以前治療した歯が変色していませんか?

2018年12月29日 10:10

鏡を見たときに、歯の色に違いに気づくことはありませんか?それは以前治療した治療痕の劣化が原因かもしれません。歯全体に着色が付いている場合は、全体の黄ばみやくすみが見られますが、以前治療した部分の劣化はその部分だけが変色するのです。

 

保険適用のレジンは安価ですが変色しやすいというデメリットが

浅い虫歯の場合、虫歯部分を削ってレジンという歯科用プラスチックを詰めて修復します。見た目は歯の色にいちばん近い色調のものを選んで詰めて治療するため、一見すると虫歯治療を行ったようには見えません。しかしレジンによる治療は保険適用のため安価で済みますが、年数が経つとともに劣化し、変色しやすいというデメリットがあります。

 

レジンは樹脂素材で作られており、傷がつきやすいのです。プラスチックのコップを想像していただければおわかりになると思いますが、使っていくうちに表面に細かな傷がたくさん付いてしまいます。歯科用レジンも同じで、年数が経つにつれて傷がつき、そこへ日常の飲食によるステインがついて変色します。

また細菌も付きやすく、プラーク形成の原因となってしまうため、治療した部分から再び虫歯になる二次カリエスを引き起こしやすくなってしまうのです。前歯の治療の場合、表側は白いレジンを使うため、長期間使用していくとだんだん黄ばみが起こり、他の歯との色の違いがはっきりと浮き出てしまうのです。

最も目立つ前歯の差し歯がまっ黄色に変色した歯は、不潔感すら感じる人もいるのではないでしょうか。

 

セラミックを使った治療は審美性、耐久性ともに優れています

いっぽうセラミックを使った治療なら審美性、耐久性ともに保険診療のレジンよりもずっと優れています。セラミックは滑らかで汚れがつきにくく、着色もしにくい優れたメリットがあります。

セラミックを使った詰め物、被せ物には色々な種類がありますが、特に審美性、耐久性に優れているのはジルコニアセラミックです。ジルコニアは人工ダイヤモンドと呼ばれるほど強度が強く、金属と比べても遜色ありません。そこへセラミックを焼き付けることにより、美しく強度に優れた被せ物を装着することができるのです。

費用は自費となるため、保険診療と比べると格段に高くなります。しかし保険診療は再治療を繰り返しやすく、そのたび歯を削る必要があります。歯は削るたびにどんどん寿命が短くなり、歯を失ってしまう結果を招いてしまいます。歯を失うと、今度は入れ歯やインプラントの治療が待っており、結果的に治療費が重なってしまいます。

このようなことから考えても、高いと思いがちなセラミック治療を行うことで、結果的に費用を抑えることができる可能性が高くなるでしょう。

見た目の清潔・不潔は印象に決定的な差をつけます。鏡を見て歯の色の違いにギョッとしたら、まずは歯科医院に相談してみましょう。

 

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