ホワイトニング後の白い歯をキープするには?

2018年09月06日 08:48

歯を理想の白さに仕上げるホワイトニング。ではホワイトニング後の真っ白な歯をできるだけキープするためにはどのようなことに気を付けるとよいのでしょうか。

 

・ホワイトニング直後に気を付けるべきこと

ホワイトニングには歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、自宅で行うホームホワイトニングがあります。特にオフィスホワイトニングはいちどの施術で歯を真っ白にする効果が非常に高いことから人気を集めています。しかし後戻りが早いため、日常の飲食の仕方に気を使ったほうがよいでしょう。

実はホワイトニング直後の歯は着色しやすい状態となっているのです。歯の表面には「ペクリル」というごく薄い皮膜が歯を覆っています。ところがホワイトニング直後の歯はペクリルが剥がれた状態になっています。ペクリルは約12時間~24時間で再生し、再び歯の表面を覆いますが、このペクリルが再生される際に、飲食物の色素を一緒に取り込んで歯の表面を覆ってしまいます。そのためホワイトニング直後に色素の濃い飲食物を口にすることで、着色しやすくなってしまうのです。

またホワイトニング後の歯磨き剤にも注意が必要です。研磨剤入りの歯磨き剤を使うと、歯の表面が傷ついてしまいます。ホワイトニング後約1週間は、研磨剤が含まれていない歯磨き剤を使用するようにして下さい。

 

・着色しやすい飲食物とは?

飲食による歯の着色をステインと言います。コーヒーや赤ワインがお好きな方にはちょっと辛いかもしれませんが、これらは非常に着色しやすい飲み物です。それ以外にも紅茶、コーラ、ウーロン茶、チョコレート、カレー、ミートソースなどが特にステインが付きやすい飲食物です。

またタバコもできる限り控えて下さい。タバコのヤニは飲食物のステインよりも付着しやすく、頑固にこびりつくため、せっかくホワイトニングを行ってもヤニで茶色く汚れてしまいます。

 

・ホワイトニングの効果をできるだけ長持ちさせるためのコツ

どんなにホワイトニングを行っても、日常の飲食によりステインは必ず付着します。それでもせっかく白くなった歯はできるだけ長くキープしたいもの。それは日常の過ごし方や気を付けることでステインの付着を遅らせることができます。

・コーヒーなど色素が濃い飲食物を口にした後は、水を飲むか口をゆすぐ

・ステインが付きやすい飲食物を、長時間お口の中に留めない

・キシリトール100%ガムを噛んで唾液をたくさん分泌させる

・ステイン除去効果の高い歯磨き剤を使用する

コーヒーをはじめとした嗜好品を口にしたあとは、できる限り早く水を飲むか口をゆすいで、色素を洗い流すようにします。またいつまでもだらだらと飲み食いしていると、ステインが付着する原因となります。なるべくお口の中に長時間溜めないようにすることが望ましいでしょう。

唾液をたくさん分泌させて色素を洗い流すことも効果的です。キシリトール100%ガムなら虫歯になる心配はありません。しっかり噛んで、唾液をたっぷりと分泌させるようにしましょう。

そして歯磨き剤は、研磨剤を含まず、ステイン除去効果のある成分を含んだものを使うとよいでしょう。歯に付いた汚れを浮かして落とす成分は、ポリリン酸とシリカです。どちらもステイン除去効果が高いので、毎日の歯磨きに使用することでステインを付きにくくしてくれることが期待できます。

 

・歯はいずれ着色するもの。普段からできる限りステインを付きにくくしておきましょう

どんなに歯を真っ白にしても、毎日の飲食で多少はステインが付いてしまいます。ご紹介した方法を参考にして頂くことで、少しでも白くなった歯をキープし、素敵な笑顔で毎日を過ごすようにして下さい。

 

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