ホワイトニング、効果はどのくらい持続する?

2024年02月25日 15:40

卒業式や入学式、入社式と晴れのイベントが待つシーズンになってきました。このような晴れの日には、華やかさだけでなく、清潔さも求められます。その清潔さのひとつは「歯の白さ」ではないでしょうか。歯のホワイトニングなら、目的の日に合わせることで、白く清潔な口元を作り出すことができます。そのホワイトニングですが、持続効果はどのくらいなのでしょうか。

口元を美しく引き立てるホワイトニングは2種類

歯が黄ばんでいると、せっかくの笑顔も台無しになってしまいます。歯科医院での歯のホワイトニングなら、歯の黄ばみやくすみを取り除き、本来の歯の色よりも白く仕上げることができるので、効果を実感することができるでしょう。

歯科医院でのホワイトニングには2種類あります。

1.オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングとは、歯科医院で受けるホワイトニングの施術です。歯にホワイトニング用の薬剤を塗布し、光を加えます。1度の施術で効果が出ますので、大切な日はもちろん、急な予定が入り、すぐに歯を白くしたい方に適しています。

2.ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、歯科医院で専用のマウスピースを作り、ホームホワイトニング専用の薬剤を処方してもらって自宅でホワイトニングを行う方法です。自宅で好きな時間に行えるため、なかなか歯科医院に行けない方、自分のペースでホワイトニングをしたい方に適しています。

ホームホワイトニングは効果が出るまでに少し時間がかかるため、イベントに合わせて計画を立てる必要があります。

ホワイトニングの効果、どのくらい持続する?

オフィスホワイトニング、ホームホワイトニングどちらも歯を白く美しくする効果がありますが、その効果がずっと続くというわけではありません。ではホワイトニングの効果はどのくらい持続するのでしょうか。

オフィスホワイトニングは即効性は抜群ですが、後戻りも早く、個人差はありますが持続効果は3か月くらいと短めです。オフィスホワイトニングをメインに行う方は、定期的な施術で白さを持続させるのが良いでしょう。

いっぽうホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングと比べ即効性はないですが、効果が長持ちします。だいたい半年から1年くらい持続しますが、週に何度ホワイトニングをするかによって効果の持続も変わってきます。

効果を持続させるには、計画的にホワイトニングを

歯を白くし、口元の美しさを引き立てるホワイトニング。イベントに合わせて白くすることで、最高の笑顔を引き出すホワイトニングですが、効果がずっと持続するわけではありません。オフィスホワイトニング、ホームホワイトニングの効果をそれぞれ知っておくことで、白く美しい歯を持続させることが可能です。

いちどホワイトニングの白さを実感すると、その白さをずっとキープしたくなると思います。イベントに合わせて白くするのはもちろん、口元の美しさを維持することは歯の健康に対する意識も高まると思います。計画的にホワイトニングを行い、美しい口元を維持してくださいね。

宇部市周辺の方へ

 

インビザラインって、本当に目立たないの?

2024年02月14日 15:12

歯並びと噛み合わせをきれいに整えるための矯正治療は、装置によっては目立つという理由で敬遠する方も少なくはないでしょう。このような中、取り外し式のマウスピース矯正「インビザライン」は目立たず矯正ができるという謳い文句で注目を集めていますが、インビザラインは本当に目立たないのでしょうか。

透明で目立たないマウスピース矯正「インビザライン」とは?

歯並びや噛み合わせを整える矯正装置といえば、歯の表側にブラケットやワイヤーを付けて歯を動かす「マルチブラケットワイヤー矯正」でしょう。しっかりと歯を動かすことができ、ほとんどの症例に対応ができるマルチブラケットワイヤー矯正ですが、「装置が非常に目立つ」というのが難点です。

最近では目立たない半透明のブラケットを使用する医院が増えてきましたが、それでも多くは金属のブラケットが使用されます。この金属のブラケットが、お口を開けたときにとても目立つため、矯正をためらう原因の一つになっていると言えるでしょう。

