ホワイトニングで白くできない歯とは?

2019年01月23日 14:18

歯を白く美しくするホワイトニングですが、いくつかの条件が必要であり、全ての歯に対応できるわけではありません。今回は、ホワイトニングができない歯についてお話をいたします。

 

ホワイトニングができる歯について

ホワイトニングには、歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、歯科医院で作製したマウスピースにホワイトニング薬剤を流し込んでご自宅で行うホームホワイトニングがあります。

どちらもホワイトニング成分を含んでおり、この成分が歯の色素を分解して歯を白くします。そのため、ホワイトニングできる歯は天然歯、つまりご自分の歯に対してその効果が発揮されます。

 

ホワイトニングができない歯、またホワイトニングでは白くできない歯とは

ホワイトニングによって白くすることができる歯は天然歯だけです。つまり被せ物や詰め物など、天然歯以外は白くすることができません。銀歯はもちろん、白いレジンやセラミック系の詰め物や被せ物などの人工物も、ホワイトニングでは白くなりません。

また天然歯でも、ホワイトニングで白くすることが難しい歯があります。

 

・神経を取り除いたため、根元が黒っぽく変色した部分

根の治療により神経を取り除いた歯は、根元が黒っぽく変色してしまうことがあります。この部分が気になるからホワイトニングで白くしたいと希望する方もいらっしゃいますが、この黒ずみはホワイトニングでは白くなりません。根の中を直接漂白する「ウォーキングブリーチ」という方法で幾分白くなることはありますが、完全に白くなるかどうかは保証できません。セラミック系の被せ物を使った治療が最も有効でしょう。

 

・抗生物質による歯の変色

テトラサイクリン系の抗生物質を長期間服用すると、その影響として歯がグレーに変色することがあります。この場合もホワイトニングでは白くできません。セラミック系の被せ物で白くします。

 

・エナメル質形成不全、象牙質形成不全

あまり聞いたことがない言葉かもしれません。エナメル質形成不全および象牙質形成不全とは、歯が作られる段階で何らかの理由により、エナメル質や象牙質がうまく作られなかった状態のことを言います。この状態でホワイトニングを行うと、歯の神経に大きなダメージを与えることがあるため、ホワイトニングすることはできません。

 

ホワイトニングができない歯を白くしたい場合は、歯科医師とよく相談しましょう

ホワイトニングで白くできない歯についてお話をいたしました。歯の色は口元の印象だけでなく、お顔全体にも影響が出るパーツです。歯の色で悩んでいるけどホワイトニングでは白くできない方は、ご自身の歯の状態に合った方法で治療する方向で考えましょう。歯科医師に相談することで、あなたに合った方法を提案してくれることでしょう。

 

ホワイトニングについて詳しい内容はこちら

 

 

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