入れ歯も選ぶ時代!ご自身に合った入れ歯を選んで快適な毎日を

2019年04月26日 06:14

部分入れ歯をお使いの方の中には「食事がしにくい」「金具が見えるのがちょっと・・・」「入れ歯が当たって痛い」などご不満やお悩みを感じることもあると思います。入れ歯は失った歯の代わりとして噛むためになくてはならないもの。快適な毎日のために、今は入れ歯を選ぶ時代でもあるのです。

入れ歯の主流は、保険適用の入れ歯・・・?

初めて入れ歯を作製するとき、ほとんどの方が保険適用の入れ歯を選択するのではないでしょうか。というのも、初めて入れ歯を使うため、使い勝手や感覚がわからず、まずは噛めるためにとりあえず安い保険の入れ歯を・・・という理由で保険の入れ歯を選択されるものと思います。

保険適用の入れ歯の特徴は「費用が安い」「治療日数が短い」「修理しやすい」といったことが挙げられます。入れ歯作製治療から完成を経て、いよいよ再び噛める日を取り戻すことができると思いながら食事を行うと、やはり違和感や痛みを感じることがほとんとでしょう。何度か噛み合わせの調整を行って噛めるようになると、次に気になるのが「見た目」ではないでしょうか。

 

機能と審美性を兼ねた入れ歯とは

保険適用の部分入れ歯のデメリットは「ガタつきやすい」「当たって痛い」歯と歯の間に食べ物が挟まる」といったもののほかに「金具が見えて恥ずかしい」という声があります。保険の部分入れ歯は、必ずクラスプと呼ばれる金具がついてきます。この金具が見えてしまう位置にあると、どうしても会話のとき口元に手を当ててしまうこともあるかもしれません。また前歯に金具があると、一気に老けて見えてしまう感が否めません。

噛む機能も大切ですが、「人前に出ると入れ歯の金具が恥ずかしくて何とかしたい・・・」という重いが強くなることでしょう。しかし残存歯や顎の骨の状態によってはブリッジやインプラントが無理なケースもあります。

このように、部分入れ歯の見た目にお悩みの方に向いた入れ歯として、「ノンクラスプデンチャー」があります。ノンクラスプとは、クラスプがない、つまり金具がない部分入れ歯のことです。金具がない分、お口の中に装着しても見た目が入れ歯だとはほとんどわかりません。ひっかける金具がないのに落ちないの?と不安になるかもしれませんが、弾力性のある樹脂を使用しているため、フィット感に優れています。

また金属の金具をひっかけることがないため、バネをかける歯を痛める心配がありません。

このように、ノンクラスプデンチャーは審美性と機能性を兼ね備えた部分入れ歯です。ただし残存歯が少ない場合には適用ができない場合があります。また素材の寿命が短く、2、3年で作り替えなければいけないというデメリットも持ち合わせています。

残存歯が少ない場合は、金属床入れ歯

保険の入れ歯の欠点のひとつに、分厚くて熱いものが美味しくない、異物感が気になって気持ち悪いという声があります。残存歯が少なく、ノンクラスプデンチャーで対応ができない場合は、床(しょう)の部分に金属が使われている「金属床入れ歯」がおすすめです。薄い金属が使われているため熱を伝えやすく、食事本来の味を味わうことができます。

また金属が薄いため異物感が少なく、入れ歯を入れたときにもえずきにくいことも特徴のひとつです。

 

ご自身に合った入れ歯を選んで、快適な毎日を送りましょう

入れ歯の目的は、再び噛む機能を取り戻すことです。お伝えしたように、入れ歯にはいろいろな種類があり、それぞれメリットとデメリットがあります。どのような入れ歯を選ぶかは、患者さん次第です。入れ歯の特徴を理解し、ご自身に最も合った入れ歯を選ぶことが最も大切です。しっかり噛める歯を取り戻して、いつまでも健康な毎日を送るようにしましょう。

 

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