マウスピース矯正は、このようなワイヤー矯正の「目立つ」という審美面を最大限考慮した矯正装置です。マウスピース矯正は様々なメーカーから提供されていますが、最も症例が多く、取り扱い医院も多いのが「インビザライン」です。ここでは、インビザラインに限定してお話を進めてまいります。

インビザラインは、透明のマウスピース矯正です。素材はウレタンで弾力があります。

装着してみると、ほとんど目立ちません。表側ブラケット矯正と比べると、圧倒的に目立ちにくい装置であることは間違いありません。

間近で見ても、インビザラインを装着していることがほぼ分からないため、周りの目を気にすることなく矯正治療を進めていけるのは、インビザラインの最大の特徴といえるでしょう。装置から目立つから、と矯正治療を躊躇している方にとって、インビザラインはまさに「目立たず歯並びを治せる」という理想の治療法なのです。

治療計画によっては、インビザラインでも目立つことはある?

基本的に、インビザラインは目立つことはありません。しかし、治療計画の段階で少し目立つことはあります。それは何かというと、「アタッチメント」というものを付けた場合です。

アタッチメントとは、レジンで作られた小さな突起物です。アタッチメントを付けることでマウスピースをしっかりとフィットさせ、歯をしっかりと動かしていくという重要な役割を持つ補助的なものです。

しかし、アタッチメントを歯に付けて間近で見た場合、少し目立つことはあるようです。アタッチメントは歯科医院で除去するため、アタッチメントが付いたまま飲食することで、アタッチメントが着色することがあります。

またマウスピース自体も、明るい光が直接口元を照らした場合、マウスピースの光沢が目立ってしまうこともあります。

このように、インビザラインであっても100%目立たない、ということはないということは理解しておきましょう。

とはいえ、インビザラインは目立たずに歯並びを整えることができる装置です。歯並びを治したい方、目立たずに矯正治療を行いたい方は、是非インビザラインを選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。

 

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乾燥と口の中は関係している!?

2024年02月08日 11:33

こんにちは! 年が明けたと思ったらもうあっという間に2月ですね!

皆様いかがお過ごしでしょうか?

外の乾燥や室内も暖房をつけているため肌が乾燥する季節ですよね。

 

今日は乾燥とお口の状態についてお話します!!

冬の寒さと乾燥は、私たちの生活に様々な変化をもたらします。目に見える変化だけでなく、体の内部、特に私たちの水分バランスに対する注意も必要なんです!

冬場の水分補給の重要性を理解していきましょう!

一般的に、冬は汗をかく量が減るため、水分補給を忘れがちです。しかし、実際には乾燥した空気と暖房が使われる室内環境によって、体から水分が奪われやすくなります。これにより、体内の水分が不足し健康にも影響を与えることがあるんです。

乾燥とお口は関係あるのかな?と思われるも多いのではないのでしょうか!

 

特に口内環境への影響は大きいんです!唾液はお口の中を清潔に保ち、食べ物の残りかすを洗い流し、口内のバランスを整える重要な役割を果たしています。唾液には抗菌作用もあり、虫歯や歯周病の原因となる細菌の増殖を抑えてるんです! しかし、水分不足によって唾液の量が減少すると、細菌が増えやすくなり、口内環境が悪化し口臭などを引き起こす原因になることもあります!

さらに、唾液は食べ物を消化するときに重要な役割があり、食べ物の消化を助けるだけでなく、口内環境を健康に保つためにも必要です。水分が不足すると消化不良や胃腸の不調を引き起こすこともあります。

冬場の適切な水分補給は、これらの問題を防ぐだけでなく、体温調節や免疫の機能を支えるためにも重要です。体温が下がると免疫機能が低下し、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。十分な水分摂取は体温を一定に保ち、免疫機能をサポートするんです!

