辛い顎関節症・・・原因と治療法とは?

2022年10月14日 15:13

顎が痛い、だるい、カクカク音が鳴るといった症状がみられる場合、顎関節症が疑われます。そのままにしておくと日常生活に影響をきたしてしまいますので、できるだけ早く改善することが望ましいのですが、顎関節症はどうして起きてしまうのでしょうか。また治療法についてもお話をいたします。

これって顎関節症・・・?こんな症状が起きていませんか?

口が開けにくい、顎が痛い、音がする・・・毎日使う口周りでこのようなことが起きると気になってしまいますよね。歯が痛いわけでもないのに食べると顎が痛いというのは、食事が苦痛になってしまうのではないかと思います。日常生活において、次のようなことはありませんか?いくつか当てはまる場合、顎関節症が疑われます。

・顎関節やその周りの違和感

・食事中の顎の痛みやだるさ

・口が開けにくい、あまり開かない、口の開閉がスムーズにいかない

・カクカク音が鳴る

このような症状が見られる場合、顎関節症の可能性が高いかもしれません。

顎関節症の原因とは?

では顎関節になってしまうのには、どういった原因が考えられるのでしょうか。顎関節症の原因はひとつではなく、いくつかの原因が重なることで顎関節症を引き起こしてしまうと言われています。

・過度のストレス

・歯ぎしり、食いしばり

・噛み合わせの悪さ、合っていない被せ物や入れ歯

・片側だけで食べ物を噛む癖

・固いものばかり食べる、大きな口を開ける

・うつ、不安障害などによる睡眠不足

またこれ以外にも、事故などの外傷や生まれつき関節に問題のある方も、顎関節症になりやすいと言われています。しかし顎関節症のはっきりとした原因は定まっておらず、このようないくつかの要因によって引き起こされているのではないかと考えられています。

顎関節症の治療法とは?

顎の痛みや違和感が辛い顎関節症は、どのようにして治療をするのでしょうか。一般的には「スプリント」と呼ばれる透明のマウスピースを使って治す場合もあります。また噛み合わせが悪い場合、歯列矯正で正しい噛み合わせにすることで症状が緩和されることもあるようです。被せ物や入れ歯が合っていない場合、再治療をして噛み合わせを整えることも有効だと考えられます。

こういったハード面で顎関節症の症状を緩和させることだけでなく、ストレスを軽減させること、食いしばりや噛み締めといった顎に負担がかかる悪癖を取り除くこと、同じ姿勢を長く続けないよう、ストレッチを取り入れてリラックスするなど生活習慣の改善も重要です。

顎関節症は単にお口周りだけのトラブルではありません。日常生活の送り方にも大きく関わっているため、顎関節に負担がかからないよう気を付けましょう。そして顎関節症の症状に当てはまるかも?と思ったら早めに歯科医院に相談するようにして下さい。

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