インプラントの寿命ってどのくらい?

2024年01月18日 23:11

自然な噛み心地、美しい見た目そして他の歯に影響を与えにくいといったメリットを持つ人工歯根、インプラント。インプラントは自費治療で高額な費用がかかるため、できる限り長持ちさせたいとお考えだと思います。ではインプラントの寿命はどのくらいなのでしょうか。

インプラントの平均的な寿命は?

欠損部分の補綴治療には入れ歯、ブリッジ、そしてインプラントがあります。どの治療も失った歯の部分を補うために必要な治療ですが、それぞれの寿命もまた違います。入れ歯は平均で4~5年、ブリッジは7~8年と言われています。これに対し、インプラントの平均寿命は10~15年と言われており、入れ歯やブリッジと比べると、かなり長持ちさせることが可能です。

またお手入れがきちんと出来ていれば、30年以上維持できることもあります。耐久性の良さも、インプラントの良さの一つと言えるでしょう。

自費治療で高額な費用が必要となるインプラントですが、入れ歯やブリッジを何度か作り替えると、当然その分費用がかかってきます。入れ歯やブリッジの再治療を何度も行うことと、インプラントを長持ちさせることを比較すると、最終的にかかった費用はそれほど大きく変わらない、と考えられるでしょう。

インプラントの寿命を縮めてしまうトラブルとは?

インプラントは、きちんとお手入れができていれば、かなり長い期間良い状態を維持することが可能です。

しかし、インプラントに悪影響を及ぼすような状況が続くと、インプラントの寿命を縮めてしまいます。

インプラント周囲炎

インプラント周囲炎とは、インプラントの周りに付着したプラークにより歯ぐきが腫れる感染症です。歯周病と同じで、プラークから出される毒素により、歯やインプラント体を支える歯槽骨が吸収されてしまいます。インプラントにおいてインプラント周囲炎は、最も気を付けなければいけないトラブルです。歯槽骨が吸収されると、インプラント体はグラグラしまい、最悪の場合、インプラント体が抜け落ちてしまいます。

噛み合わせの悪さ、歯ぎしりなど

噛み合わせの悪さも、インプラントの寿命を縮める原因になります。また歯ぎしりや食いしばりも上部構造やインプラント周囲炎の原因となり、インプラントの寿命を縮めてしまいます。

インプラントを長持ちさせるためのメンテナンスは必須

インプラントを快適に、そして長持ちさせるために欠かせないのが、定期的なメンテナンスです。メンテナンスは一般的な定期検診と同じような歯石除去やクリーニングの他に、噛み合わせにチェックなども行われます。歯ぐきが腫れてインプラント周囲炎になりかけていないか、上部構造が欠けたりしていないか、そして噛み合わせは正常なのかなどをチェックします。

インプラントはきちんとお手入れや維持管理ができれば、長持ちさせることが可能な治療法です。定期的なメンテナンスを怠らずにきちんと受け、インプラントを長持ちさせて快適な日々を送りましょう。

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