アンチエイジングは口元から!ホワイトニングで若々しい口元を

2023年05月17日 14:05

誰しも年齢を重ねると、色々な部分が気になってくることと思います。肌の張りや髪の毛など、目に見えるところは年齢が出やすいですが、口元もその一つではないでしょうか。年齢を重ねると、口元にも変化が起きてきます。特に「歯の黄ばみ」は、実年齢よりもさらに老けて見える原因になります。口元のアンチエイジングにはいくつかありますが、その中でもホワイトニングは口元のアンチエイジングにも高い効果を得ることができます。詳しく見てみましょう。

年齢を重ねると歯が黄ばむのはどうして?

若い頃は気にならなかったのに、年を重ねるにつれてだんだん歯がきばんできた・・・こんな経験をされた方は多いのではないでしょうか。確かに年齢を重ねるにつれ、歯の色が黄色くなってくる傾向があります。それはいったいなぜでしょうか。

1.エナメル質が薄くなってくる

歯の表面は固いエナメル質で覆われていますが、長年の飲食により、エナメル質は少しずつ薄くなってきます。その原因として、摩耗や飲食物に含まれる酸が挙げられます。毎日の飲食とともにエナメル質が薄くなると、歯の内部の「象牙質」という組織が透けてきます。象牙質は黄色みがかっており、薄くなってきたエナメル質から象牙質が透けて見えることから、歯が黄ばんで見えてしまことがまず考えられます。

2.象牙質の色が濃くなってくる

加齢とともに、象牙質の色にも変化が起こります。本来象牙質はやや薄い黄色みを帯びていますが、加齢とともに、象牙質の色が濃く、黄色から茶褐色のような色になってきます。エナメル質が薄くなるとともに象牙質の色が濃くなることで、黄ばみが強くなったように見えてしまいます。

ホワイトニングではなくて、クリーニングでは白くならないの?

ホワイトニングではなく、歯のクリーニングを定期的に受けておられる方は多いのではないでしょうか。歯のクリーニングは、定期検診の一環として歯石除去とともに行われることが多く、お口の中がさっぱりとして気持ちよく医院を後にされるのではないでしょうか。

クリーニングでもきれいになります。しかし、クリーニングできれいにできるのは「歯の表面についた汚れ」に限定されます。自然な白さに戻ることはできますが、劇的な白さを求める方には物足りないでしょう。

これに対し、ホワイトニングは薬剤を使うため、内部を漂白して象牙質の色味を緩和させる効果があります。そのためクリーニングでは得ることが難しい、真っ白な歯を手に入れることが可能です。歯を白くすることで口元自体が若返り、高いアンチエイジング効果が期待できます。

ホワイトニングには歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、家庭で行うホームホワイトニングがあり、ライフスタイルに応じて施術法を選択できるのもポイントです。

このように、ホワイトニングは口元の審美性を大きく向上させるため、アンチエイジングに最適です。ただ歯のクリーニングはお口の健康維持にとって欠かせないため、こちらは定期的に受けていただくことを推奨します。ホワイトニングとクリーニングをうまく組み合わせると、健康的で若々しい口元を維持できるため、是非取り入れてみてください。

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マウスピース矯正は後戻りしやすいって本当?

2023年04月26日 13:21

目立たず矯正ができ、食事や歯磨きもしやすいマウスピース矯正が人気を集めており、「矯正治療をするならマウスピース矯正で」とお考えの方も多いのではないかと思います。しかし、巷ではマウスピース矯正は後戻りしやすい、と言われているようです。ではマウスピース矯正治療後は後戻りしやすいというのは本当なのでしょうか。

マウスピース矯正は後戻りしやすいの?

矯正治療にはワイヤー矯正とマウスピース矯正がありますが、同じ歯並びを治すといっても、その特徴は大きく異なります。ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いやメリット、デメリットは既にご存じの方は多いでしょう。問題は、装置を使った動的治療終了後の後戻りです。後戻りとは、矯正治療が終わったあとに、歯並びが元に戻ってガタガタになったり、出っ歯になるなどといったトラブルです。後戻りは矯正治療終了後に最も注意しなければいけないのですが、マウスピース矯正は後戻りしやすいのでしょうか。

結論から申し上げますと、マウスピース矯正だから後戻りが起こりやすいといったことはありません。ワイヤー矯正でも後戻りが起きるときは起きます。逆に、マウスピース矯正でもまったく後戻りが起こらない方もたくさんいらっしゃいます。

後戻りが起きるのは装置によるものではなく、後戻りが起きる根本的な原因があるからなのです。

後戻りが起きる根本的な原因とは?

