矯正治療中に気を付けたい口腔ケア

2018年10月06日 15:30

歯並びを整えて笑顔に自信を持ちたい・・・!でもせっかく矯正治療を行っても、虫歯や歯肉炎になってしまうときれいな歯並びが台無しになってしまいます。

歯列矯正中は歯の動きばかりに意識がいきがちですが、意外な落とし穴は、焼成治療中における口腔ケアです。特にブラケット矯正の場合、歯にブラケットとワイヤーが固定された装置のため歯磨きが行いにくく、汚れをきれいに落とすことが難しいため、虫歯や歯肉炎を引き起こしやすくなります。普通の歯ブラシだけではなかなか上手に汚れが落とせません。またデンタルフロスも、ワイヤーが通っているため歯と歯との間に入れることが難しく、歯の隙間にプラークが形成されやすくなってしまいます。

そこで矯正治療中に是非使っていただきたいのが、ワンタフトブラシです。ワンタフトブラシは、持ち手の先端に小さな毛束が付いた特殊な形状をした歯ブラシで、主にインプラントの口腔ケアに使われます。このワンタフトは、実は非常に優れもので、歯を一本一本丁寧に磨くことに大変適しています。歯並びが悪い方や、上の前歯の裏側なども磨きやすく、歯と歯ぐきの境目の汚れをきれいに落とすことができるのです。

ブラケット矯正の場合、ブラケット周囲に付着した汚れやプラークをきれいに落とさないと、虫歯や歯肉炎、口臭の原因になってしまいます。ここで是非ワンタフトを使ってください。ワンタフトの特殊な形状が、ブラケット周りの汚れをきれいに落としてくれます。

また矯正用のデンタルフロスも販売されています。こちらも特殊な形をしており、ワイヤーの隙間からフロスを通しやすい設計になっています。虫歯や歯肉炎予防には歯間ケアが欠かせません。矯正用のデンタルフロスは通販で低似れることができますので、いちど検索してみてください。

マウスピース矯正の場合は取り外し式のため歯磨きなどお口の中の衛生管理を行いやすいですが、長時間マウスピースを装着することで虫歯菌を閉じ込めてしまう場合があるため、油断は禁物です。就寝前の歯磨きは特に念入りに行い、お口の中の細菌をできるだけ減らすようにしておきましょう。

またフッ素が配合された歯磨き剤や殺菌効果の高い洗口剤なども使い、歯質を強くしたりお口の中を清潔に保つことも重要です。歯並びが美しく整っても、お口の中が不健康だとせっかくの矯正治療が台無しになってしまいます。歯並びが整うと、歯磨きも行いやすく、衛生管理がしやすくなります。歯の健康を守るためにも、矯正治療中から口腔ケアを意識しておくことが大切です。

 

当院の矯正治療についてはこちら

PAGE TOP

月別アーカイブ

〒756-0814
山口県山陽小野田市千代町1丁目8-26
(セントラルホテル 1階です。)
医療法人 敬清会 公園通り歯科
TEL: 0836-39-6983

診療時間
殺菌水システムについて
お問い合わせ
医院外観
お問い合わせはこちら
アクセスはこちら
診療時間