では、具体的にどうすれば良いのでしょうか? まず、一日に必要な水分量は人によって異なりますが、一般的に成人であれば1日2リットル程度が目安とされています。しかし冬場は特に意識して水分を摂取する必要があります。

水分補給の方法としては、以下のような点が挙げられます:

  1. 定期的に水を飲む: 一日中、定期的に水分を摂取することが重要です。特に食事中や運動後は積極的に水分を補給しましょう。
  2. 暖かい飲み物を利用する: 冷たい水だけでなく、ハーブティーや白湯などの暖かい飲み物も積極的に取り入れることで体を温めつつ水分補給ができます。
  3. 食事からの水分摂取: スープやお粥、果物や野菜など水分を多く含む食品を積極的に摂取することも効果的です。
  4. アルコールやカフェインの摂取を控える: アルコールやカフェインは利尿作用があり、体から水分が失われやすくなります。これらの摂取量を控えめにすることも大切です。
  5. 加湿器の使用: 室内で加湿器を使用することで空気の乾燥を防ぎ、体から水分が奪われるのを防ぐことができます。

これらの方法を実践することで、冬場でも適切な水分補給を心がけることができます!!

いかがだったでしょうか?

まだまだ乾燥が続く季節ですのでスキンケアなどの外側からのケアだけではなく、内側からのケアもしっかりしていきたいですね!

 

寒い季節でもしっかりと水分補給を行い、健康的な冬を過ごしましょう!

 

妊娠中に歯の検診を受けたほうが良いのはどうして?

2024年01月27日 08:22

新しい家族を迎える喜びは、何物にも代えがたい喜びでしょう。ただ妊娠中は、様々なお口のトラブルに見舞われやすい時期でもあります。そんなトラブルをできるだけ防ぐためには、妊娠中の定期検診がお勧めです。今回は、妊娠中に検診を受けたほうが良い理由についてお話をいたします。

なぜ妊娠中はお口のトラブルが起きやすくなるの?

妊娠すると、ホルモンバランスの変化により、非妊娠時に比べて体に様々なことが起こります。それに伴い、お口の中の状況も変化し、口腔内にもいくつかのトラブルが起こりやすくなります。中にはお腹の赤ちゃんやお母さんの健康を脅かすトラブルもあるため、注意が必要です。

つわりによる口腔内トラブル

妊娠初期に起きやすいトラブルは、つわりによる口腔衛生の保ちにくさです。つわりは主に妊娠初期に起こり、気持ち悪さ、嘔吐など辛い症状が起こる方が大半です。つわりがあると、歯磨きさえも辛く、しっかりと磨けないため汚れが残りがちになります。その結果、むし歯や歯周病、口臭が発生しやすくなります。また常に何か口にいれておかないと辛い方も、むし歯リスクが高くなってしまいます。

ホルモンバランスの変化による妊娠性歯肉炎

妊娠中はホルモンバランスの変化で、歯ぐきが腫れて出血しやすい、歯肉炎の状態が起こりやすくなります。この状態を妊娠性歯肉炎と言い、出産後はしぜん回復することもありますが、悪化すると歯周病へ進行してしまう可能性があります。

歯周病による早産および低体重児出産

妊娠中の歯肉炎が悪化して歯周病になると、早産になる恐れがあります。歯周病による炎症性物質が分泌され、それが引き金となって子宮収縮を促してしまいます。子宮収縮が起こると赤ちゃんの肺などがまだ未熟なまま出産を迎える早産になってしまう恐れがあります。

もういつ生まれても良い時期の赤ちゃんと比べると、早産で生まれた赤ちゃんは体も小さく低体重で、肺の機能も未熟なため注意が必要です。

妊娠中に検診を受けることのメリットとは

妊娠中はお口のトラブルが起こりやすく、特に歯周病は早産や低体重児出産のリスクが高くなることから、安定期の時期などに歯科医院で検診を受けておくことをお勧めします。妊娠中に検診を受けておくことで、むし歯や歯周病のリスクを低減させることが可能になります。早めに処置を受けておくことで、症状の悪化を防ぐことができます。特に歯周病は赤ちゃんにとってもお母さんにとっても、良くない結果をもたらすことになってしまう可能性があるため、歯石除去やクリーニングでお口の中を清潔にしておきましょう。

出産間際はお腹が大きくなって長時間診察台に座っているのは辛いでしょうし、産後は赤ちゃんのお世話で忙しくなるため、歯が痛くなってもなかなか通院できないでしょう。母子ともに健康で過ごすためにも、赤ちゃんが生まれるまでに是非検診を受けて下さいね。

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冬のスーパーフードとは!