マウスピース矯正だから後戻りが起きやすいということはありません。ワイヤー矯正後でも、後戻りが起きる原因に当てはまれば当然、後戻りは起きてしまいます。では後戻りが起きる根本的な原因は何でしょうか。

・リテーナーを付けていない

矯正装置を付けて歯を動かす動的治療が終了したあとは、歯並びをキープするための「保定期間」に入ります。保定期間は約2年と言われており、この期間は後戻りしやすいため、リテーナーと呼ばれる保定装置を装着しておく必要があります。リテーナーはワイヤータイプとマウスピースタイプがあり、医院によって違いますが、どちらも後戻りを防ぐためにとても重要な役目を持っています。

この保定期間中にリテーナーを付けずに過ごすと、後戻りが起きてしまいます。「後戻りが起きてしまって・・・」と矯正相談に来られる方の多くは、リテーナーを付けずにサボってしまったことが多く見られます。このように、後戻りが起きる圧倒的な原因は、リテーナーを付けずに過ごしてしまったことによります。

・親知らずの影響

ほとんどの場合、リテーナーを付けていれば後戻りは防げますが、親知らずの影響によって後戻りが起きてしまうことがあります。親知らずは矯正治療前に抜くこともありますし、抜歯をせずに矯正を始めるなど個人差がありますが、親知らずを抜歯せずに矯正をした場合、後戻りに影響を与えてしまうことがあります。

もしリテーナーをきちんとつけていた、あるいは親知らずがないのに後戻りが起きてきた場合、何か他の原因が考えられますので早めに専門医に相談しましょう。

マウスピース矯正だから後戻りが起きるのではありません

マウスピース矯正と後戻りの関係性についてお話をいたしました。後戻りが起きる理由はマウスピース矯正だからではなく、リテーナーを付けずに過ごしてしまうことがほとんどです。せっかく綺麗にした歯並びが後戻りしないよう、リテーナーはしっかりと付け、定期的なチェックを受けるようにしましょう。

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タフトブラシ、使っていますか?

2023年04月16日 15:26

歯をきれいにしたり、歯の健康を維持するための歯磨きをするための基本アイテムは歯ブラシですが、タフトブラシというのをご存じでしょうか。歯ブラシに加えタフトブラシを使うことによって、より歯の健康を維持しやすくなります。今回は、タフトブラシに焦点を当ててお話いたします。

タフトブラシとは?どんな使い方ができる?

そもそもタフトブラシとはどのようなブラシなのでしょうか。タフトブラシは歯ブラシの一種でワンタフトと呼ばれることもありますが、その形状は通常使う歯ブラシとは異なっています。

タフトブラシとは、毛束がひとつの小さな束になっている形状の歯ブラシです。毛束が小さいので、通常の歯ブラシでは届きにくい部位などを磨くのに適しています。タフトブラシで検索すると画像が出てきますので、その画像を見ると「なるほど」と思われることでしょう。ではタフトブラシはどのような使い方ができるのかをご紹介します。

歯と歯ぐきの境目が磨きやすい

歯の表面はしっかり磨いても、歯と歯ぐきの境目に汚れが残っていることは少なくありません。この汚れがやがてプラークとなり、歯周病などの原因となってしまいます。タフトブラシはコンパクトな毛先のため、歯と歯ぐきの境目がとても磨きやすくなります。

奥歯が磨きやすい

奥歯、特に上の奥歯はとても磨きにくく、汚れが落としにくい部位です。通常の歯ブラシでは磨きにくい部位ですが、毛束が小さいタフトブラシを使うと、奥までしっかりと磨くことができます。

