2018年06月26日 06:29
歯並びが悪く、矯正治療を行いたいけれど誰にもわからずに行いたい、あのギラギラとした矯正装置に抵抗があってどうしても治療に踏み出せない・・・このようにお思いの方も多いのではないでしょうか。歯列矯正といえば、歯にボタンのようなものを装着してワイヤーを通し、歯を動かして歯並びを整える「ワイヤー矯正」が一般的ですが、その他の矯正方法として取り外し式の「マウスピース矯正」があります。マウスピース矯正はワイヤー矯正とどのように違うのか、その特徴についてご紹介いたします。
マウスピース矯正の特徴とは
マウスピース矯正とは、患者様一人一人の歯の形に合わせて作製したマウスピース型の矯正装置によって歯並びを整える治療法です。矯正装置を歯に固定しながら歯を動かすワイヤー矯正と異なり、マウスピース矯正はマウスピースを取り換えながら少しずつ歯を動かしながら歯並びを整えていきます。
・取り外し式のため目立たない
マウスピース矯正の最大の特徴は、取り外し可能な矯正治療であることです。よく見ないとマウスピースを装着しているのがわからないほど目立たないため、矯正治療中であることを知られたくない方や接客業など、矯正装置が目立つことに抵抗を感じる方にとても適した治療法です。
・お口の中の衛生環境を整えやすい
ワイヤー矯正は小さな装置の隙間に汚れが溜まりやすいうえ、ワイヤーが通っていることで歯と歯の間にフロスが通しにくく、虫歯リスクが高くなることがデメリットのひとつです。これに対しマウスピース矯正は取り外し式のためお口の中を清掃しやすく、衛生環境が保ちやすいため虫歯リスクが抑えられます。
・金属を使わないため、金属アレルギーや口の中を傷つけにくい
ワイヤー矯正の装置は一般的に金属素材が使われていますが、マウスピース矯正は金属を一切使いません。そのため金属アレルギーをお持ちの方でも安心して矯正治療を受けることができます。また金具で粘膜を傷つける心配もありません。
・ほとんどの症例に対して対応可能
マウスピース矯正では難症例は対応できないと思われがちですが、マウスピース矯正はあらゆる症例に対応することが可能です。歯並びの乱れだけでなく、出っ歯や開咬などといった噛み合わせの乱れを改善し、正しい噛み合わせを導くための治療を行うことができます。
マウスピース矯正による治療期間は?
ではマウスピース矯正の治療期間はどのくらいでしょうか。マウスピース矯正は一般的にワイヤー矯正よりも治療期間が長いと言われているようですが、それほど大きな差はないように思います。症例にもよりますが、難症例と言われているような歯並びや噛み合わせは、治療期間が長くなる傾向があります。
・マウスピース矯正の注意点
メリットの多いマウスピース矯正ですが。1日に決められた装着時間があり、装着時間をしっかりと守ることが大切です。取り外せるから、と何時間もマウスピースを外していると、なかなか成果が出ません。マウスピース矯正はつかの種類がありますが、指示を守りながら歯並びを整えることが大切です。
目立たない矯正治療で歯並びを整え、笑顔で毎日を過ごしましょう
マウスピース矯正についてお話しいたしました。歯並びが悪いと見た目だけでなく、虫歯や歯周病の原因になってしまいます。マウスピース矯正は目立たず矯正治療を行うことができるため、矯正装置が見えないマウスピース矯正で歯並びを整え、生き生きとした毎日を過ごすことができるでしょう。
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