2024年01月20日 10:43

こんにちは!遅くなりましたがあけましておめでとうございます!

今年も何卒よろしくお願い申し上げます!!

 

まだまだ寒いですね😢

冬の寒さは私たちの生活に多くの影響があり、食生活においても季節に合わせた工夫が重要となるんです!

特に歯の健康においては、栄養素が豊富なスーパーフードを積極的に取り入れることで、寒さに負けない丈夫な歯を維持することができます!

 

サツマイモは、甘みと栄養価の高さから冬のスーパーフードとして注目されています。ビタミンAが豊富で、これは歯や歯茎の健康をサポートするだけでなく、視力の維持や免疫機能の強化にも役立ちます。また、サツマイモはマグネシウムも含んでおり、これはカルシウムと協力して骨や歯を強くします。

カボチャもまた、ビタミンA、C、Eといった抗酸化ビタミンが豊富で、これらは歯茎の健康を保ち、抗炎症作用があるため歯周病の予防にも効果的です。ニンジンに含まれるベータカロテンは体内でビタミンAに変換されるため、これらの野菜をバランスよく摂取することで、歯と全身の健康をサポートすることができます。

また、冬にはクリスマスやお正月といったイベントがあり、つい甘いお菓子を食べ過ぎてしまうことがありますが、歯科医としては砂糖の摂取量が気になるところですよね!

砂糖は虫歯の大きな原因となりますので、おやつ選びでは砂糖を控えた選択肢をご紹介します!

 

ドライフルーツやナッツは天然の甘みや栄養があり、歯にとっても良いおやつです!特にナッツは噛む力を強くし、唾液の分泌を促進するため、口腔内環境を整える効果があります。しかし、ドライフルーツは粘着性があるため、食べた後はしっかりと歯磨きをすることが大切です!

ダークチョコレートはカカオ含有量が高いほど抗酸化物質が豊富であり、適量であれば歯にとってもメリットがあります。食べ過ぎには注意してくださいね😊

 

冬の時期は風邪やインフルエンザなど体調を崩しやすい時期でもありますよね。免疫力を高めるためにもビタミンCを多く含む柑橘類や、亜鉛を含む牡蠣などの海産物を積極的に取り入れることをおすすめします!

これらの栄養素は体の抵抗力を高めるだけでなく、口腔内の健康維持にも関係があるんです!

さらに、冬は特に室内の暖房による乾燥が気になる季節です。乾燥は口腔内の唾液量を減少させるため、虫歯や口内炎などのリスクを高めます。冬は特に水分補給を意識し、カフェインの少ないハーブティーや温かいスープなどを積極的に摂取することがおすすめです!

 

最後に、食事だけではなく普段の歯磨きやフロス、定期検診が重要となってきます!最近歯石取りしてないな~というそこのあなた!歯石取りをして歯も心もスッキリしませんか?

 

では最後に冬のスーパーフードであるとご紹介したさつまいもを使ったレシピを紹介します!

さつまいものスープ

材料:

  • さつまいも 1本
  • 玉ねぎ 1/2個
  • ニンニク 1片
  • オリーブオイル 大さじ1
  • 野菜ブイヨン 500ml
  • 塩・胡椒 適量

作り方:

  1. さつまいもは皮をむき、一口大に切ります。
  2. 玉ねぎとニンニクはみじん切りにします。
  3. 鍋にオリーブオイルを熱し、玉ねぎとニンニクを炒めます。
  4. 玉ねぎが透き通ってきたら、さつまいもを加えて軽く炒め合わせます。
  5. 野菜ブイヨンを加えてさつまいもが柔らかくなるまで煮ます。
  6. 柔らかくなったらミキサーにかけて滑らかにします。
  7. 塩と胡椒で味を調え仕上げます。