歯と歯が重なっている部分が磨きやすい

歯並びが悪く、歯と歯が重なっている部分はどうしても磨きづらいことと思います。普通の歯ブラシではやはり細かい部分が磨きづらく、食べかすが残るため虫歯や歯肉炎、歯周炎などの原因となってしまいます。タフトブラシを使うと、歯の重なりの部分が磨きやすくなります。

親知らずが磨きやすい

親知らずはいちばん奥に生えているため、どうしても磨きづらいと感じることでしょう。特に親知らずが完全に生え切っておらず、中途半端に顔を出している生え方の場合、智歯周囲炎という親知らずの周りの歯ぐきの腫れを引き起こしやすくなります。タフトブラシを使うと、親知らずの周りまで磨きやすくなり、智歯周囲炎の予防にもなります。

お子さんの仕上げ磨きにも適している

まだ上手に磨けないお子さんの仕上げ磨きにもタフトブラシは活用できます。

毎日に歯磨きにプラスして、お口の健康を守りましょう

タフトブラシは普通の歯ブラシと違い、細かな部分まで磨くことができる優秀なアイテムです。毎日の歯磨きの際にプラスして使うことで、虫歯や歯周病のリスクを減らすことがきるため、お口の健康を守りやすくなります。毎食後に使うのは難しいという方は、就寝前の歯磨きの時だけでも使ってみることをお勧めします。

併せて、歯石除去やクリーニングなど定期検診を受け、歯と歯ぐきの健康を維持しましょう。

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クリーニングとホワイトニング、どちらが先がよい?

2023年03月26日 16:34

白く美しい歯は口元は、お顔全体のイメージをとても良くしてくれます。そんな清潔で美しい口元を導くのが、クリーニングとホワイトニングです。どちも審美性を向上させますが、どちらを先に行ってよいのか分からないことはありませんか?今回は、クリーニングとホワイトニング、どちらを先にすべきかについてお話いたします。

似て異なるクリーニングとホワイトニング。違いは?

歯のクリーニングもホワイトニングも、歯を白くして口元の審美性を大きく向上させる効果がありますが、皆さんはこの2つの施術の違いを正しく理解されているでしょうか?

・クリーニングとは?

歯のクリーニングとは、専用のペーストなどを使って歯の表面についた着色そして細菌の塊であるプラークを落とし、歯本来の色を蘇らせる施術です。ホワイトニングで使用する薬剤を使用せず、歯の汚れや着色を落とすため、小さなお子さんから高齢の方まで広い年代において施術できます。歯を真っ白にするというよりは、歯本来の色を取り戻し、自然な白さに仕上げることができます。

またクリーニングには、歯周病の原因となるプラークを落とす効果もあります。特に年齢を重ねると歯周病のリスクが高まるため、クリーニングを受けることで歯の健康維持にも大きな効果を得ることができます。

・ホワイトニングとは?

いっぽう歯のホワイトニングは、ホワイトニング専用の薬剤と光や熱を用いて歯の内部を漂白し、歯を真っ白に仕上げる施術です。クリーニングと比べ、歯本来の色よりも白く仕上げることができるので、真っ白になった歯を実感することができます。

ホワイトニングにはオフィスホワイトニングとホームホワイトニングがあり、この2つを併用することで真っ白な歯をキープすることができるため、口元の美へのモチベーションを高めることができます。

ただクリーニングのように口元の健康維持という効果は得られないため、あくまでも審美性を目的とした施術です。そのため、歯周病や虫歯リスクを軽減するという効果は期待できません。

また全ての方に適応できるクリーニングと違い、ホワイトニングは年齢や歯の状態によっては施術できないことがあります。

このように、クリーニングは歯の健康維持、ホワイトニングは歯の美しさを得るための施術ということをしっかりと理解しておきましょう。

基本的な順番は、まずクリーニングから

クリーニングとホワイトニング、どちらを先にするのかという決まりは特にありませんが、ここで悩むのが、順番ではないでしょうか。クリーニングとホワイトニング、どちらを先にするのが良いかというと、敢えてお勧めするのはクリーニングの後にホワイトニングを行うことです。クリーニングにはお口の中の細菌を減らし、虫歯や歯周病のリスクを軽減する効果があるからです。

クリーニングで歯の表面の汚れ全体を落とし、プラークなどお口の健康にとって有害なものを取り除いてからホワイトニングを行うと良いでしょう。クリーニングによってお口の中を清潔な状態に整えることはとても大切です。そのうえでホワイトニングを行うことで、より白さを実感し、歯や口腔内の健康維持への意識も高まるのではないでしょうか。

 

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矯正治療中に気を付けたい食べ物とは?

