶コーヒーは角砂糖約3個分、微糖タイプでも角砂糖1個分の砂糖が使われており、カフェオレならもっとたくさんの砂糖が含まれていることになります。缶コーヒーを一日に何本も飲む方は、その分糖分が蓄積されることになるため、知らない間に砂糖を過剰摂取していることになります。

・乳酸菌飲料(80ml)・・・3gスティックシュガー5本分

小さなお子さんたちが大好きな乳酸菌飲料にも、多量の砂糖が使われています。注目すべきは、その容量です。よく見かけるあの小さな容器にスティックシュガー5本もの砂糖が含まれているため、小さなお子さんに与える場合は十分注意が必要です。

歯の健康のためには水かお茶を

歯のトラブルで最も多いのは、虫歯です。虫歯になる大きな要因のひとつは、砂糖の過剰摂取と摂り方です。美味しいから、喉が渇くからといって時間を決めずにだらだら飲んだり、何本も飲んでいると奥地の中が常に酸性状態となり、虫歯に進行しやすくなります。虫歯にならない飲み物は、糖分が含まれていない水またはお茶、白湯です。できるだけ水やお茶で水分補給をし、砂糖がたくさん使われている飲み物を飲むときは、本数や時間をきちんと決めておきましょう。

暑くなる時期に向けて水分補給が欠かせませんが、歯の健康のことを考えて、少し飲み物のことに注意して過ごしてみませんか?

 

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