気になるすきっ歯の治療法とは?

2022年09月26日 13:20

前歯の間にすき間がある、あるいは全体的にすき間がある、いわゆる「すきっ歯」は見た目に大きく影響してしまうため、人前で思い切り笑えないのではないかと思います。すきっ歯を治す方法はいくつか考えられますが、それぞれ特徴も費用等も異なります。今回はすきっ歯の治療法についてお話をいたしますので、是非参考にして下さい。

すきっ歯とは?

前述したとおり、すきっ歯には前歯だけに見られるケースと、歯列全体に見られるケースがあります。

上の前歯に2ミリほどのすき間がある歯並びを「正中離開」と言い、すきっ歯の中でも多く見られる歯並びの異常です。正中離開の原因の一つ目として、上唇と歯ぐきを繋ぐ紐のような組織である「上唇小帯」の位置の異常が挙げられます。上唇小帯が歯ぐきまで入り込んでいると、前歯の間にすき間ができてしまいます。

正中離開の二つ目の原因としては、上の正中部分に過剰歯が存在することです。過剰歯の有無はレントゲンで確認ができるため、抜歯をすることで対処できるケースがあります。ただし、過剰歯の位置や向きによっては抜歯ができないケースもあるため、状態に応じた処置や治療法が必要になります。

歯列全体にすき間がある状態を「空隙歯列」と言います。空隙歯列の原因としては、顎の大きさに対して歯のサイズが小さいケースでよく起こります。また本来の歯の本数よりも少ない「先天性欠如歯」も結果的に空隙歯列の原因となります。

気になるすきっ歯の治療法とは?

すきっ歯の場合、主に3つの治療法が考えられます。それぞれの治療法の特徴を理解し、状態に応じた治療を受けることで気になるすき間を埋めることができます。

ダイレクトボンディング

わずかなすき間を埋める場合、歯科用レジンで隙間を埋めるダイレクトボンディングが適しています。治療期間も短く、審美的にも美しい仕上がりが期待できます。

ラミネートべニア

セラミック製の薄いネイルチップのようなものを歯に貼り付ける方法です。セラミック製なので汚れも付きにくく、美しい仕上がりが特徴です。すき間だけでなく歯の色もきれいにしたい、とお考えの方に適した方法です。ただ歯を薄く削る必要があります。

歯列矯正

正中離開でもすき間が広く、ㇵの字に開いているケースではダイレクトボンディングやラミネートべニアでは対処が難しいため歯列矯正での治療が適しています。また全体的にすき間がある空隙歯列の場合も歯列矯正で歯を動かしながら、すき間を埋めていく方法が一般的です。

歯を削ることなく歯列全体を整えることができますが、他の方法と比べて治療期間が長くなります。部分矯正でも最低3か月は必要となりますので、急いで治したい方、審美的にもきれいに治したい方はセラミッククラウンを使った治療法もあります。ただしデメリットも持ち合わせた治療法のため、歯科医師とよく相談してみましょう。

歯のすき間を改善して笑顔に自信を持ちましょう

すきっ歯の治療法についてご紹介いたしました。すき間があると笑顔に自信が持てず、思い切り笑えないのではないでしょうか。すきっ歯を治す治療法はいくつかありますので、状態に応じた治療法できれいに改善し、笑顔に自信を持ちましょう。

 

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