2023年03月18日 22:15

矯正治療を始めると、これまで気にしなかった食べ物について気を付けなければいけなくなります。特にワイヤー矯正の場合、矯正治療が終了するまで装置を付けたまま過ごすことになるので、食べ物によっては装置のトラブルにつながることもあります。今回は、矯正治療中に気を付けたい食べ物についてお話をいたします。

矯正治療で食事がしにくいと感じるのははどんなとき?

矯正装置はワイヤー矯正とマウスピース矯正がありますが、どちらも矯正治療が始まると、食事が思うようにできないと実感することがあると思います。これには3つの原因が考えられます。

1.装置に食べ物が挟まりやすいとき

まずは、食べ物が装置に挟まりやすいということが挙げられます。これは固定式のワイヤー矯正によく起こります。ワイヤー矯正は、ワイヤーやブラケットなど複雑で、細かな部品が使われているため食べ物が挟まりやすく、また取り除きにくいという特徴があります。

特にブラケット周囲に繊維が挟まると取り除きにくいため、外食するときや他の方と一緒に食事するときは挟まった繊維や食べ物などがとても気になってしまうのではないかと思います。無理に取りのぞこうとすると、ブラケットが外れるなどのトラブルに繋がってしまうこともあります。

2.歯が動く痛みのとき

もうひとつは、歯が動く痛みによって食事がしにくいということです。矯正装置を付け、歯が少しずつ動き始めると、これまでに感じたことのない痛みが出てくる方がほとんどです。この痛みはワイヤー矯正だけでなく、当然マウスピース矯正でも起こります。特に初めて装置を付けたときや調整後に感じやすいと言われています。

3.口内炎ができたとき

矯正装置を付けている間は装置が粘膜にあたり、口内炎ができてしまうこともめずらしくありません。口内炎ができると熱いものや酸味のあるものを口にするととてもしみてしまって、食事が苦痛に感じてしまうでしょう。

矯正治療中はどのような食べ物がおすすめ?また避けたい食べ物とは?

矯正治療はゴールまでの道のりが長く、時にはモチベーションが下がってしまうこともあるかもしれません。特に食事は毎日のことなので、うまく付き合って過ごすことが重要になります。基本的に食事制限はありませんが、状況に応じて食べ物を選ぶとよいでしょう。

歯が動く際に起こる痛みがある場合、基本的に柔らかいものがおすすめです。具体的にはおかゆ、リゾット、うどん、豆腐を使った料理、ゼリー飲料などが比較的口にしやすいでしょう。口内炎の場合、酸味のものや熱々のものは避け、刺激が少ないものを召し上がると良いと思います。

ワイヤー矯正は特にブラケットが取れる、ワイヤーが切れるといったトラブルが起こりやすく、その原因は食べ物ということも少なくありません。

避けたほうがよい食べ物としては、スルメイカや固焼きせんべいなど固いもの、お餅やキャラメルなど粘着性のあるものです。装置の破損などにつながることがありますので、できるだけ避けたほうがよいでしょう。またニラやもやし、えのきなどは日常的によく使われる素材ですが、装置に挟まりやすく取りにくい食材の代表と言えます。

またワイヤー矯正ではすき間を埋めるためのゴムを使用することがありますが、色素が付きやすいためカレーやミートソース、赤ワインといった飲食物によってゴムの色が変わってしまいます。ゴム交換の直前で召し上がるといった工夫をされるとよいでしょう。

このように、矯正治療中は食事について悩みを抱えてしまうことがあります。矯正治療中で食べ物について分からないことや困ったことがあれば、気軽に医師や歯科衛生士に相談してみてください。

 

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矯正治療中に定期検診を受ける大切さについて

2023年02月26日 18:02

歯列矯正を始め、歯が順調に動くのを実感すると、つい矯正治療のことだけを考え、お口の中の状態のことは後回しにしてしまうのではないでしょうか。矯正治療中は歯や歯ぐきにトラブルが起こりやすいため、しっかりとしたケアが必要ですがご家庭での歯磨きだけでは限界があります。そこで大切になるのは、定期検診です。今回は矯正治療中の定期検診の重要性についてお話をいたします。

矯正治療中に起こりやすいトラブルとは?

