加齢とともに歯が黄ばむのはなぜ?ホワイトニングで白くできる?

2022年11月16日 17:22

若いころは白かった歯も、加齢とともに少しずつ黄ばみが増し、気が付けば歯が真っ黄色になっていたとお感じになる方も多いのではないかと思います。歯の黄ばみは加齢とともに起きる現象であり、ある程度は仕方ないことでもあります。ではなぜ加齢とともに歯が黄ばむのでしょうか。また加齢による黄ばみをホワイトニングで白くできるのかどうかについてもお話いたします。

年齢とともに歯が黄色くなるのはどうして?

鏡を見ると、自分の歯の黄色さにびっくりして「若いころはこんな黄色くなかったのに」「ちゃんと歯磨きもしているのにいつの間にこんなに黄色くなったの?」と感じることはありませんか?加齢による歯の黄ばみは自然現象のひとつですが、どうしても老けて見えてしまいます。ではどうして歯の黄ばみが起きていくのでしょうか。

歯の表面の着色によるもの

毎日の飲食により、歯は少しずつ色素が付着します。特にコーヒーや紅茶など着色しやすい飲食物を長期間摂取することは、歯の着色に大きく関わります。

象牙質の変色

象牙質とは、エナメル質の下にある組織のことです。象牙質は乳歯の頃は薄いクリーム色ですが、永久歯になり年齢を重ねるごとに黄色から濃い褐色へと変化していきます。加齢が原因で色素が濃くなった象牙質が透けて見えることで、歯の黄ばみとなって現れます。

エナメル質の劣化

エナメル質は固い組織ですが、毎日の歯磨きや食品に含まれる酸などによって、少しずつ摩耗していきます。その結果内部の象牙質が透けて見えるため歯が黄色く見えてしまいます。また目に見えない歯のひび割れも、内部の象牙質が透けて見える原因となります。

加齢による黄ばみの解消法は?ホワイトニングがいちばんいいの?

黄色くなった歯を真っ白に仕上げるのは、ホワイトニングがいちばん効果的です。ホワイトニングは内部の象牙質の色素を薄くし、歯の表面に付着した着色も分解して見た目を白く仕上げてくれるため、一気に歯の黄ばみを解消できます。

ただ全ての歯にホワイトニングが有効というわけではありません。歯のヒビが大きいものや被せ物の黄ばみは、知覚過敏がある歯などはホワイトニングでは解消が難しく、他の方法で黄ばみを改善させなければいけません。

例えば歯のヒビはホワイトニングを行った際にホワイトニング薬剤が浸透して神経が反応し、痛みとなって表れてしまう可能性があります。知覚過敏がある歯は、ホワイトニングの刺激で激痛となってしまう恐れがあるため、歯の黄ばみがあってもホワイトニングは推奨できません。歯のクリーニングやセラミッククラウン、ラミネートべニアといった方法が必要となります。

また被せ物の黄ばみはホワイトニングでは白くできません。こちらもセラミッククラウンやラミネートべニアといった審美系の治療できれいにすることができます。

状態に合った方法で歯の黄ばみを解消し、若々しい口元を手に入れましょう

加齢による歯の黄ばみの原因と解消法についてお話いたしました。どの方法においても、歯の黄ばみを解消することで口元の美しさを取り戻すことができます。また口元を若々しくすることはお顔全体も若く見せることができますので、まずはご自身の歯の黄ばみの原因を理解し、状態に合った方法で白い歯を手に入れましょう。

 

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