マウスピースをはめて飲んでも良いものダメなもの

2020年09月30日 09:13

 

暑さがずいぶん和らぎ、秋らしさを感じるようになってきましたが、日中はまだまだ暑い日が続いています。暑さ寒さに関係なく水分補給は欠かすことができませんが、マウスピース矯正をしている場合、水分補給のたびにマウスピースを外さなければいけないのでしょうか。

取り外し式がメリットな反面、デメリットでもあるマウスピース矯正

よくワイヤー矯正とマウスピース矯正が比較されますが、この両者の最も大きな違いは、固定式か着脱式かというところです。ワイヤー矯正は歯に装置が固定されているので、食事のときも装置をつけたままになります。食べ物によってはブラケット周りにひっかかる、歯磨きがし辛いといったデメリットがあります。

いっぽうマウスピース矯正は飲食の際に取り外すため、食材がマウスピースにひっかかるということはありません。歯磨きもしやすく、外している間は日常生活が過ごしやすいという特徴があります。

しかし「ちょっと喉が渇いたからジュースが飲みたい」「運動後にスポーツドリンクを飲みたい」といった場面では、その都度マウスピースを外さなければいけません。温かいコーヒーを飲みたい、炭酸を飲んでスッキリしたいなど、水分が欲しくなってもそのたびにマウスピースを外す必要があり、それが煩わしく感じてしまいがちになります。こんなことならワイヤー矯正にしておけばよかった、と後悔する方もいるかもしれません。

しかしマウスピースを付けているからと言って、必ずしも全ての飲み物がダメというわけではありません。

次に、マウスピースをはめていても飲んでも構わないものをご紹介しましょう。

色が付いていない、砂糖が入っていないものならOK

マウスピースは透明ですが、毎日洗浄しないと少しずつ汚れや着色が付いてきます。またマウスピースの素材の特徴上、着色してしまうこともあります。そのためマウスピースを付けたまま飲むことは汚れの直接の原因になってしまいます。

しかし全ての飲み物がダメというわけではありません。マウスピースを付けたまま飲んでも良い飲み物は、水、砂糖の入っていない炭酸、薄い緑茶などです。これらは着色しにくいため、マウスピースを付けたまま飲んでも構いません。

マウスピースをはめたまま飲まないほうがいいものは、コーヒー、紅茶、赤ワインなど色素が濃いものです。また砂糖が入っている飲み物は虫歯リスクを高めるため、絶対にマウスピースをはめたまま飲んではいけません。

このように聞くと、「マウスピース矯正ってちょっと面倒くさい」と思うかもしれません。しかしマウスピース矯正の場合、1日20時間以上はめておかなければ歯がきちんと動きません。

そのため飲食を終えたら速やかにマウスピースをお口の中に戻す必要があります。つまり、ダラダラ食いを防ぐことになり、虫歯リスクを抑える効果が期待できるのではないでしょうか。

矯正治療中に虫歯ができると治療が必要になってしまいます。また虫歯ができないよう、口腔内の管理も重要です。

水分補給は健康維持のために欠かすことができません。水や砂糖の入っていない炭酸などはマウスピースをはめていても問題はないため、上手に水分を摂るようにしましょう。

 

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