矯正治療は、歯に装置を付けて長期間過ごすため、どうしても衛生面が気がかりになります。特に固定式のワイヤー矯正は動的治療が終了するまで装置を外さないため、食べかすなどが残りやすくなってしまいます。また装置が付いていることから歯磨きがし辛く、汚れやプラークがきちんと落とせない、ということも気になるのではないでしょうか。

また取り外し式のマウスピース矯正は歯磨きしやすいとはいえ、きれいに磨けてなければ汚れやプラークは当然残ってしまいます。

こういった汚れやプラークが残ると、虫歯の心配がまず挙げられます。特にワイヤー矯正中が虫歯リスクが高まりますので、要注意です。

マウスピース矯正においても、汚れが残っていると虫歯菌とともにマウスピースで歯を塞いでしまい、虫歯が作られやすくなりますので油断できません。

また歯肉炎も矯正治療中に起きやすいトラブルです。歯ぐきが腫れてブヨブヨしていませんか?歯ぐきに腫れがあると歯肉炎が疑われます。そのままにしておくとやがて歯肉炎から歯周病へと悪化してしまいます。

このようなことから考えて、矯正治療中に起こりやすいトラブルは虫歯と歯肉炎と言えるでしょう。

矯正治療中に定期検診を受けるメリットについて

矯正治療を行っていない方だけでなく、矯正治療をされている方にとって、定期検診は歯やお口の健康維持に欠かせないものです。定期検診は虫歯や歯周病の有無をチェックし、お口の機能に問題はないかどうかなどを確認する大切な検診です。

特に矯正治療中は虫歯リスクが高まるため、定期検診を受けることがスムーズに矯正治療を進めるポイントのひとつになります。前述したように、特にワイヤー矯正は汚れが残りやすいため虫歯になりやすい状況であることは否めません。ブラケット周りや歯と歯の間の汚れを落とし、清潔な口腔内にするためには、歯科衛生士というプロの手できれいにしてもらうのがいちばんです。

もし矯正治療中に虫歯が見つかった場合、虫歯治療が優先になるためその間は矯正治療をストップすることもあります。

矯正治療をスムーズに進め、新たな虫歯を作らないためにも、定期検診を受けることはとても大きな意味を持ちます。矯正専門の医院ではかかりつけ医で行い、矯正治療と一般歯科が併設している医院では同一の医院で受けることができます。

定期検診で汚れや歯石をきれいに落とし、清潔な状態を維持しながら矯正治療を進めていきましょう。

 

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ヤニを落とすには、クリーニングとホワイトニングどちらが良い?

2023年02月17日 14:09

タバコを吸う方のお悩みのひとつに、「ヤニ」が挙げられるのではないでしょうか。一服することでリラックスする反面、タバコを吸うと歯の審美性は格段に落ちてしまいます。頑固なヤニ、きれいに落とすにはクリーニングとホワイトニングのどちらが良いのでしょうか。

歯磨きではなかなか落とせない頑固なヤニ

タバコを吸う方のほとんどに見られるのが、歯にべったりと付いたヤニです。ヤニが付くと歯が黄色や茶色に変色し、審美性を大きく下げてしまいます。せっかくきれいにメイクをしても、笑った時に見える歯がヤニで茶色く変色していると、台無しになってしまいます。

ヤニの表面にプラークが付着すると、唾液中のカルシウムイオンと結合して歯石が付きやすくなります。ヤニと歯石が混ざってしまうと歯ブラシでは簡単に落とすことはなかなか困難なため、歯科医院での専門的な施術が必要となります。

ヤニを落とす基本は、クリーニング

ご家庭ではなかなか落とすことのできないヤニですが、歯科医院でどのような施術で落とすのかというと、基本はクリーニングです。ヤニを取る際に超音波スケーラーという器具を使い、超音波の振動を利用してヤニや全体的な汚れを徹底して取り除きます。その後はペースト等を使って歯の表面を磨き上げ、歯本来の色を取り戻します。

