2021年06月30日 07:39
歯は毎日の飲食によって少しずつ汚れが付着し、気が付けばいつの間にか黄ばみやくすみが目立つ歯になってしまいます。鏡の前でにっこりと笑った時に、ご自身の歯が黄色くなっていることはありませんか?歯の表面に付いた汚れや着色は、歯のクリーニングによって落とせますが、歯のクリーニングの目的は、これだけではありません。今回は歯のクリーニングの重要性と、特に受けたほうがよい人についてお話をいたします。
歯のクリーニングとは、歯に付いた汚れや色素をきれいに落とし、歯本来の色を蘇らせることを言います。私たちのお口の中は、毎日の飲食により汚れや色素がどうしても歯に付着してしまいます。特にコーヒーや赤ワインなどを好んでたくさん摂取する方は、早いペースで歯に色素が付きやすい傾向があります。
また毎日歯磨きをしていも、どうしても落とし切れない汚れが残ってしまいます。この汚れを栄養分にしてお口の中の細菌がプラークを作り、虫歯や歯周病を誘発してしまいます。
歯のクリーニングとは、歯石除去や専用の機械やペーストなどを使い、普段の歯磨きでは落としきれない汚れや着色を落とし、歯の色を取り戻して口内リスクを減らします。
汚れや着色はやがてまた付いてきます。そのままにしておくと歯の色がくすんでしまうだけなく、プラークが溜まって虫歯や歯周病のリスクが高まるため、定期的にクリーニングを受けることが大切です。
小さなお子さんからお年を召した方まで、歯のクリーニングに年齢制限はありません。いつも自然で美しい歯や健康な口元であることは、毎日の生活にとって欠かせないことです。その中でも、特に歯のクリーニングを定期的に受けたほうがよいタイプの方をご紹介します。
ガタガタの歯並びの方は、毎日の歯磨きを頑張ってもどうしても汚れが残ってしまいます。そのため歯並びの良い方と比べるとプラークや歯石が溜まりやすく、虫歯や歯周病、口臭を引き起こしやすくなります。歯並びの悪い方は必ず定期的にクリーニングを受けるべきと考えたほうがよいでしょう。
歯磨きを「した」と「磨けた」とでは、意味合いが大きく違ってきます。とりあえずさっと磨いただけでも歯磨きをしたとカウントしても、汚れがきちんと落とせていなければ虫歯などのトラブルが起きやすくなります。歯磨きをする時間がない、歯磨きが面倒でいつも適当になるという方は、ぜひ積極的に歯のクリーニングを受けるべきでしょう。
毎日の飲食は、歯の汚れに大きく関わります。特にコーヒーや赤ワインなどを好む方は、比較的ステインが付きやすくなり、その分歯の汚れるペースが速くなってしまいます。このような色素の付きやすいものを好んで摂取する方は、クリーニング後の歯の色を維持するためにも定期的にクリーニングを受けることが望ましいでしょう。
歯のクリーニングは、日常の飲食による着色や汚れをきれいに落として自然な美しさを蘇らせます。また虫歯や歯周病の元となるプラークを落とし、お口の中の細菌の数を減らして歯や歯ぐきの健康を維持することも重要な目的です。
定期的にクリーニングを受け、健康で美しい口元を維持しましょう。
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