さつまいもと豚肉のレモン炒め

材料:

  • さつまいも 1本
  • 豚ロース薄切り肉 200g
  • レモン汁 大さじ1
  • オリーブオイル 適量
  • 塩・こしょう 少々

作り方:

  1. さつまいもは皮をむき、一口大に切ります。
  2. 豚肉は一口大に切り、塩こしょうで下味をつけます。
  3. フライパンにオリーブオイルを熱し、豚肉とさつまいもを炒めます。
  4. 両面に焼き色が付いたらレモン汁を絞り入れ、蓋をして蒸し焼きにします。
  5. 水分が飛んできたら完成です。

いかがだったでしょうか。見たことがないさつまいもを使ったレシピもあったのではないでしょうか!

ぜひ冬のスーパーフードを使ってお料理してみてはいかがでしょうか!

まだまだ寒い日が続きますので風邪などひかないようにスーパーフード乗り切りましょう!!

 

インプラントの寿命ってどのくらい?

2024年01月18日 23:11

自然な噛み心地、美しい見た目そして他の歯に影響を与えにくいといったメリットを持つ人工歯根、インプラント。インプラントは自費治療で高額な費用がかかるため、できる限り長持ちさせたいとお考えだと思います。ではインプラントの寿命はどのくらいなのでしょうか。

インプラントの平均的な寿命は?

欠損部分の補綴治療には入れ歯、ブリッジ、そしてインプラントがあります。どの治療も失った歯の部分を補うために必要な治療ですが、それぞれの寿命もまた違います。入れ歯は平均で4~5年、ブリッジは7~8年と言われています。これに対し、インプラントの平均寿命は10~15年と言われており、入れ歯やブリッジと比べると、かなり長持ちさせることが可能です。

またお手入れがきちんと出来ていれば、30年以上維持できることもあります。耐久性の良さも、インプラントの良さの一つと言えるでしょう。

自費治療で高額な費用が必要となるインプラントですが、入れ歯やブリッジを何度か作り替えると、当然その分費用がかかってきます。入れ歯やブリッジの再治療を何度も行うことと、インプラントを長持ちさせることを比較すると、最終的にかかった費用はそれほど大きく変わらない、と考えられるでしょう。

インプラントの寿命を縮めてしまうトラブルとは?

インプラントは、きちんとお手入れができていれば、かなり長い期間良い状態を維持することが可能です。

しかし、インプラントに悪影響を及ぼすような状況が続くと、インプラントの寿命を縮めてしまいます。

インプラント周囲炎

インプラント周囲炎とは、インプラントの周りに付着したプラークにより歯ぐきが腫れる感染症です。歯周病と同じで、プラークから出される毒素により、歯やインプラント体を支える歯槽骨が吸収されてしまいます。インプラントにおいてインプラント周囲炎は、最も気を付けなければいけないトラブルです。歯槽骨が吸収されると、インプラント体はグラグラしまい、最悪の場合、インプラント体が抜け落ちてしまいます。

噛み合わせの悪さ、歯ぎしりなど

噛み合わせの悪さも、インプラントの寿命を縮める原因になります。また歯ぎしりや食いしばりも上部構造やインプラント周囲炎の原因となり、インプラントの寿命を縮めてしまいます。

インプラントを長持ちさせるためのメンテナンスは必須

インプラントを快適に、そして長持ちさせるために欠かせないのが、定期的なメンテナンスです。メンテナンスは一般的な定期検診と同じような歯石除去やクリーニングの他に、噛み合わせにチェックなども行われます。歯ぐきが腫れてインプラント周囲炎になりかけていないか、上部構造が欠けたりしていないか、そして噛み合わせは正常なのかなどをチェックします。

インプラントはきちんとお手入れや維持管理ができれば、長持ちさせることが可能な治療法です。定期的なメンテナンスを怠らずにきちんと受け、インプラントを長持ちさせて快適な日々を送りましょう。

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ホワイトニング直後は、なぜ飲食を控えたほうがよいのでしょうか