また歯のクリーニングはヤニなど歯の汚れだけでなく、固く付着している歯石を落とします。歯石は歯周病の原因になるため、超音波スケーラーや手動危惧を使ってしっかりと取り除きます。

クリーニングを終えた歯はヤニで茶色く変色していたとは思えないほど、白くきれいな歯になります。

このように、頑固なヤニを取り除く基本は、歯のクリーニングと言えます。

ヤニを落とした歯をより白くするにはホワイトニング

ではホワイトニングはどうでしょうか。ホワイトニングは、本来の歯をより白くするための施術です。そのためヤニを落とす目的よりも、クリーニングでヤニや着色を落とした歯をより白くきれいに仕上げる、と考えたほうが良いかもしれません。

というのも、ヤニは歯石とともに付着しやすいので、まずは歯の表面の汚れと歯石を落とすことが最初のステップになります。もちろんホワイトニングでもヤニを落とすことはできますが、歯石は取り除くことができません。また歯石をそのままにしておくことは、歯周病の発症や悪化にもつながりますので、まずはクリーニングを受け、全体的な汚れや史跡を落としてから、さらに美しさを求めてホワイトニングを受けられる工程がお勧めです。

定期的にヤニを落とし、きれいな歯を保ちましょう

お話したとおり、ヤニで変色した歯をきれいにするには、基本的にクリーニングがお勧めです。そしてクリーニングできれいになった歯をさらにホワイトニングで真っ白にすることで、より美しい口元を手に入れることができます。

しかしヤニはタバコを吸う以上、どうしても付着してきます。またコーヒーなどを一緒に飲むことでさらに着色が進んでしまいます。定期的にクリーニングを受けることはヤニなどの着色を取って審美性を維持するとともに、プラークや歯石も同時に除去して歯周病の予防にもなります。喫煙者は歯周病になっていても気づきにくいため、是非定期的なクリーニングを受けるよう心がけましょう。

 

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神経がない失活歯を白くする、ウォーキングブリーチとは?

2023年01月20日 15:22

歯を白くきれいにする、というと真っ先に思い浮かぶのは、ホワイトニングでしょう。しかしホワイトニングは全ての歯に対して適応できるわけではありません。その中でも、歯の神経がない失活歯の変色は、ホワイトニングでは期待できる白さに改善することは難しく、別の方法で改善を試みる必要がありますが、失活歯に対する審美修復のひとつに、「ウォーキングブリーチ」という方法があります。今回は、ウォーキングブリーチについてお話をいたします。

歯の神経を取ると黒っぽく変色します

できることならば歯の神経は取らないほうが良いですが、ひどい虫歯や、歯を折ってしまい根管が細菌感染したなど、歯の神経を取らざるをえないことが起きてしまった場合、歯の神経を取り除きます。歯の神経を取り除くと、強い痛みや細菌感染を緩和させることはできますが、神経を取り除くことで歯に栄養が行き渡らなくなり、次第に黒っぽく変色してきます。周りの歯が白いと、余計に変色が目立ち憂鬱な気分になってしまうのではないでしょうか。

歯の神経を取ると、血液循環がなくなり残った血液成分やコラーゲンなどが変性するため、次第に黒っぽく変色してきます。このような経緯を経て、神経を取った歯は変色してしまうのです。

ホワイトニングでは白くできない失活歯の審美修復は、2通り

歯を白く美しくするホワイトニングは、失活歯や被せものの歯には効果を発揮しません。このような歯を白くするためには、ホワイトニング以外の方法で審美修復を試みる必要があります。

歯の神経がない失活歯の場合の審美修復は、

1.セラミッククラウンやラミネートべニアによる外側からの修復

2.ウォーキングブリーチを用いた内側からの修復

の2通りになります。セラミッククラウンを被せる方法は確実に審美性を回復できますが、歯を削らなければいけないことに抵抗を持つ方もいらっしゃると思います。またセラミッククラウンは高額な治療費が必要になりますので、そこも懸念材料の一つになるのではないでしょうか。できるだけ自分の歯を触りたくないというご希望がある場合、セラミッククラウンによる修復よりもウォーキングブリーチのほうが適していると言えます。

