“血糖値”と“お口の健康”の深い関係【山陽小野田市公園通り歯科】

2026年02月10日 09:43

“血糖値”に注意!冬の食生活とお口の健康の深い関係

2月は一年の中でも特に寒さが厳しく、体調を崩しやすい季節です。
また、バレンタインや受験シーズン、年度末に向けた忙しさも重なり、生活リズムが乱れがちになる時期でもあります。

そんな中で、意外と見落とされやすいのが 「血糖値」と「お口の健康」の関係 です。
歯科と血糖値のつながりは一見遠いように見えますが、実は密接に関わっています。特に、糖尿病や高血糖は歯周病を悪化させる大きな要因であり、逆に歯周病が血糖値コントロールを乱すことも分かっています。

今回は、管理栄養士の視点から 2月に気をつけたい血糖値とお口の健康 について、季節ならではのポイントを含めてお伝えします。


■ 血糖値と歯周病の関係 ― “双方向”に影響し合うことがポイント

まずはじめに知っていただきたいのは、

血糖値が高いと歯周病が悪化し、
歯周病があると血糖値も上がりやすくなる

という“悪循環”が存在することです。

◆ 1. 高血糖は歯周組織を弱くする

血糖値が高い状態が続くと血管がもろくなり、炎症が起こりやすくなります。
その結果、歯ぐきの免疫力が落ち、歯周病菌に対して抵抗力が低下します。

  • 歯ぐきが腫れやすい

  • 出血しやすい

  • 歯周病が進行しやすい

という症状が出やすくなり、治療に時間がかかるケースも増えます。

◆ 2. 歯周病が血糖値を上げる

歯周病菌が出す炎症物質は、血液を通じて全身に影響します。
これがインスリンの働きを妨げ、血糖値を上げてしまいます。

つまり、

  • 糖尿病がある → 歯周病が悪化

  • 歯周病がある → 糖尿病の悪化リスク

というサイクルが起こりやすくなります。

2月は風邪やインフルエンザ、などで免疫が下がる季節です。
その分、歯ぐきの炎症も起こりやすいため、血糖値管理がいつも以上に大切になってきます。


■ 2月に血糖値が乱れやすい3つの理由

寒さやイベントが重なる2月は、意外な落とし穴が多い時期です。

① 寒さで代謝が不安定に

冬は体温を維持するため血糖の利用量が増えることもありますが、
同時に運動量が減ってしまいがちで、結果として血糖値が乱れやすくなります。

② 甘いお菓子を食べる機会が増える(バレンタイン)

チョコレートの摂取量が増える時期。
チョコレートは糖質・脂質が多く、血糖値の急上昇を引き起こしやすい食べ物です。

もちろんチョコを食べてはいけないわけではありませんが、**“食べるタイミング”と“量”**がとても重要です。

③ 温かい飲み物の甘さに油断しやすい

冬はホットドリンクを飲む機会が増えます。

  • カフェオレ

  • ココア

  • はちみつ入り紅茶

  • 甘酒

などは“飲むお菓子”と言われるほど糖質量が多く、血糖値を上げやすい飲み物です。


■ 管理栄養士おすすめ!2月の血糖値ケアとお口にやさしい食習慣

ここからは、歯科の管理栄養士として特におすすめしたい食生活のポイントを紹介します。


① “食べる順番”で血糖値の急上昇を防ぐ

食べる順番はとても重要です。

野菜 → たんぱく質 → 炭水化物(糖質)

この順番を意識するだけで、血糖値の上昇はゆるやかになります。

特におすすめの冬野菜は以下の通り:

  • ほうれん草

  • 白菜

  • 大根

  • ブロッコリー

  • 根菜

食物繊維が多く、満腹感も得られやすいため、食べすぎ防止にも役立ちます。


② 間食は“低GI食品”を活用

バレンタインシーズンで甘いものを楽しみたい方には、次の選択肢がおすすめです。

  • カカオ70%以上のチョコレート(GIが低め)

  • ナッツ類

  • ヨーグルト(無糖)

  • りんご・いちごなど冬の果物(食べすぎは注意)

特にカカオ濃度の高いチョコレートはGIが低く、血糖値の上昇が緩やかです。


③ 温かい飲み物は“無糖に調整”が基本

冬のホットドリンクは次のように工夫してみましょう。

  • ココアは無糖のものを使用

  • 甘酒は薄めて飲む

  • はちみつは小さじ1以下に

  • カフェオレは無糖+牛乳の量を増やす

  • 紅茶や緑茶は基本的に無糖

“飲み物の砂糖”は気づきにくいので注意が必要です。


④ 食後のブラッシングは特に大事

血糖値が高い状態は、歯周病菌が増えやすい環境です。
そのため、食後30分〜1時間以内の歯磨きが非常に効果的です。

  • 歯ブラシ

  • 歯間ブラシ

  • フロス

  • マウスウォッシュ

なども適宜活用して、お口の中の細菌を減らしましょう。


■ 歯科でできる血糖値管理支援

歯科では、「お口の清掃」「歯周病治療」に加えて、管理栄養士による栄養相談を通して血糖値ケアも行えます。

● 食事の回数・タイミング
● 血糖値が上がりにくい食べ方
● 甘いものとの上手な付き合い方
● 歯周病予防につながる栄養素(ビタミンC・D・オメガ3など)

これらを組み合わせて、個々の患者さんに合ったアドバイスが可能です。

“歯科で血糖値?”と思われる方もいますが、
歯周病治療と血糖値改善が同時に進むことは珍しくありません。


■ まとめ:2月は血糖値とお口の健康を見直す絶好のタイミング

寒さ・イベント・生活リズムの乱れが重なる2月は、血糖値が不安定になりやすい季節です。
そして血糖値の乱れは、歯周病の悪化や免疫力低下につながり、お口の環境にも大きく影響します。

血糖値ケア × 歯周病予防 × 正しい食習慣
これを組み合わせることで、体もお口も健康に春を迎える準備ができます。

当院では、管理栄養士による食事相談も行っています。
気になる症状がある方、食生活を見直したい方はお気軽にご相談ください。

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