2023年12月27日 10:21

オフィスホワイトニング後やホームホワイトニング後の真っ白になった歯を見ると、とても気分がウキウキするのではないかと思います。ただホワイトニングの白さをできるだけ維持するためには、ホワイトニング直後の飲食を控えたほうが良いことをご存じでしょうか。今回は、ホワイトニング後の飲食の注意点についてお話をいたします。

ホワイトニング直後は特に着色しやすい状態

ホワイトニング後の歯は、着色しやすい状態になっています。そのためホワイトニング直後に飲んだり食べたりすると、せっかく白くなった歯に着色してしまう可能性が高まります。それはなぜでしょうか。

歯の表面には、「ぺクリル膜」という、非常に薄いたんぱく質でできた膜があります。ぺクリル膜は、歯が酸によって溶けるのを防いだり、歯を強くする作用を促進するといった、歯を守る働きを持っています。その一方で、細菌が付着するのを助けてしまう、といった役割を持っています。

ホワイトニングでは、ホワイトニング薬剤によってそのぺクリル膜を剥がし、白く仕上げます。ぺクリル膜を剥がした状態は歯を保護する膜が一時的になくなっているため、色素を取り込みやすい状態になっています。

この状態で色素が付きやすい飲食物を召し上がると、せっかくホワイトニングで白くなった歯の効果が半減してしまうのです。

ホワイトニング後1時間くらいは、色が付きやすい飲食物は口にしないように注意する必要があります。

ホワイトニング直後に控えるべき飲食物とは?

ぺクリル膜がはがれた状態であるホワイトニング後に控えたほうがよい飲食物には、コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレー、ミートソース、ケチャップなど色の濃いものが挙げられます。

その他、タバコのヤニもホワイトニング直後は着色しやすいので要注意です。

つまりホワイトニングをしていなくても着色しやすい飲食物や嗜好品は、ホワイトニング後はより色素を取り込みやすいということになります。

ホワイトニングによる飲食制限でストレスにならないようにしましょう

色素を取り込みたくないといっても、水だけで過ごすことは不可能です。きちんと食事を楽しみながら、白い歯をできるだけキープしたいですよね。あまり神経質になると、ホワイトニング自体がストレスに感じてしまうかもしれません。ホワイトニング直後の飲食を控えることは重要ですが、好きなものを召し上がることは豊かな毎日を送るためにも大事なことです。

色素が付きにくい白っぽい食べ物、つまりヨーグルトやチーズ、牛乳、ホワイトソースを使ったお料理などは比較的色素を取り込みにくいです。

とは言うものの、毎日コーヒーや紅茶を飲みたい方もいらっしゃることでしょう。ぺクリル膜はいちどはがれても、1時間ほど経てばすぐにまた膜が形成され、歯を覆ってくれます。ホワイトニング直後の1時間は水以外の飲食を控え、それ以降は色の濃いものを口にされたあとは水を飲む、お口をゆすぐ、ステイン除去効果のある歯磨き剤で歯磨きをするなどの工夫をしていただくなど、ストレスを感じないように過ごすことが大事です。

 

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年末年始は噛む習慣で食べ過ぎを防ごう!

2023年12月25日 09:37

こんにちは!あっという間に年末年始になりましたね!

楽しい予定がたくさんある方もいらっしゃるのではないのでしょうか?

年末年始は美味しい料理がたくさん。でも、この時期気をつけたいのが「正月太り」です。おせちやお餅など、ついつい食べ過ぎてしまいがちですよね。そんな時に大切なのがしっかり「噛む」ことです。

「噛む」とは、食べ物を口の中でちぎったり、細かくしたりすることです。実はこれは、ただ食べ物を小さくするだけじゃなくて、体にいろいろないいことをしてくれるんです。まず、よく噛むと唾液がたくさん出ます。唾液には消化を助ける成分が入っているので、お腹の中で食べ物がスムーズに消化されます。そして食べたものが体にしっかりと吸収されやすくなります。

さらに、よく噛むと食事に時間がかかるので、お腹がいっぱいになったと感じるのも早くなります。これは脳に「もう大丈夫、満足したよ」という信号を送るからなんです。そうすると、食べ過ぎを防ぐことができるというわけです。

それに、噛む回数を増やすと、顎の筋肉も使うので、顔の運動にもなります。これはまさに一石二鳥ですよね!おいしく食事をして、健康もキープできます!