ウォーキングブリーチの方法と気になる点

ウォーキングブリーチは、元々神経の入っていた管の中に歯を白くする薬剤を流し入れ、内部から変色した歯を漂白していく方法です。通常は数週間おきに同じ処置をし、少しずつ白くしていきます。歯を白くする薬剤を入れながら歩くという意味で、ウォーキングブリーチと呼ばれています。最終的には穴を塞ぎますが、前歯の場合、ほとんどが歯の裏側を削って治療をするため正面からはふさいだ穴などはほぼ分かりません。

ウォーキングブリーチは保険外治療ですが、そこまで高額ではないため気軽に治療ができますが、歯の内部にガスが充満することで塞いでいた蓋が取れやすくなってしまいます。蓋が取れてしまうと漂泊の効果が十分に発揮できません。

また思ったほど効果を得られておらず、期待した白さにはならないこともありますが、これは「歯を白くする」というよりは「神経を取ったことで変色した歯を本来の色に戻す」といった意味合いだと考えたほうが良いでしょう。もしウォーキングブリーチで思ったほど改善できなければ、セラミッククラウンに変える、という手もあります。

いずれにしても、失活歯の変色はかなり目立ってしまうため、気になる方は歯科医院で相談してみましょう。

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インプラントを長持ちさせるためにはメンテナンスが重要!

2023年01月16日 11:57

インプラントは他の欠損補綴治療に比べると、見た目だけでなく他の歯に影響を与えずに治療ができることが大きなメリットのひとつでもあります。しかしインプラントは絶対に一生持つかというと、必ずしもそうではありません。インプラントを長持ちさせるためには、やはり定期検診やメンテナンスがとても重要なのです。今回はインプラントのメンテナンスの重要性についてお話いたします。

実は手入れがしやすいインプラント

インプラントは高額であるというほかに、入れ歯やブリッジと比べると第一選択肢となることが少ないため「インプラントは手入れが難しそう」というイメージをお持ちになることも多いでしょう。

しかし、インプラントは意外にお手入れがしやすく、不潔になりにくいということをご存じでしょうか。例えば入れ歯の場合、毎食後に取り外して流水や洗浄剤などできれいに保つことができます。このお手入れを毎食後に欠かさず行っていれば問題はありませんが、中には入れ歯をずっと付けたまま過ごす方もおられます。当然のことながら、入れ歯には食べかすがたまり、とても不潔な状態になってしまいます。

ブリッジは、案外お手入れが難しい治療法です。歯がない部分は、人工歯と歯ぐきのわずかなすき間に食べかすや汚れが残りやすくなります。また歯ブラシを使ってもうまく取り除きにくいため、不潔になりがちになってしまいます。そのため二次カリエスのリスクが高くなり、健康な歯が虫歯になってしまう可能性が高くなります。

入れ歯やブリッジと比べると、インプラントは独立した一本の歯として機能を回復させます。オールオン4やインプラントオーバーデンチャーなど特殊なインプラントはまた別ですが、基本的には失った歯の部分のみを治療するため、ブリッジのように繋がった人工歯を装着するわけではありません。そのため他の天然歯と同じように歯を磨き、フロスや歯間ブラシなども通すことができます。特に虫歯で歯を失ってしまった方にとっては、二次カリエスのリスクが高くなるため日常のお手入れはとても重要です。このようなことから、インプラントは他の天然歯と同じように歯磨きやフロス、歯間ブラシ等を使ってお手入れができるのも大きなメリットと言えるでしょう。

インプラントを長持ちさせるのはメンテナンス

お手入れがしやすいといっても、やはり人工のものはいつか問題が起きてしまうのはどの治療法でも同じです。特にインプラントは自費治療で高額な費用が必要なため、できる限り長持ちさせたいところでしょう。

インプラントを長持ちさせるのは、日常のお手入れにくわえ、やはり歯科医院での定期的なメンテナンスが欠かせません。他の天然歯同様、プロの技術でご自身では落としきれない汚れや溜まったプラークなどを取り除き、口腔内を清潔に維持することがインプラントを長持ちさせる最大のコツです。

