噛み合わせが悪いとどんなことが起きやすいのでしょうか

2019年03月24日 09:28

噛み合わせの悪さは見た目の悪さを引き起こすだけでなく、お口の中や体の健康に色々な悪影響を与えます。では噛み合わせの悪さはどんな悪影響があるのでしょうか。噛み合わせを整える歯列矯正の方法と併せてご紹介致します。

噛み合わせが悪いとどのようなことが起こりやすいのか

・虫歯および歯周病のリスク

噛み合わせに問題がある場合、その多くは歯が重なったりデコボコした歯並びといった歯並びの乱れが見られます。この部分に汚れが溜まり、虫歯や歯周病といったトラブルを引き起こしてしまいます。

・顎関節症

噛み合わせがずれているとよく噛むことができず、その結果、顎関節に負担がかかりやすくなります。顎関節症になると口を開けにくい、顎が痛いなどといった症状が起こり、日常生活にも影響が出てしまいます。

・前歯で噛み切ることができない

出っ歯や開咬の場合、前歯がきちんと噛み合いません。そのため前歯で食べ物を噛み切ることができず、食材によっては食べることが難しいでしょう。

・消化不良を起こしやすくなる

噛み合わせが悪くなることでしっかり噛めず、消化不良を起こしやすくなります。よく噛むことで唾液がたくさん分泌され、噛み砕いた食べ物と唾液が混ざり合って胃へ送り込まれますが、よく噛まないことで食べ物と唾液があまり混ざらず、そのまま胃へ送り込まれるため消化が悪くなってしまいます。

・発音が不明瞭になる

不正咬合の種類によっては、発音のたびに空気が漏れたようになってしまうため発音が不明瞭になります。そのため滑舌が悪くなり、人前で話し辛くなってしまいます。

 

噛み合わせを整える歯列矯正の種類について

歯列矯正は歯並びの乱れを整えるだけでなく、正しい噛み合わせに導くことを目的としています。中には歯並びは整っていても、噛み合わせに問題があるため、歯列矯正を必要とするケースもあります。

・ブラケット(ワイヤー)矯正

最もオーソドックスな治療法で、歯にブラケットと呼ばれる小さな装置を取り付け、そこへワイヤーを通して歯を少しずつ動かして歯並びや噛み合わせを整えます。ほとんどの症例に対応しています。

・裏側矯正

歯の裏側に矯正装置を付けて歯並びや噛み合わせを整える治療法です。一見すると、歯列矯正を行っていることがほとんどわかりません。色々な症例に対応できますが、特に出っ歯に対して効果が高い治療法です。一般的なブラケット矯正と比べると費用が高くなります。

・マウスピース矯正

透明なマウスピースを使った目立たない矯正治療です。周りに矯正をしていることを知られたくない方や、受付など職業柄、矯正をしていることがわからないように歯並びや神合わせを整えたい方に最適な矯正方法です。ほとんどの症例に対応できますが、難しい症例の場合、マウスピース矯正が難しい場合があります。

・インプラント矯正

歯ぐきにインプラントアンカーと呼ばれる矯正用インプラントを取り付けて歯並びを改善する方法です。インプラントアンカーを固定源として歯を動かすため、短期間で効率よく歯並びや噛み合わせを改善することができます。

 

噛み合わせに問題がある場合は、早めに歯科医師に相談しましょう

噛み合わせに問題がある場合に起こるトラブルについてお話をいたしました。お口の中で大切なことは、噛み合わせがきちんと整っていることです。ご紹介したとおり、噛み合わせに異常があると様々なトラブルを引き起こしやすくなります。噛み合わせに異常がある場合、早めに歯科医師に相談してみて下さい。

 

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