では、どうやって噛む回数を増やすか。一つの方法は、口に入れる一口の量を少なくすること。小さな一口なら自然と噛む回数も増えますからね。また、食事中に話をしたりテレビを見たりせず、食べることに集中するのも大切です。

この「よく噛む」を心がけるだけで、正月太りを予防できるかもしれません。新年は新しい習慣を始めるチャンス。美味しい料理を楽しみながら、健康的な生活を目指しましょう!

それではよいお年をお迎えください!1年間ありがとうございました!

来年もよろしくお願いいたします!

インビザライン、紛失や破損に注意を

2023年12月15日 13:06

インビザラインをはじめとするマウスピース矯正は、目立たず歯並びを治すことができるということ以外にも、食事や歯磨きのしやすさが大きなメリットとして選ぶ方も多いでしょう。しかしワイヤー矯正と異なり、マウスピース矯正は取り外し式のため、自己管理が悪いと紛失や破損に繋がります。今回は、マウスピース矯正の自己管理の重要性についてお話をいたします。

インビザラインで紛失・破損しやすい原因とは?

インビザラインのマウスピースは、ウレタンという柔らかめの素材で作られています。インビザライン以外のメーカーでは、やや固めのハードタイプのものもあり、メーカーによって若干素材や作りに違いがあります。マウスピース矯正はワイヤー矯正と比べると破損のイメージは少ないかもしれませんが、使い方や状況によってはマウスピースが壊れてしまうこともあります。そしてマウスピースの場合、取り外し式のため外した後、紛失する恐れがあります。ではインビザラインなどで紛失や破損にはどのような原因が考えられるのでしょうか。

インビザラインにおける紛失の原因

・外食のときに取り外して忘れてきた

最も多いのが、外食先でマウスピースを取り外した際にテーブルの上に置いたまま忘れてきた、というケースです。マウスピースを外してティッシュなどで包み、テーブルの上に置いたまま店を後にした、というパターンです。

・旅行や外出先での置忘れ

旅行先や外出先でマウスピースを外し、そのまま置き忘れてきた、というケースもよくあります。特に食後に歯磨きをしようとして洗面台に置いたまま忘れてしまう、というパターンです。

・マウスピースをカバンやポケットなどに入れていた

マウスピースを外して、カバンやポケットに入れておいて失くしてしまった、というケースもあるようです。

インビザラインにおける破損の原因

・マウスピースを嵌めたまま固いものを食べた

マウスピースを外さずに固いものを食べて、マウスピースが破損するケースです。

・乱雑に取り扱ってしまったり、踏んでしまった

マウスピースをケースから出すときなどに乱暴に取り扱うと、マウスピース破損に繋がります。特にハードタイプのマウスピースは要注意です。また誤って床に落とし、踏んで破損した、というケースもあります。

・熱湯消毒をしてしまった

マウスピースは樹脂のため、熱湯などの高温で溶けてしまうことがあります。消毒の際は絶対に熱湯を使わず、専用の洗浄剤を使わなければいけません。

マウスピースは自己管理が大切。丁寧に取り扱いましょう

マウスピースの紛失や破損の原因についてお話いたしました。特に紛失はマウスピース矯正を行ううえで起こりやすいトラブルのひとつです。必ず専用ケースを持ち歩き、マウスピースを外した際は専用ケースに入れるよう、徹底するようにしましょう。

また取り扱いが乱雑であったり、不適切な消毒はマウスピースの破損に繋がります。マウスピース矯正は、自己管理が難しい方には不向きです。ここまでお読みになって、マウスピースの取り扱いに自信がない・・・と思われる方は、ワイヤー矯正のほうが無難かもしれません。

自己管理の下で治療を進めていきますが、もしマウスピースを紛失した、破損してしまったということが起きた場合、速やかに医院に連絡をし,指示を仰ぎましょう。

 

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寒い冬こそ歯医者へいこう!