特にインプラントの場合、歯周病と似た症状である「インプラント周囲炎」に気を付けなければいけません。インプラント周囲炎になると歯ぐきが腫れ、インプラントを支えている歯槽骨が吸収されていきます。そうなると、インプラントが支えられなくなり抜け落ちてしまいます。いちどインプラント周囲炎になって抜け落ちてしまうと、再治療はとても難しくインプラント自体をあきらめなければいけなくなります。せっかく高い費用を出したのに、このようなことになるのは本末転倒と言わざるを得ません。

インプラントを長持ちさせるのは定期的なメンテナンスです。またメンテナンスを受けることは、お口の健康を維持することに繋がります。インプラントを入れたら、必ず定期的なメンテナンスを受けるようにしましょう。

 

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インプラントの優れた点とは?

2022年12月26日 08:22

失ってしまった歯は、噛むための機能を取り戻す治療が必要になります。失った歯の機能を回復させるための治療として入れ歯、ブリッジのほかにインプラントがあります。インプラントは自費治療で外科手術を必要とするため敬遠する方も多いと思いますが、インプラントには入れ歯やブリッジにはないメリットがあります。今回は、インプラントの優れた点についてお話をいたします。

入れ歯やブリッジが選択肢となることが多いですが・・・

インプラントは外科手術を伴い、費用も自費治療となるためどうしても高額になってしまいます。このように聞くと、どうしてもインプラントは選択肢から外れてしまいがちになり、入れ歯や条件があえばブリッジと治療方針を決めてしまいがちになります。

しかし、入れ歯やブリッジは保険が適用になるというメリットはあるものの、肝心の口腔機能としては、少し疑問が残る治療法でもあります。

入れ歯は年齢を問わず、保険治療を取り扱う全国の歯科医院で治療を受けることができます。安価で入れ歯を作製することができること、基礎疾患があっても治療ができることから歯を失ってしまった際の第一選択肢になることがほとんどです。

しかし入れ歯の最大の弱点は「しっかり噛めないこと」です。作製当初はぴったり合って噛めていても、歯のない部分の歯ぐきが痩せていくため、どうしても入れ歯が合わなくなってきます。そのため何度も調整が必要になり、入れ歯を外して食事をする方も少なくはありません。特に総義歯の方はその傾向が強いでしょう。

ブリッジは、入れ歯に比べるとしっかりと噛むことができます。しかしブリッジの最大のデメリットは、「健康な歯をたくさん削る」という一言に尽きます。虫歯でもなんでもない健康な歯を、ブリッジのために削ることは非常にもったいないとお感じになるのではないでしょうか。削った歯は歯質が薄くなり、将来的に維持することが難しくなってしまいます。

このように、入れ歯やブリッジはメリットはあるものの、それを上回るデメリットが多い治療法であると言えるでしょう。

入れ歯、ブリッジのデメリットがメリットとなるインプラント

ではインプラントはどうでしょうか。インプラントは、入れ歯やブリッジが持つデメリットがそのままメリットになります。

・他の歯に影響を与えず治療ができる

インプラントは、ブリッジのように健康な歯を削る必要はありません。失った部分に人工歯根を埋め込むため、不用意に健康な歯をけずることはないのです。他の歯の健康を守ることができるのは、インプラントならではの優れた点と言えるでしょう。

・自然な噛み心地

入れ歯はどうしても噛みづらく、しっかり噛めない、入れ歯が外れてしまうといったトラブルが起きてしまいます。インプラントは入れ歯とは違い、外れることはありません。また天然歯に近い自然な噛み心地でしっかり噛んで食事を楽しむことができるのは、長い人生を送るうえで大変重要なことではないでしょうか。

このように、インプラントは他の歯に影響を与えず、しっかりと噛んで食事ができるという非常に優れた機能を持っています。インプラントは高額ですが、保険で再治療を繰り返していると結局は費用が変わらない、ということも十分あり得ます。

インプラントをお考えの方や迷っている方は、いちどインプラントの治療実績が多い医院で相談してみてくださいね。

 

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