気になるメタルタトゥー、審美歯科で改善しませんか?

2018年07月19日 10:17


笑ったときに被せ物の歯と歯ぐきの境目の黒ずみが目立って仕方がない・・・。こんなお悩みをお持ちではありませんか?これはメタルタトゥーと言い、被せ物に使われている金属が原因です。メタルタトゥーを改善するにはどうすればよいのでしょうか。

歯茎の黒ずみの原因・・・それは被せ物に使われている金属素材!

せっかく歯を治療して新しい被せ物をセットしたのに、数年たってふと気が付くと、被せ物の近くの歯ぐきが黒ずんでいて悩んだ経験はありませんか。また、お話しているお相手の口元を見て「歯ぐきが黒くなっていて、なんだかもったいないな」と感じた方もいるかもしれません。奥歯の場合はまだ見えにくいため、黒ずんでいてもそれほど目立つことはありませんが、前歯や小臼歯は笑った時に非常に目立ってしまいます。この歯ぐきの黒ずみは「メタルタトゥー」と呼ばれており、被せ物に使われている金属が原因なのです。

 

金属イオンが溶け出すことによって起こるメタルタトゥー

メタルタトゥーは、被せ物に使われている金属が経年とともに劣化し、イオン化した金属イオンが流れ出て歯ぐきに色素が沈着することで起こります。保険で使われている金銀パラジウム合金から成るクラウン(銀色の被せ物)や、前歯に使われる、見える部分は白いプラスチックで内側と裏側が金属でできている前装冠(差し歯)がメタルタトゥーを引き起こします。またメタルコアという金属の土台が使われている場合も、金属が錆びて流れ出て、歯ぐきに色素沈着が起きてしまいます。

 

金属を使わない治療でメタルタトゥーを改善する

メタルタトゥーは金属素材が原因のため、まず原因となっている金属を取り除きます。土台にメタルコアが使われている場合は土台も取り除き、根の中をきれいにします。続いて金属を使わない素材を使った被せ物の型取りを行います。土台はグラスファイバーコアかレジンコアを使い、金属を一切使わない治療を行います。

金属を使わない被せ物にはセラミッククラウン、ジルコニアクラウン、ハイブリッドセラミックなどがあります。いずれも金属を全く使わない素材で、白くて周りの歯と自然に馴染み、口元を美しく仕上げます。メタルフリー治療は歯ぐきの黒ずみだけでなく、金属アレルギーや被せ物の下で再び虫歯になる二次カリエスのリスクを抑えるため、審美面とともに歯の健康にも大変効果的である治療法です。

 

保険診療と審美治療の費用について

セラミッククラウンやジルコニアクラウンなどは自費治療となり、費用も高額になりますが、歯の健康のことを考慮すると、結局は保険素材と大きく変わらなくなってきます。というのも保険適用素材の場合は再治療を繰り返すことが圧倒的に多いため、通院するたびに治療費がかさんできます。また再治療を繰り返すことは、歯の寿命にも大きく関わり、最終的に抜歯となることが多くなります。抜歯をすると、入れ歯やインプラントなどで機能回復のための治療を行う必要があり、トータルで換算すると、セラミックなどの審美治療を行うほうが、治療費を抑えられる場合があるのです。

金属を使った治療は、治療費を抑えられるからと保険治療を受けられる患者様も多いことと思います。しかし金属は様々な影響を与え、安価で治療できること以外メリットはありません。メタルタトゥーのようなお悩みをはじめ、歯の健康を考慮した審美治療をお考えになってみてはいかがでしょうか。

 

当院の審美治療について

 

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