見た目だけじゃない!健やかな歯のための小児矯正について

2018年06月27日 22:23


大切なお子さまの歯並びが気になることはありませんか?ガタガタした歯並びや出っ歯、すき間がたくさん開いている歯・・・。お子さまの歯並びが心配な親御さんは非常に多いと思います。歯並びが悪いと、成長したときに口元にコンプレックスを感じ、笑顔にも自信がなくなってネガティブな気持ちになってしまうかもしれません。しかし歯並びの悪さは見た目だけの問題ではありません。虫歯や歯周病を引き起こしやすいため歯の健康にも影響してしまうことがあります。今回は大切なお子さまの歯並びの問題と小児矯正についてお話をいたします。

子どもの歯並びが乱れる主な原因について

お子さまの歯並びで特に気になるのはデコボコとした歯並びではないでしょうか。このまま成長すると、きっとガタガタの乱杭歯になってしまうかも・・・と、さぞかし心配になることでしょう。

お子さまの歯並びが乱れる最も大きな原因は顎が小さく、永久歯の大きさとのバランスが悪いことです。顎が小さいと後から生えてくる永久歯が正しいスペースに並び辛く、押し出される形で生えてくることからガタガタの歯並びになってしまいます。

その他にも遺伝的要素、指しゃぶり、乳歯がなかなか抜けないなどが原因として考えられます。

 

歯並びが悪いまま成長すると、歯のトラブルを引き起こしやすくなる

乱れた歯並びは見た目の問題だけでなく、虫歯や歯肉炎、歯周炎など歯のトラブルを引き越しやすくなります。というのも、歯並びが乱れていると歯磨きを行いにくく、フロスを使っても歯と歯の間の汚れが落としにくいためプラークが作られやすくなるからです。プラークが形成されるとそこは細菌の温床となり、虫歯菌や歯周病菌といった歯のトラブルの引き金になってしまいます。

このように、歯並びの乱れは見た目だけでなくお口の中の病気の原因になりやすいのです。成人すると特に気を付けなければいけないことは、歯周病です。学童期は歯肉炎で済むことがほとんどですが、歯並びが乱れたまま大人になると、歯周病リスクはグンと高くなってしまいます。

 

歯並びを整えることは、歯の健康を守ることにもなります

歯列矯正と聞くと、歯並びを整えることばかりが注目されがちですが、実は歯列矯正は歯の健康を守るためのとても重要な治療です。大人になってからでも矯正は遅くはありません。しかし子どもの間に歯列矯正を行うほうがお子さまへの負担も少なく、正しく噛む習慣を得ることができるなど、メリットが多いと言えます。

お子さまの歯列矯正ではできる限り永久歯を抜かず、歯が正しく並ぶスペースを確保することを目的とした「床矯正」という治療を中心に行います。取り外し式の矯正装置を装着して少しずつ顎の骨を広げ、永久歯を正しい位置へと導くようにします。

床矯正の装置は取り外し式のためお食事や給食のときなどは外して召し上がっていただけます。また歯磨きも行いやすく、虫歯や歯肉炎のリスクも抑えることが可能で、お子さまにやさしい矯正治療法であると言えるでしょう。床矯正を終えた時点でまだ微妙な調整が必要な場合は、引き続きワイヤー矯正などを行って歯並びをきれいに整えます。

大人になってから後悔しないよう、小さいうちからお子さまに負担の少ない方法でキレイな歯並びをプレゼントしてあげてはどうでしょうか。

 

当院で行っている小児矯正について

 

PAGE TOP

月別アーカイブ

〒756-0814
山口県山陽小野田市千代町1丁目8-26
(セントラルホテル 1階です。)
医療法人 敬清会 公園通り歯科
TEL: 0836-39-6983

診療時間
殺菌水システムについて
お問い合わせ
医院外観
お問い合わせはこちら
アクセスはこちら
診療時間