合わない入れ歯で食事をしていませんか?

2020年06月24日 08:53

入れ歯は、インプラントのように外科手術もなく、ブリッジのように健康な歯を削る必要がありません。持病を持っている方でも治療ができるため、歯を失った方の治療の第一選択肢とも言えます。しかし入れ歯が合わず、食事に苦労をするといった声も少なくないのも事実です。今回は、合わない入れ歯による影響をお話いたします。

入れ歯が合わなくなる理由とは?

入れ歯は保険で作ることができます。保険の入れ歯の素材はプラスチック、バネの部分は金属でできており、低価格で作製することができることがメリットです。

しかし月日が経つにつれ、最初はぴったりと合っていたのが、だんだんと合わなくなることがほとんどではないでしょうか。これは、歯がない部分の顎の骨が吸収され、入れ歯と歯ぐきの間にすき間ができるからです。入れ歯の調整である程度回復できますが、また合わなくなり調整を行うこととなり、結局は同じことの繰り返しになってしまいます。

合わない入れ歯で食事をすると?

入れ歯がしっくりしない、噛むと痛い、よく噛めないといった状態で食事を続けても、しっかり噛むことが困難になります。そのため入れ歯を外して食事をする方もいらっしゃることでしょう。

しかし入れ歯を外した状態で食事をすると、ますます噛み辛くなり、柔らかいものしか噛めなくなってしまいます。その結果、他の歯にダメージが加わったり骨吸収が進むなど、お口の健康にも変化が起きてしまいます。

ご自身の歯はできる限り長く残したいものです。保険の入れ歯は残存歯の健康に影響を与えやすいので、将来的に歯を失う可能性が生じてしまうと言えるでしょう。

入れ歯はご自身にぴったり合うものを選ぶのが最善

保険の入れ歯のすべてが悪いわけではありません。しかし保険の入れ歯では残存歯のj寿命や機能に限界があることも事実です。自費の入れ歯は確かに保険のものと比べると高額になりますが、時間をかけて丁寧に作られること、薄くて熱を伝えやすく、食事を美味しく感じることができることなどを目的としています。

自費の入れ歯で機能の高いものとして、金属床による入れ歯が挙げられます。金属を使っていることにより金属アレルギーが心配になる方は、いちどパッチテストを受けてみることをお勧めします。。

入れ歯は噛み難い、今の入れ歯に不満がある方は、自費の入れ歯を検討してみてもいいかもしれません。快適な食事と笑顔での会話、そしてご自身の歯のためにも、入れ歯が合わないと感じる方は、早めに歯科医院へ相談してみて下さい。

 

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