2018年05月28日 09:01
本来「失った歯を補う」「食べ物が噛める」といったあくまでも最低限の歯の機能を満たすことが目的ですから、限られた色の中から「自分の歯の色に近い」もの選ぶことになります。
また保険の歯は、金属かもしくは磨り減りやすいプラスチック製なので、使用していくうちに汚れがつきやすく、落ちにくい、また噛み合わせが変わってしまうケースも少なくありません。
歯みがきもきちんとしているのに、すぐ虫歯になる原因のひとつは、被せ物や詰め物にあるかもしれません。
一方、自費治療のセラミック素材は、生体親和性の高い(身体に優しい)素材で、耐久性も高く、汚れがつきにくいです。
自分の歯の色にあわせるだけでなく、透明感や色のグラデーションまで細かい再現ができるので、仕上がりの満足が長く続きます。
耐久性が高く、汚れがつきにくい素材は、破損リスクが低く、毎日のお手入れで虫歯や歯周病の予防もしやすいので、再治療リスクを低くすることができます。
被せ物が取れてしまったら、また新しく作り直せば解決します。
しかし土台となる歯は、再装着する際に、多少なりとも削る必要があります。
とくに虫歯が原因で被せ物がとれたり、詰め物が取れたまましばらく放っておいて虫歯ができてから来院されると、さらに治療のために深く広く削る必要がでてきます。
歯の大きさには限りがあります。
何度もやり直して削っていくことで、天然歯の強度は落ち、治療事態は無事に終わっても、日常生活の負荷に耐え切れず割れてしまう可能性もあります。
もちろん技術も重要ですが、素材の寿命も大きく影響を与えることがご理解いただき、治療方法を検討していただきたいと思います。
セラミック治療は、保険診療に比べると決して安いものとはいえません。
ただし最新技術を用いることで以前に比べると費用を抑えて、高品質なセラミック素材を選ぶことができるようになりました。
またアレルギーなど金属の被せ物や詰め物の健康被害を心配される方は、ご自分の治療やお子様の虫歯治療に最初からセラミックをご希望されるケースもあります。
当院では保険診療、自費診療ともに患者様のご希望にあわせ「健康に配慮した治療」をご提案いたします。
当院で行っているセラミック治療のご紹介
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