2023年12月13日 14:23

こんにちは!もうすぐ1年も終わりますね。年末年始の楽しいイベントのためにも健康に過ごしていきましょう!

今回は冬場にお口をきれいに保つことと健康にどのような関わりがあるのか、最後には冬場にピッタリの家計にやさしいレシピもご紹介いたしますのでお楽しみに!

冬場は風邪やインフルエンザが流行しやすい季節であり、口腔衛生はこれらの疾患の予防において非常に重要です。口内は多くの細菌やウイルスが存在する場所であり、不十分な口腔ケアはこれらの病原体の増殖につながりかねません。そのため、毎日の歯磨きは欠かせません。特に、風邪を引いた際には、使用している歯ブラシを新しいものに交換することで、感染したウイルスや細菌を除去し、再感染を防ぐことが推奨されます!

さらに、唾液は自然な抗菌作用を持ち、口内環境を健康に保つために欠かせない役割を果たします。十分な水分補給とバランスの取れた食生活を心がけることで、唾液の分泌を促し、口内の自浄作用を促すことができます。また、冷たい空気は唾液の分泌を減少させることがあるため、室内では加湿器を使用するなどして適切な湿度を保つこともおすすめです!

歯科医院での定期的なクリーニングや検診も、プラークや歯石の除去により、口内環境を健全に保ち、全身の免疫力を高める助けとなります。免疫力が低下していると、風邪やインフルエンザにかかりやすくなるため、定期的な歯科診察は予防策としても有効です。

 

このように、日々の口腔ケアと定期的な歯科チェックは、冬場の風邪やインフルエンザから身を守るために非常に重要です。健康な口内環境を維持することで、感染症のリスクを減らし、冬の健康管理をしていきましょう!

今日おすすめするのは「根菜と豚肉の味噌炒め」です!お野菜とりたいけど食品の値上げがあってなかなか多く野菜が取れない、レパートリーがないなどのお悩みはありませんか?

根菜と豚肉の味噌炒めは、寒い季節にぴったりの温かい料理で、旬の野菜が多いためいため栄養もたっぷりです。また比較的リーズナブルな価格で買うことができる食材が多いところもポイントです!!

材料(4人分):

  • 豚肉(薄切りまたは切り落とし):200g
  • 人参:1本
  • ごぼう:1本
  • 大根:10cm程度
  • しいたけ:4個
  • さやいんげん:10本
  • ごま油:大さじ2
  • 酒:大さじ1
  • 砂糖:小さじ1
  • 味噌:大さじ2~3(お好みで量を調整)
  • みりん:大さじ1

作り方:

  1. 人参、ごぼう、大根は皮を剥き、細切りにする。しいたけは薄切りに、さやいんげんは斜め切りにする。
  2. 豚肉は一口大に切る。
  3. フライパンにごま油を熱し、豚肉を炒める。
  4. 豚肉の色が変わったら、人参、ごぼう、大根を加えて炒める。
  5. 野菜がしんなりしてきたら、しいたけとさやいんげんを加えてさらに炒める。
  6. 酒、砂糖、みりんを加えて全体に絡める。
  7. 最後に味噌を加え、全体が均一に混ざるように炒め合わせる。

ポイント:

  • 根菜類は炒める前に水気をきちんと切っておくと、シャキッとした食感が楽しめます。
  • 味噌は焦がさないように注意しながら加えてください。
  • 野菜の硬さはお好みで調整してください。歯ごたえを残したい場合は炒め時間を短めに、柔らかくしたい場合は少し長めに炒めてください。

このレシピは基本的なものなので、お持ちの調味料やお好みの野菜を加えてアレンジしても美味しくお召し上がりいただけますよ♪

 

いかがだったでしょうか?

お口の健康を保ち、温かいお食事を取って寒い冬に負けずに過ごしていきましょう!

 

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